渋谷一丁目に建つ「都営宮下町アパート」です。
ここでは再開発が計画されており、2013年10月に建築計画の知らせが設置され、「(仮称)渋谷宮下町計画」(地上17階、最高高さ72.9m)として2014年4月着工予定となっていました。しかし、着工どころか解体される気配もなくずっと動きがありませんでした。
今日、現地に行ってみるとようやく解体工事のお知らせが設置されていました。解体工事の名称は「渋谷宮下町計画に伴う都営宮下町アパート他解体工事」で解体工期は2015年3月9日から2015年12月28日となっています。発注者は建築主と同じ渋谷宮下町リアルティで、解体工事を行う業者は大成建設です。
反対側から見るとこのように空き地が広がっています。ここには「都営宮下町アパート」の1号棟と2号棟が建っていましたが既に解体済みです。この一帯が「(仮称)渋谷宮下町計画」の計画地です。
「都営宮下町アパート」にズームです。正面も裏も落書きが多いです。
約1年前の渋谷駅周辺の空撮です。右上の「渋谷ヒカリエ」の右側が渋谷駅で、「(仮称)渋谷宮下町計画」は渋谷駅から原宿方面に行った場所にある宮下公園交差点を超えて、明治通りから斜めに道路が枝分かれしているところに位置しています。
(仮称)渋谷宮下町計画の完成予想図[出典：東京都]
2年半くらい前の完成予想図なので現在は変更になっているかもしれません。
「(仮称)渋谷宮下町計画」の建築計画のお知らせです。着工予定は過ぎているので工期は確実に変更となります。施工者は未定となっていますが、過去に大成建設に決定したとの報道がありました。解体工事も大成建設なので報道の通り大成建設が施工者になりそうです。
■(仮称)渋谷宮下町計画の物件概要■
名称：(仮称)渋谷宮下町計画
所在地：東京都渋谷区渋谷１丁目23番2
用途：店舗、事務所、共同住宅
階数：地上17階、地下3階
高さ：69.0m(最高高さ72.9m)
敷地面積：5,020.09��
建築面積：2,710��
延床面積：37,600��
構造：鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：べた基礎
建築主：渋谷宮下町リアルティ(東京急行電鉄、大成建設、サッポロ不動産開発、東急建設、日本設計、東急ファシリティサービス、大成有楽不動産)
設計者：日本設計
施工者：大成建設
工期：2014年4月着工〜2016年5月竣工予定
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