SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)

 品川駅西口前の「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」(地上30階、高さ112.5m)です。旧「ホテルパシフィック東京」と言った方がわかりやすいでしょうか。現在は「京急EXホテル品川」として営業していますが「シナガワ グース」が本日2021年3月31日に閉館することに伴い、本日の宿泊をもってホテルの営業も終了します。

 今後は解体されトヨタ自動車を共同事業者として新たな複合ビルが建設される計画となっています。階数、高さは不明ですが延床面積約20万崢供⇒囘咾魯フィス・MICE・商業・ホテル等で計画されておりオフィスはトヨタ自動車が活用します。21年度初め頃には解体工事に着手し2024年頃までの完成を目指すとされています。

▼京浜急行電鉄:IRニュース(2020年4月6日)
品川駅西口地区におけるシナガワ グース敷地を活用した当社開発に関するお知らせ

▼SHINAGAWA GOOS
公式HP



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)

 ということで一度も行ったことがなかったので2021年3月20日に見納めに行ってきました。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)

 エントランスです。天井の照明が印象的でした。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの眺め

 見納めに使ったのは30階のレストランチェリー ウィズ スカイバー。行こうと思い立ったときには土日の昼間はウエディング系が入っていたので18時からの食事に行ってきました。

 ここに行ったら見たかったので高輪ゲートウェイ駅前に出土した「高輪築堤」の遺構。もう暗くなり始めていましたがギリギリ見ることができました。大きな溝がある場所が「高輪築堤」です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た高輪築堤

 「高輪築堤」にズームです。望遠レンズに変えた頃にはさらに暗くなっておりあまりキレイに撮れずでした。

 この「高輪築堤」の一部は現地で保存される計画で、高輪ゲートウェイ駅前の再開発で建設される超高層ビルのうち1棟の設計を見直すとのことです。残りの遺構は移築や埋め戻す方針とのことです。高輪ゲートウェイ駅前の再開発が終わると次にまた再開発があるのは100年後とかになると思いますが、そのときにはまた「高輪築堤」が掘り起こされ同じような議論が起きるのかもしれませんね。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの眺め

 「シナガワ グース」の30階からの眺めです。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの眺め

 品川駅です。北側にコンコースや北口駅前広場の整備が計画されていますがその工事ですかね。超高層以外はキチンと調べていないのでイマイチよくわかっていません。

▼JR東日本:ニュースリリース(2019年2月26日)
品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た品川駅

 品川駅です。周辺は再開発が進んでいますが駅舎はちょっと古さを感じます。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た飛行機

 こうして撮っているとすぐ上を飛行機が何機か通り過ぎていきました。この辺りからだと結構近いです。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 夜景です。東京タワーと高輪ゲートウェイ駅が目立っていますが、右側には東京スカイツリーがギリギリ見えています。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た高輪ゲートウェイ駅

 隈研吾が建築デザインした夜の『高輪ゲートウェイ駅』はいいですね。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)から見た高輪ゲートウェイ駅

 今はこうして目立っていますが目の前に再開発ビルが建ち並ぶとまた雰囲気が変わりそうです。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 品川駅周辺の超高層ビル群です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 羽田空港の高さ制限がなければもっと高い超高層ビルが建ち並んでいたかもしれませんね。



京急EXホテル品川 閉館まであと12日

 「京急EXホテル品川」のロビーです。閉館までのカウントダウンがありました。



ホテルパシフィック東京の建設前

 その隣では建設前から現在に至るまでの50年間の歴史パネル展が開催されていました。本日までの開催です。



建設中のホテルパシフィック東京

 1969年7月の基礎工事着工時の様子です。



建設中のホテルパシフィック東京

 1970年4月には鉄骨建方がスタートし、1フロア5日のペースで進み1970年9月には最上階に達したとのことです。約5ヵ月で30階まで達するとはなかなかのペースです。



建設中のホテルパシフィック東京

 そして1970年10月8日には上棟式が行われ最後の鉄骨が上がっていったとのことです。こういった盛大な上棟式って今でもやっているところはあるんですかね?長年超高層ブログをやっていますが上棟式の話は聞いたことがありません。



建設中のホテルパシフィック東京

 1970年8月から12月にかけては外壁の取付作業が行われました。有田焼タイルを打ち込んだコンクリートパネルで光線の状態により七色に変化するとのことです。



ホテルパシフィック東京

 そして1971年7月27日に「ホテルパシフィック東京」として開業しました。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)跡地の再開発ビル

 今後は解体され面影は全くない別の超高層ビルへ建て替えられます。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)

 そんなパネル展を後にして外から見た「ホテルパシフィック東京」です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)

 ホテル部の「京急EXホテル品川」は明日のチェックアウトを最後に営業終了します。こうして窓明かりがあるのは今夜が最後となりそうです。解体工事のお知らせはまだ見当たりませんでしたが見納めするなら今のうちです。

■物件概要■
名称:SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)
旧名称:ホテルパシフィック東京
所在地:東京都港区高輪3丁目13-3
用途:ホテル
総客室数:935室
階数:地上30階、塔屋3階、地下3階
高さ:112.5m
敷地面積:23,022.88
建築面積:7,616
延床面積:82,730
建築主:京浜急行電鉄
設計者:坂倉建築研究所、東京建築研究所、桜井建築設備研究所、森村協同設計事務所
施工者:鹿島建設、東急建設
工期:1971年6月竣工