「世界貿易センタービル」の展望室から見た「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の計画地です。三角形の敷地は「東京都計量検定所跡地」で地下躯体解体工事が行われています。また、後ろの「都立産業貿易センター浜松町館」の敷地も同プロジェクトの敷地で、それらを合わせた部分に「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」(地上39階、高さ210m)が建設されます。数少ない高さ200m超えの物件です。
「都立産業貿易センター浜松町館」です。「都産貿(とさんぼう)」と呼ばれていた場所ですが、2015年9月30日で施設貸出が終了し、来月の2015年12月15日から2017年1月6日までの工期で解体工事が行われます。跡地に建設される「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」は2016年4月1日着工予定となっているので、解体と建設は同時進行となりそうです。
ゆりかもめの竹芝駅から見た都立産業貿易センターです。
来月から解体工事が始まるのでこれで見納めです。
せっかくなので色々な方向から撮影しました。次回訪問時には既に解体工事がスタートしていると思います。
「都立産業貿易センター浜松町館」の解体工事のお知らせです。
「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」の建築計画のお知らせです。2階〜5階が新産業貿易センター、6〜9階がコンテンツ産業支援施設、10階からがオフィスフロアとなります。
■(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の物件概要■
計画名：(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事
所在地：東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
用途：事務所、展示場、飲食店、物販店舗、集会場、駐車場
階数：地上39階、地下2階
高さ：210m
構造：鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：現場打ちコンクリート杭、拡底アースドリル工法
敷地面積：12,156.66��
建築面積：9,600��
延床面積：182,000��
建築主：アルベログランデ
設計者：鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体
施工者：鹿島建設
工期：2016年4月1日着工〜2020年5月31日竣工予定
「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の計画地の「東京都公文書館跡地」です。
「都立産業貿易センター浜松町館」とは道路を挟んだ隣の敷地で既に解体は終わって更地になっています。この場所には地上21階、高さ約100mの住宅棟の建設が予定されています。低層階に入る子育て支援施設の上が、シェアハウス、賃貸住宅、サービスアパートメントといったように様々な形態の賃貸住宅となる予定です。
「世界貿易センタービル」から見た浜松町から竹芝にかけての眺めです。「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の計画地までそこそこの距離がありますが、浜松町駅から同プロジェクトを経由して竹芝駅まで歩行者デッキが整備される予定になっています。途中には首都高もあるのでそれなりの高さとなり、眺めの良い歩行者デッキとなりそうです。
ちなみに浜松町駅のすぐ近くでは汐留方面からの歩行者デッキが中途半端に整備されています。
都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)の完成予想図[出典：東急不動産、鹿島建設]
完成予想図を見ると首都高を越える歩行者デッキがしっかりと描かれています。
- カテゴリ
- 超高層ビル日記(東京編)
」発売中です。超高層ビビルをよろしくお願いします。
