渋谷駅街区開発計画 東棟
渋谷駅周辺の再開発の一つ「渋谷駅街区開発計画 東棟」(地上46階、高さ228.30m)の起工式が7月31日に行われました。これは「渋谷ヒカリエ」からの眺めでJRは渋谷駅から手前にかけてが東棟の建設地です。着工したのは旧東横線渋谷駅ホームのあった場所ですかね?ここに地上46階、高さ228.30mの東京で一番高い駅ビルが建設されます。完成は東京オリンピックのある2020年に完成予定です。
ニュースなどで見た人も多い思う渋谷駅開発のCGや模型。その渋谷駅周辺地域都市模型が渋谷ヒカリエの11階で公開されています。かなり細かく作り上げられた模型で、既存ビルは全てペーパークラフトのように見えました。これから建設されるビルはアクリル板か何かで作られていました。今回、新しく発表されたビルはありませんが、360度好きな角度から配置などを確認出来ます。
「渋谷駅街区開発計画 東棟」が完成したら、こうして模型で見ても地上34階、高さ182.48mの「渋谷ヒカリエ」は小さく見えそうです。渋谷ヒカリエの9階、11階からは渋谷駅方面を望むことが出来ますがこの模型からもわかる通り巨大なビルの壁を見る景色に変わってしまいますね。
渋谷駅街区開発計画 中央棟・西棟
東急百貨店の東急東横店の南館と西館です。この場所も「渋谷駅街区開発計画」によって地上10階、高さ約61mの中央棟と地上13階、高さ約76mの西棟が建設されます。ただ、中央棟、西棟の建設はまだまだ先で2027年の開業予定とまだまだ先の話しです。東棟が完成後に既存建物の解体開始かと思います。
模型で見ると中央の低い段々になった建物が中央棟と西棟です。中央棟は屋上に出ることが出来そうに見えます。
渋谷駅桜丘口地区再開発計画
渋谷駅周辺は複数の再開発が計画されています。この方向には「渋谷駅桜丘口地区再開発計画」があります。地上36階、高さ約180mのA1棟、地上15階、高さ約90mのA2棟、そして分譲マンションやサービスアパートメントとなる地上32階、高さ約150mのB棟が建設されます。開業予定は2020年頃となっています。
恒例の渋谷駅周辺地域都市模型です。三角形のビルがA1棟で、その右隣の低いのがA2棟です。そしてオレンジ色のがB棟です。ペデストリアンデッキなどで渋谷駅と直結となります。
(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト
東急東横線の渋谷駅が地下化されたことにより、不要になった高架線路部の再開発「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」です。現在は解体工事が行われています。以前来たときは道路の上の高架がまだ残っていましたが、今は既に撤去されています。
この場所に地上32階、高さ169.35mの高層階がオフィス、中層階がホテルとなる複合ビルが建設されます。2018年3月末の完成予定なので、渋谷駅周辺再開発では一番最初に姿を現すことになります。
この「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」では小さなビルも建設されることになっており、その大きさや配置がイマイチわからなかったのですが、模型が公開されたことで配置がハッキリとわかるようになりました。敷地のほとんどがメインのビルとなります。
道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
渋谷駅前に建つ「東急プラザ 渋谷」です。ここも解体され「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」として再開発されます。規模は地上18階、高さ約110mで下半分と最上階が店舗フロアで、上半分がオフィスフロアとなります。2016年着工、2019年3月の竣工予定となっています。
模型です。屋上緑化の部分に行けるのかどうかだけが気になります。
渋谷駅周辺の開発計画
このように渋谷駅周辺では複数の再開発が進行中です。少し離れたところでは渋谷区役所などの再開発計画もあります。また、NHKも建て替えを検討なんて話も出てきています。渋谷ヒカリエの完成と東横線渋谷駅の地下化で一瞬一息ついた渋谷でしたが、これから2027年まで再開発が続きます。
ハチ公前の広場なども再整備され、上下の導線なども大きく変わります。
平日、休日関係なしに人の多い渋谷での大規模再開発。渋谷駅の機能を損なわせずにどう工事を進めて行くのかは必見ですね。
ところで、この模型をこうして横から見ると高さ感覚もつかめていいですね。この模型も必見です。
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