シナガワグース

 2021年3月31日に閉館した品川駅前の「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」(地上29階、高さ118.84m)です。1971年7月27日に開業した旧「ホテルパシフィック東京」で2011年からは京急のホテルとなっていました。

 閉館後は京浜急行電鉄がトヨタ自動車を共同事業者として新たな複合ビルに建て替える計画が発表されていましたが、現地にはついに解体工事のお知らせが掲示されました。



シナガワグース建屋解体工事 解体工事のお知らせ

 その解体工事のお知らせです。解体工事の名称は「シナガワグース建屋解体工事」で2021年11月1日〜2024年1月31日の工期で大成建設によって解体されます。石綿除去等工事期間が2021年11月15日〜2022年8月31日までとなっているので、ビル本体が解体されるのはその後になるのかもしれません。



シナガワグース建屋解体工事 伐採計画図

 解体工事のお知らせと一緒に掲示されている既存樹木・樹林・生垣 伐採計画図です。板状のホテルでしたが敷地はかなり広く緑の多い場所でしたが、原位置にて保存されるのは大木のクスノキやイチョウ等数本だけでその他の樹木は敷地外に撤去するとのことです。



シナガワグース

 ということで「シナガワグース」は解体されたときにはほぼ木々のない更地となりそうです。



シナガワグース

 そんな「シナガワグース」には窓を使って「アリガトウ」のメッセージが出ています。



シナガワグース

 品川駅前から撮影。「アリガトウ」のメッセージを見て写真を撮っている人もたくさんいました。



シナガワグース

 目の前の歩道橋から撮影。



シナガワグース

 一番駅に近い側にある建物です。



シナガワグース

 このように板状のホテルのため敷地も細長いと思うかもしれませんが、先ほど載せた伐採計画図の通り敷地中央あたりにビル本体があります。



シナガワグース

 裏側から撮影。この裏の緑地も同敷地です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの眺め

 そんな「シナガワグース」の30階にあったレストランチェリー ウィズ スカイバーからの眺めです。

 ところで解体工事のお知らせでは29階建てとなっており場所も傾斜地のため、地下1階部分を地上1階として運用していたようです。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た品川駅

 品川駅です。この辺りには国道上空のデッキ整備や、地上10階、最高高さ59mの駅ビル整備など大きく変貌します。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た高輪ゲートウェイ駅

 隈研吾氏の建築デザインによる「輪ゲートウェイ駅」の夜景です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 品川の超高層ビル群の夜景です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)跡地の再開発ビル

 「シナガワグース」の最後のホテルだった「京急EXホテル品川」のロビーでは、閉館前にパネル展が行われていたのですが、そこに展示されていた再開発後のビルの完成予想図です。このように面影は全くない別の超高層ビルへ建て替えられます。京急のIRニュースによると延床面積は約20万崢兇罵囘咾魯フィス・MICE・商業・ホテルとなっており、オフィスにはトヨタ自動車が活用することに合意しています。

■物件概要■
名称:SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)
旧名称:ホテルパシフィック東京
所在地:東京都港区高輪3丁目13-3
用途:ホテル
総客室数:935室
階数:地上29階、塔屋2階、地下3階
高さ:118.84m
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
敷地面積:23,022.88
建築面積:7,616
延床面積:82,735.66
建築主:京浜急行電鉄
設計者:坂倉建築研究所、東京建築研究所、桜井建築設備研究所、森村協同設計事務所
施工者:鹿島建設、東急建設
工期:1971年6月竣工