イメージパース[出典：東京都港区]
三田駅直結となる「(仮称)春日ビル建替計画」(地上20階、高さ99.76m)の完成予想図です。中央日本土地建物による新築オフィスビルで現地建築計画のお知らせより、清水建設を施工者として2023年7月1日に着工することが判明しています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
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NEC春日ビル
2023年01月08日08:30
イメージパース[出典：東京都港区]
三田駅直結となる「(仮称)春日ビル建替計画」(地上20階、高さ99.76m)の完成予想図です。中央日本土地建物による新築オフィスビルで現地建築計画のお知らせより、清水建設を施工者として2023年7月1日に着工することが判明しています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
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2022年07月12日07:30
イメージパース[出典：東京都港区]
田町駅近くで計画されている「(仮称)春日ビル建替計画」の港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧が開始され概要が明らかになりました。
規模は地上20階、地下3階、高さ約100m、敷地面積約5,140�屐�延床面積約5万5000�屐⊆舁徑囘咾六�務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場、事業者は中央日本土地建物となっています。現在は清水建設によって「春日ビル（NEC春日ビル）」(地上10階、高さ31m、1966年竣工)の解体工事が行われており、新築工事は解体後の2023年度着工、2024年度竣工予定となっています。
▼東京都港区（2022年7月11日）
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【（仮称）春日ビル建替計画】
北側のイメージパース[出典：東京都港区]
北側低層部の完成予想図です。建設地は第一京浜沿いで左側（敷地北東側）には「三田」駅の出入口が設けられ、右側（敷地北西側）にはバリアフリー動線としてエレベーターが設けられます。
計画建築物断面図(南北断面)[出典：東京都港区]
フロア構成は地下に駐車場、低層部に店舗、子育て支援施設、カンファレンス等、そして中高層部がオフィスフロアとなります。
計画建築物配置図[出典：東京都港区]
敷地は第一京浜とJRの線路に挟まれており周囲には緑地が整備されます。
緑化計画図[出典：東京都港区]
環境影響調査書案には敷地北側と東側に公開空地(広場)を設けるとされいるので、南の線路側はビルの入居者専用の庭となり、西側は開放しない場所となりそうです。
計画建築物立面図(東側)[出典：東京都港区]
田町駅方面から見た東側の立面図です。
計画建築物立面図(南側)[出典：東京都港区]
線路がある南側から見た立面図です。
計画建築物立面図(西側)[出典：東京都港区]
品川駅方面から見た西側の立面図です。
計画建築物立面図(北側)[出典：東京都港区]
第一京浜がある北側から見た立面図です。
計画地位置図(詳細)[出典：東京都港区]
計画地はJR山手線・京浜東北線「田町」駅のすぐ近くで南側には田町駅のホームがあります。また、敷地内には地下鉄のA2出入口があった場所で、地下に潜ると都営浅草線「三田」駅があり、地下通路を少し進むと都営三田線「三田」駅もあります。よって3駅4路線が利用可能な場所となっています。
計画地位置図(広域)[出典：東京都港区]
田町駅周辺では「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上42階、高さ215m)や「田町タワー(TTMプロジェクト)」(地上29階、高さ156m)が建設中で、田町駅前の「森永プラザビル」や「東京工業大学附属科学技術高校」がある場所でも再開発が計画されています。田町駅周辺の超高層化が進んでいます。
2019年12月14日にヘリから撮影した田町駅周辺で赤い網掛けをした建物が解体前の「春日ビル」で「(仮称)春日ビル建替計画」の計画地です。
2015年10月3日のヘリからの空撮で矢印を付けたビルが「春日ビル」です。写真中央に見える大きな空き地は「msb Tamachi（ムスブ田町）」の建設地で、今は「田町ステーションタワーN」(地上36階、高さ180.08m)や「田町ステーションタワーS」(地上32階、高さ168.98m)などが完成しており、現在の景色は全然違ったものとなっています。
2022年6月10日にJR田町駅のペデストリアンデッキから撮影した解体工事中の「春日ビル（NEC春日ビル）」です。清水建設によって2021年12月1日〜2023年6月30日の工期で解体工事が行われています。
眺望景観の変化[出典：東京都港区]
同じ場所から見た完成予想図です。第一京浜沿いは広々とした空間になることがわかります。
同じ場所から第一京浜の品川方面を見ると超高層ビルが3棟見えます。左から「三田ベルジュビル」(地上33階、最高高さ165m)、「住友不動産三田ツインビル西館」(地上43階、最高高さ179.3m)、「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上42階、高さ215m)となっています。これらと比べると高さ100mの超高層ビルでは目立ちませんが、田町駅周辺の超高層ビル群の空白地帯を埋める1棟となります。
田町駅の東側のペデストリアンデッキから見た解体工事中の「春日ビル（NEC春日ビル）」です。4〜10階は総戸数389戸の「UR都市機構田町駅前市街地住宅」となっていました。
駅の目の前が建設地ということがわかります。
第一京浜の品川寄りから撮影。解体工期は2023年6月30日までとなっていますが夏の間に地上部の解体は終わっていそうです。
解体工事のお知らせです。
工事工程[出典：東京都港区]
解体後の新築工事の工事工程です。工期は18ヵ月で着工から10ヵ月後には上棟しているようで、この規模としてはかなり工期が短いです。既存ビルは地下3階まであるのでその解体工事に山留工事なども含まれているのかもしれません。
■物件概要■
事業名：(仮称)春日ビル建替計画
所在地：東京都港区芝五丁目34番
交通：JR山手線・京浜東北線「田町」駅
都営浅草線・三田線「三田」駅
用途：事務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場
階数：地上20階、地下3階
高さ：約100m
敷地面積：約5,140��
建築面積：−
延床面積：約55,500��
事業者：日本土地建物
設計者：清水建設（予定）
施工者：清水建設（予定）
工期：2023年度着工〜2024年度竣工予定
- カテゴリ
- 超高層ビル日記(東京編)
2022年01月23日19:30
田町駅近くの第一京浜沿いにある「春日ビル（NEC春日ビル）」(地上10階、高さ31m、1966年竣工)の解体工事が始まりました。発注者は中央日本土地建物、解体工事を行う施工者は清水建設で2021年12月1日〜2023年6月30日の工期で解体が行われます。
撮影した2022年1月18日時点では解体用の足場が組まれ始めていました。解体後の跡地は「(仮称)春日ビル建替計画」として最高高さ100m、延床面積約55,500�屬濃�務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場で構成されるビルへの建て替えが計画されています。
作業車両の出入口とするためか一部解体されている場所もありました。
4〜10階は総戸数389戸の「UR都市機構田町駅前市街地住宅」となっていました。古いビルだったためか田町駅のすぐ近くとしては格安の家賃でした。
田町駅周辺は超高層ビルやタワーマンションが点在する場所でしたが、徐々に超高層ビルの密度が高くなってきています。
2020年12月18日にヘリから撮影した田町駅周辺の超高層ビル群で、左側の矢印を入れた場所が「春日ビル」です。
計画地位置図(広域)[出典：港区]
計画地は田町駅の近くで敷地内には都営浅草線「三田」駅の出入口もりました。そのため再開発ビルとなる「(仮称)春日ビル建替計画」は「三田」駅直結となりそうです。
計画地位置図(詳細)[出典：港区]
線路を挟んだ南側では「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」(地上36階、高さ約178m)の計画もあり、田町駅周辺の差開発はまだまだ続きそうです。
解体工事のお知らせです。
■物件概要■
事業名：(仮称)春日ビル建替計画
所在地：東京都港区芝五丁目34 番
用途：事務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場
階数：不明
高さ：約100m
敷地面積：約5,140��
延床面積：約55,500��
事業者：日本土地建物
工期：2022年度着工〜2024年度竣工予定
- カテゴリ
- 超高層ビル日記(東京編)
2020年12月03日07:34
田町駅近くの「春日ビル」(地上10階、1966年竣工)が高さ100mの高層ビルへ建替えられることが港区より公開された環境影響調査計画書より判明しました。
事業名は「(仮称)春日ビル建替計画」で、事業者は日本土地建物、敷地面積約5,140�屐�延床面積約55,500�屐∈嚢盥發�100mとなる高層ビルで事務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場で構成されます。
これは少し離れた高台から2020年3月15日に撮影した「春日ビル」です。もっと近くから撮った記憶もありますが軽く探しても見つからなかったので諦めました…(^^;)
ところで「春日ビル」は「NEC春日ビル」や「UR都市機構田町駅前市街地住宅」と言った方が正しい呼び方なのかもしれません。UR賃貸でよく家探しをしていましたが、ここは場所はいいのに古く狭いため結構安かった記憶があります。
▼東京都港区：環境アセスメント（2020年12月1日）
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【（仮称）春日ビル建替計画】
計画地位置図(詳細)[出典：港区]
建設地はJR田町駅のすぐ近くで第一京浜とJRの線路に挟まれた場所で、都営浅草線・三田線「三田」駅は地下道を経由して計画地内に設ける出入口から直接アクセスできるようになります。
計画地位置図(広域)[出典：港区]
田町駅近くの第一京浜沿いでは「(仮称)三田三・四丁目第一種市街地再開発事業」(地上42階、高さ215m)や「(仮称)TTMプロジェクト」(地上29階、高さ160m)といった再開発が進行中で、それらのビルと比べると高さ100mは低く感じてしまいますが、田町駅周辺の超高層ビル群を繋げるビルの一つとなりそうです。
撮影日がだんだん古くなっていきます。2019年12月14日にヘリから撮影した田町駅周辺です。赤い網掛けをした建物が「春日ビル」で「(仮称)春日ビル建替計画」の計画地です。
そのすぐ上は東京工業大学の田町キャンパスで大規模な再開発が計画されています。「(仮称)春日ビル建替計画」と東工大の再開発で超高層ビルが建設されると、分断されている田町駅周辺の超高層ビル群が繋がることになります。
2016年10月15日のヘリからの空撮です。矢印を付けた場所が「春日ビル」です。
2015年10月3日のヘリからの空撮です。写真中央の大きな空き地は「msb Tamachi（ムスブ田町）」の建設地で、今は「田町ステーションタワーN」(地上36階、高さ180.08m)と「田町ステーションタワーS」(地上32階、高さ168.98m)といった超高層ツインタワーが建っています。
田町駅周辺は再開発の余地がありそうな場所が複数あるので、今後もこうしてポツポツと再開発計画が出て来るのかなと思っています。
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