本日、4月12日は「霞が関ビルディング」(地上36階、高さ147m)の誕生日です。1965年3月18日着工、1968年4月12日竣工で52周年となりました。
「霞が関ビルディング」は日本初の超高層ビルとして知られています。ただ、建築基準法の高さ60mを基準にすると日本初ではありませんが。高さ100mを超すビルとしてはここが日本初となります。個人的にもここが日本初の超高層ビルだと思っています。
「汐留シティセンター」内の飲食店から見た「霞が関ビルディング」です。当時の写真を見ると超高層はこの1棟だけでかなりの存在感でしたが、今は周辺の超高層ビルに埋もれてきています。
2019年11月30日にヘリから撮影。同じような方向でちょうど撮っていました。50年以上前の超高層ビルとは思えない佇まいです。
「虎ノ門ヒルズ」と「霞が関ビルディング」です。竣工当時は36階に展望台がありましたが今はありません。行ってみたかったです。
2019年1月のセスナからの空撮です。矢印を付けたビルが「霞が関ビルディング」です。
完成当時の超高層ビルは「霞が関ビルディング」だけでしたが、50年ちょっとでこれだけの超高層ビルやタワーマンション群に成長しました。これでも東京全体の超高層のほんの一部です。ここからさらに50年後、東京の超高層ビル群はどんな規模になっているのでしょうね？50年前に今の東京を想像できる人はいなかったと思いますが、それと同じで50年後の東京は想像が付きませんね。
■物件概要■
名称：霞が関ビルディング
所在地：東京都千代田区霞が関３丁目2-5
用途：事務所、店舗
階数：地上36階、塔屋3階、地下3階
高さ：147m
構造：鉄骨造（一部SRC造、RC造）
敷地面積：11,578.43��
建築面積：3,561.60��
延床面積：153,959.23��
事業主：三井不動産
設計者：三井不動産、山下寿郎設計事務所
施工者：鹿島・三井建設共同企業体
工期：1965年3月18日着工〜1968年4月12日竣工
