超高層マンション・超高層ビル

タワーマンションに住みながら全国の超高層マンション、超高層ビルの建設現場を撮り歩いているブログです。
2005年5月1日から毎日更新し続けている超高層ビル専門ブログです。

(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

札幌駅前で地上46階、高さ250m、39万5000屬猟狭眩悒咼襪2023年着工!北海道新幹線札幌駅の高架橋工事は2022年度着工!

札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発 施設イメージ
施設イメージ[出典:JR北海道]

 札幌駅に隣接した北5西1・西2地区の大規模再開発「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について、JR北海道よりマスターアーキテクト(全体デザイン監修)として建築家の内藤廣氏を招聘し、建物の設計業務を担う日本設計とともに施設全体のデザイン監修を担当することが発表されました。また、北海道新幹線札幌延伸に向けた工事についての情報も発表となっています。

 今回のニュースリリースで施設イメージが公開されましたが今後デザインを具体化していく予定とのことなので、現時点の施設イメージは形だけと思っていた方が良さそうです。

 施設規模は地上46階、地下4階、高さ約250m、延床面積約39万5000屐⊆舁徑囘咾肋Χ函業務、宿泊、バスターミナル、駐車場、DHC・CGS(地域冷暖房・熱電併給システム)、2023年着工、2029年秋の開業予定となっています。ただ、早期開業を検討しているとのことなので2028年末か2029年前半に開業するかもしれません。

 事業主体は札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合で理事長は札幌市、副理事長は北海道旅客鉄道(JR北海道)、理事は札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズとなっています。

▼JR北海道:ニュースリリース(2021年9月15日)
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発のマスターアーキテクトの選定について
【社長会見】北海道新幹線札幌延伸に向けた工事について



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発 配置図
配置図[出典:JR北海道]

 計画地は札幌駅前の「JRタワー」(地上38階、高さ173m)の隣で「札幌エスタ」や駐車場がある一帯です。新幹線札幌駅は現在のJR札幌駅のホームがある場所より千歳空港側に建設され、再開発ビルは新幹線札幌駅の目の前に位置しています。



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発 施設構成
施設構成[出典:JR北海道]

 低層棟と超高層棟の低層部は商業施設となり、1階部分にはバスターミナルが整備されます。超高層棟の中層部はオフィスフロアとなり高層部はホテルとなります。ホテル部は隣の「JRタワー」(地上38階、高さ173m)よりも高い位置となるようです。



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発

 「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地の空撮です。「北5西2街区」は商業施設の「札幌エスタ」がある場所で低層棟が建設され、駐車場となっている「北5西1街区」に地上46階、高さ250mの超高層ビルが建設されます。すぐ隣は新幹線札幌駅となります。



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発

 「JRタワー」の展望台から撮影。昔からこの広大な駐車場があり駅前なのにもったいないと思っていましたが、中途半端な超高層ビルが建つよりも、高さ250mという東京以北では最も高い超高層ビルの建設に繋がったので土地が残っていて良かったです。



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発

 地上から撮影。左側にある「札幌ESTA」も再開発に含まれます。ESTAは「JRタワー」の低層部に入る商業施設「札幌ステラプレイス」と接続しているので、再開発ビルも接続されるものと思われます。



札幌駅周辺状況
札幌駅周辺状況[出典:JR北海道]

 ところで札幌駅周辺では北海道新幹線札幌延伸に伴い札幌駅構内の改修工事が行われています。そして2022年度からは在来線高架橋の南側に新幹線構造物を構築する新幹線高架橋工事に着手します。JR北海道による施工範囲は延長約800mで2022年夏から段階的に着手する予定となっています。



断面図(ホーム階)
断面図(ホーム階)[出典:JR北海道]

 札幌駅構内では11番線ホーム新設工事が行われ、2022年10月頃に11番線ホームの使用を開始すると1番線を廃止します。そして2番線のホーム幅を縮小し新幹線高架橋を構築します。まとめると在来線を北側(図の左側)にずらして、南側(図の右側)に新幹線を通す工事となります。



新幹線札幌駅・再開発ビルの工事工程s
新幹線札幌駅・再開発ビルの工事工程[出典:JR北海道]

 全体の工事工程です。北海道新幹線も高さ250mの超高層ビルも着々と工事が進んで行きそうです。実家は札幌の郊外にあるのですがすぐ近くに「JRタワー」が遠くに見える場所があります。そこから高さ250mの超高層ビルが見えて来る日が楽しみです。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北5条西1丁目、西2丁目、及び西3丁目の一部
用途:業務、商業、宿泊、駐車場、バスターミナル等
階数:地上46階、地下4階
高さ:約250m(最高高さ)
構造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
施工区域:約3.4ha
事業区域:約2.5ha
建築面積:約22,500
延床面積:約395,000
建築主:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
参加組合員:札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ
設計者:日本設計
工期:2023年度着工〜2029年度竣工予定
開業:2029年秋予定

札幌駅前に高さ250mの超高層ビル!地上46階「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価方法書が公開

(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 断面計画
断面計画[出典:札幌市]

 札幌駅の南口で計画されている「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価方法書が公開されました。規模は地上46階、地下4階、最高高さ約250m、延床面積約39万5000屬箸いε豕以北では最も高い超高層ビルとなります。

 同再開発は最高高さ約255mのA案と最高高さ約200mと約150mのツインタワーとするB案があり、シンボル性の高いA案に決定したと報道されていました。A案でもB案でも延床面積は約41万7000屬世辰燭里如高さは5m、延床面積は約2万2000屬曚A案より規模縮小したことになります。大きく規模縮小することがなく良かったです。

 

▼札幌市(2021年4月28日)
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価方法書



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:札幌市]

 「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」は図の左側の「北5西2街区」と右側の「北5西1街区」に分かれています。「北5西1街区」が超高層棟で低層部は商業施設、中高層部はオフィス・ホテルフロアとなります。「北5西2街区」は低層の商業施設となりますが機械室を含めると高さは約85mとそこそこの高さがあります。マンションだと27階程度の高さです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 歩行者動線のイメージ
歩行者動線のイメージ[出典:札幌市]

 両棟は2階以上で接続され1階部分には既存の道路が通り、両棟の1階部分にはバスターミナルが整備されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 詳細位置図
詳細位置図[出典:札幌市]

 札幌の中心部は碁盤の目状になっており、左下の北4条西3丁目では地上40階、地下6階、最高高さ約220m、延床面積約23万屬痢(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 現在の札幌駅は「JRタワー」(地上38階、高さ173m)がランドマークとなっていますがこれを超す超高層ビルが2棟建設されることになります。「JRタワー」の影は薄くなりますが北国を代表する超高層ビル群となりそうです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 広域位置図
広域位置図[出典:札幌市]

 建設地はJR札幌駅の目の前で、すぐ下には市営地下鉄東豊線「さっぽろ」駅もあります。また、この図には描かれていませんが延伸工事中の北海道新線の札幌駅の目の前に位置しています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地の空撮です。低層棟となる「北5西2街区」は商業施設の「札幌エスタ」がある場所で、地上46階、高さ250mの超高層ビルが建設される「北5西1街区」は駐車場として利用されています。そのすぐ隣に新幹線の札幌駅が建設されます。

 新幹線の札幌駅は在来線からは少し離れていますが、同再開発と新幹線の札幌駅を一体とするため在来線の場所にホームを作る案などには難癖をつけて今の位置にしたと言われています。多少は不便な位置かもしれませんがこの再開発に繋がっているとするならばそれで良かったと思います。それに新神戸や新大阪、新横浜駅のように中心部に行くにはとりあえず乗り換えが必要な駅よりは便利ですね。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「JRタワー」の展望台から見た「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の「北5西1街区」側です。ずっと昔から駅前にこの広大な駐車場がありましたがようやく再開発が始まります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「札幌エスタ」のデッキから見た「北5西1街区」です。左端に見えるタワーマンションは「プレミスト札幌ターミナルタワー」(地上38階、最高高さ128.1m)です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 別角度からもう1枚。右奥のタワーマンションは「シティタワー札幌」(地上31階、最高高さ105.45m)です。重なってわかりにくいですが賃貸のタワーマンション「パシフィックタワー札幌」(地上31階、最高高さ101.01m)と並んでいます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 反対側から撮影。左の白いビルが「札幌エスタ」で同再開発によって「北5西2街区」として建て替えが行われます。中央は現時点で北海道一の高さを誇る超高層ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)ですが「北5西1街区」に地上46階、高さ250mの超高層ビルが建設されるとこの位置からは見えなくなりそうです。

 ちなみにその右側に見えるタワーマンションは「D'グラフォート札幌ステーションタワー」(地上40階、最高高さ143.15m)で現時点では北海道で最も高いタワーマンションですが、この写真の右端のちょうど見えないあたりでは「北8西1地区第一種市街地再開発事業」(地上48階、最高高さ175.20m)が建設中で、こちらが北海道はもちろん関東以北で最も高いタワーマンションとなります。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北5条西1丁目、西2丁目、及び西3丁目の一部
用途:業務、商業、宿泊、駐車場、バスターミナル等
階数:地上46階、地下4階
高さ:約250m(最高高さ)
構造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
施工区域:約3.4ha
事業区域:約2.5ha
建築面積:約22,500
延床面積:約395,000
建築主:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
参加組合員:札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ
工期:2029年度竣工予定

札幌駅前に高さ255mの超高層ビルを建設へ!北海道新幹線札幌延伸に合わせた再開発に!

(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 何日か前から情報が出ていたのでもう知っている方も多いと思いますが、札幌駅南口で計画されている「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の再開発ビルの高さが255mの案に確定したとの報道がありました。これは2019年6月のセスナからの空撮ですが「JRタワー」の左側の広大な駐車場が高さ255mの再開発ビルの建設地となります。

 同再開発は最高高さ約255mのA案と、最高高さ約200mと約150mのツインタワーとするB案で計画されていましたが、シンボル性の高い高さ255mのA案に決まったとのことです。5月までに詳細を固め施設利用方針などを盛り込んだ基本計画を策定するとのことなので、その頃には完成予想図を含めて正式に発表があるかもしれません。

 当初は「渋谷スクランブルスクエア」(地上47階、高さ229.705m)と同規模を目指すといった発表でしたが決定した計画はまさの「渋谷スクランブルスクエア」超え。驚きです。

▼北海道新聞(2021年3月13日)
札幌駅新ビル255メートル 市が構想案確定 高さ道内一に(リンクはヤフーニュース)

▼北海道ニュースUHB(2021年3月18日)
高さ255m…札幌駅前に"超高層ビル" 新幹線とつながる「シンボル拠点」一足先に体感(リンクはヤフーニュース)



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 南北断面計画(A案)[出典:札幌市]

 「計画段階環境配慮書」で公開されたA案の断面図です。点線で現在北海道で最も高い超高層ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)が描かれていますが、隣に高さ255mの超高層ビルが建設されると小さく見えてしまいそうです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 東西断面計画(A案)[出典:札幌市]

 並べて見るとこの通り1フロアの大きさも桁違いです。「JRタワー」の前には「札幌エスタ」がありますが解体して高さ約64m、最高部高さ約85mのビルも建設し、超高層棟と低層部で繋がる計画となっています。超高層棟の中層階はオフィス、高層階はホテルとなる計画です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 配置計画(A案)[出典:札幌市]

 計画地の北側にはJR札幌駅がありますが、再開発ビルの目の前は延伸工事中の北海道新幹線の札幌駅となり4階部分で直結される計画となっています。北海道新幹線の札幌駅は2030年度末の開業予定となっていますが、それに間に合うよう2023年着工、2029年秋の完成を目指しています。



札幌駅交流拠点北5西1・西2地区再開発
創成東地区との連携[出典:JR北海道]

 このように「北5西1街区」は新幹線の札幌駅と接続され、創成川通をはさんだ東側にも新幹線の改札口の設置が検討されています。その東改札の南側にも大きな駐車場があるのでこちらでも再開発があるかもしれません。また、北側には札幌中央郵便局があるのでこちらも将来は再開発があるかもしれません。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 比較
配慮書段階において比較検討する複数案[出典:札幌市]

 A案とB案の比較です。延床面積は約41万7000屬A案もB案も同じ規模で、主要用途も両案とも業務、商業、宿泊、駐車場、バスターミナル等となっていましたがA案になって本当に良かったです。

 すぐ近くでは「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が計画されておりこちらは高さ約240mのA案、高さ約190m、160mのB案がありますが、こちらもA案になると札幌駅前に高さ200m超えの超高層ビルが並ぶことになります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
位置図[出典:JR北海道]

 計画地は2030年開業予定の新幹線札幌駅の隣接地で、商業施設の「札幌エスタ」がある場所も含まれます。現在は広大な駐車場となっている場所が「北5西1街区」、「札幌エスタ」がある場所が「北5西2街区」として再開発されます。

 新幹線の札幌駅の設置場所を決めるときに在来線ホームを転用する案、地下に設置する案などもあったのですが、JR北海道はここしか無理だと言い張り現在の位置に決定しています。以前見た記事では他の場所でも設置可能でしたが、この再開発に繋げるためにこの位置を主張したと書かれていました。結果、高さ255mの超高層ビルが建つならばこの位置に新幹線の駅ができることになって良かったです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 ただ、新幹線の札幌駅は在来線の札幌駅とは少し離れた青い網掛けをした場所あたりとなります。在来線への乗り換えが便利とは言えない場所かもしれませんが、この位置に新幹線の駅を設置することにより完全な駅前とは言えなかった「北5西1街区」が完全な駅前立地に生まれ変わります。

 赤い網掛けをした場所が「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地で、手前の「北5西1街区」に高さ255mの超高層ビルが建設されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 2020年1月に「JRタワー」(地上38階、高さ173m)の展望台から見た「北5西1街区」です。ここに高さ255mの巨大な超高層ビルが建設されるためこちら側の景色はほとんどなくなります。今のところ再開発ビルにも展望台が設置されるといった情報はありませんが、5月までに詳細を固めるとのことなのでそのときに展望台も含まれることに期待です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」です。中央が北海道で最も高い超高層ビルの「JRタワー」(地上38階、高さ173m)です。その左が商業施設の「札幌エスタ」です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 エスタのデッキから見た広大な駐車場として利用されている「北5西1街区」です。駅前の広大な駐車場がいつになっても再開発されずもったいないなと思っていましたが、中途半端な再開発はせずにずっと寝かせておいて高さ255mの超高層ビル開発に繋がったのは本当に良かったです。

 ただ、札幌では北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) 前に高層部に帝国ホテルが入る高さ185mの超高層ビルが計画があったのですが、結局は高さ約100mのオフィスビルになった前例があるので着工するまでは安心できません。計画通りに255mの超高層ビルが建設されると日本の超高層ビルランキングの上位に入ってくるので楽しみです。ちなみ高さ255mは東京以北では最も高い超高層ビルとなります。

■2030年の日本の超高層ビルランキング(高さ250m以上)■
1位:Torch Tower(トーチタワー)
   地上63階、高さ390m、2027年
2位:虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)
   地上64階、高さ325.24m、2023年
3位:あべのハルカス
   地上60階、高さ300m、2014年
4位:横浜ランドマークタワー
   地上70階、高さ296.33m、1993年
5位:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
   地上52階、高さ284m、2025年
6位:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
   地上49階、高さ265.75m、2023年
7位:虎ノ門・麻布台プロジェクト 西棟(B-1街区)
   地上64階、高さ262.81m、2023年
8位:(仮称)新宿駅西口地区開発計画
   地上48階、高さ260m、2029年度
9位:りんくうゲートタワービル
   地上56階、高さ256.1m、1996年
10位:大阪府咲洲庁舎
   地上55階、高さ256m、1995年
11位:虎ノ門ヒルズ 森タワー
   地上52階、高さ255.5m、2014年
12位:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区
   高さ255m、2029年
13位:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
   地上51階、高さ250m、2025年

高さ255mのA案、高さ200m、150mのB案「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画段階環境配慮書が公開

 札幌駅の南口側の大規模再開発「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について「計画段階環境配慮書」の縦覧が開始されました。その資料によると同再開発にはA案とB案があり、A案は最高高さ約255m、B案は最高高さ約200mと約150mのツインタワーといった計画となっていました。今までは「渋谷スクランブルスクエア」(地上47階、高さ229.705m)と同規模を目指すといった発表で、結局どの程度で計画しているのかはっきりしませんでしたが、出てきた計画は目指すどころか超える計画もあることが分かりました。

▼札幌市(2020年8月3日)
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 南北断面計画(A案)[出典:札幌市]

 その最高高さ255mのA案の断面図です。点線で「JRタワー」(地上38階、高さ173m)が描かれていますが遥かに超える高さとなります。基壇部は周辺の既存建物との連続性に配慮した傘となっています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 東西断面計画(A案)[出典:札幌市]

 この図が実際の大きさの比率だとすると現在、北海道で最も高い超高層ビルの「JRタワー」が小さく見えてしまう規模です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 A案
計画建築物 配置計画(A案)[出典:札幌市]

 A案ではこのようにJRタワーの東側に高さ約255mの超高層棟が配置されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 B案
計画建築物 南北断面計画(B案)[出典:札幌市]

 B案は高さ約200mと高さ約150mのツインタワーで計画されています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 B案
計画建築物 東西断面計画(B案)[出典:札幌市]

 「JRタワー」にはホテル「JRタワーホテル日航札幌」が入っていることもあり、お見合い部屋にはならない配置で計画されています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 B案
計画建築物 配置計画(B案)[出典:札幌市]

 基壇部はA案もB案も同じで高層部をツインタワーにするか1つにまとめるかの違いとなっています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 比較
配慮書段階において比較検討する複数案[出典:札幌市]

 A案とB案の比較です。延床面積は約41万7000屐⊆舁徑囘咾篭般魁⊂Χ函⊇蒜顱駐車場、バスターミナル等でA案もB案も同じとなっています。もう本当に1つにまとめるかツインにするかの違いだけのようです。

 すぐ近くでは「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が計画されておりこちらは高さ約240mのA案、高さ約190m、160mのB案があります。ツインにすると札幌駅南口北4西3地区に抜かれる可能性があるので、北海道で最も高い超高層ビルの称号を確実に得るためにもA案で行くのでは?と思っていますが、札幌駅南口北4西3地区がB案に決定してしまうと、札幌駅交流拠点北5西1・西2地区もB案になってしまうのではとも思っています。両計画とも続報待ちですね。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
位置図[出典:JR北海道]

 計画地は札幌駅の目の前で、現在、商業施設の「エスタ」がある場所が「北5西2街区」で、広大な駐車場がある場所が「北5西1街区」となっています。特に「北5西1街区」は延伸される北海道新幹線の札幌駅の目の前となります。

 ちなみに新幹線の札幌駅の設置場所を決めるときに在来線ホームを転用する案などもあったのですが、他の案は難癖をつけて無理だと言い張りJR北海道が主張する現在の位置に決定しています。昔見たどこかの記事では他の場所でも新幹線のホームを設置可能でしたが、この再開発に繋げるためにこの位置を主張したと書かれていました。JR北海道の鉄道事業は大赤字で稼ぎ頭は不動産業とのことなので本当にそんな気がします。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 2019年6月にセスナから撮影したJR札幌駅前です。赤い網掛けをした場所が「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。手前の「北5西1街区」が高さ255mの超高層ビルが建設されるかもしれない場所です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「JRタワー」(地上38階、高さ173m)の展望台から見たその「北5西1街区」です。ここにはA案だと高さ255m、B案だと高さ200mなのでどちらの案でもこちら側の景色はほとんどなくなりそうです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た「北5西1街区」です。再開発が始まるとこの車はどこへ流れるんでしょうね?広大な駐車場だった場所が再開発で消えるたびに思います(^^;)



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 今年のお正月に撮影したため雪が積もっています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 JRの線路側から撮影。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 現在、北海道で最も高い超高層ビルの「JRタワー」(地上38階、高さ173m)です。これを超える高さ高さ255mか高さ200mの超高層ビルがこの駐車場に建設されることになります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 こちらのエスタが「北5西2街区」でA案なら商業施設などが入る低層棟、B案なら高さ約150mの超高層ビルに建て替えられます。

 いつ頃にどちらの案に決定するのかわかりませんが、北海道新幹線の札幌駅開業(2030年度末予定)前の2029年秋が開業目標で、工期は約6年を予定とのことなので数年以内にはどちらの案になるのか結果が出るかと思います。

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なかやん
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