完成イメージ[出典：東京都環境局]
JR東日本(東日本旅客鉄道)による大井町駅前の再開発「大井町駅周辺広町地区開発」の環境影響評価書が公開されました。計画地は「品川区役所」「東京総合車両センター」「東急大井町線」に囲まれた一帯で劇団四季「キャッツ・シアター」や「スポル品川大井町」などがあった場所です。
計画地はA-1敷地とA-2敷地に分かれており、超高層棟が建設されるA-1敷地には地上23階、地下4階、高さ約114mのオフィス棟、地上26階、地下2階、高さ約107mの住宅・ホテル棟が建設され、A-2敷地には地上3階、地下1階、高さ約17mの商業施設が建設されます。全体では敷地面積約2万9430�屐�延床面積約25万9000�屬竜�模で、2022年度着工、2025年度竣工予定となっています。
▼東京都環境局：環境アセスメント（2022年6月7日）
「大井町駅周辺広町地区開発」環境影響評価書
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緑化イメージ[出典：東京都環境局]
敷地内には大規模なデッキや広場空間が整備され、緑化される面積は地上部約3,074�屐�屋上部約4,677�屬旅膩�7,751�屬芭于塾┐�40.5%となります。
完成イメージ[出典：東京都環境局]
住宅・ホテル棟側の完成予想図です。右端に描かれている電車が描かれているのは「東京総合車両センター」の車両基地です。
断面図[出典：東京都環境局]
A-1敷地の住宅・ホテル棟は上半分が約300戸の住宅、下半分がホテルとなります。また、主にA-1敷地、A-2敷地のデッキ部分に商業施設が並びます。
2階レベルの歩行者動線、3階レベルの大規模デッキが整備され、駅と街が一体的に利用できる交通結節拠点が形成されます。
配置計画図[出典：東京都環境局]
オフィス棟は敷地中央、住宅・ホテル棟は東側、商業・駐車場は西側に配置されます。住宅・ホテル棟の北側には車両基地があるため抜けた視界となり東京都心を眺められる場所となります。
また、商業・駐車場の北側、オフィス棟の西側では「品川区新庁舎」が計画されており、想定規模は高さは60mを超える延べ床面積約6万�屬箸覆辰討い泙后�
計画地現況図[出典：東京都環境局]
計画地は四季劇場[夏]、キャッツ・シアター、スポル品川大井町などがあった場所です。最近は現地に行っていませんが既に解体されたようです。
計画地位置図[出典：東京都環境局]
計画地はJR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線「大井町」駅の目の前で3路線が利用可能となっています。
2021年2月に撮影した「大井町駅周辺広町地区開発」の計画地です。A-2敷地にあった「スポル品川大井町」方面で背後は品川区役所です。その手前の右側は「品川区新庁舎」の計画地です。
A-1敷地にあった「キャッツ・シアター」でオフィス棟の計画地です。
A-1敷地にあった四季劇場[夏]でこちらもオフィス棟の建設地となります。この奥が住宅・ホテル棟の建設地となりますが関係者以外立ち入り禁止の区画となります。
東側の高台側から見た住宅・ホテル棟の計画地方面です。目の前の建物から奥に見えている四季劇場[夏]の間が住宅・ホテル棟の計画地となります。
2021年8月に行く機会のあった「品川区立総合区民会館きゅりあん」から見た「大井町駅周辺広町地区開発」の計画地方面です。正面に住宅・ホテル棟、左端にオフィス棟が見切れるような位置関係です。
このように大崎方面の超高層ビル群がほど良い距離感で見渡せ、そして奥には東京都心の超高層ビル群も見える建物となりそうです。
工事工程表[出典：東京都環境局]
A-1敷地、A-2敷地共に2022年度に着工し、2025年度に竣工する予定となっています。
■物件概要(A-1敷地)■
事業名：大井町駅周辺広町地区開発
所在地：東京都品川区広町二丁目地内
用途：業務、宿泊、住宅、商業、駐車場等
総戸数：約300戸
階数：地上23階、地下4階(オフィス棟)
地上26階、地下2階(住宅・ホテル棟)
高さ：約114m(オフィス棟)
：約107m(住宅・ホテル棟)
構造：鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積：約22,340��
延床面積：約250,000��
事業者：東日本旅客鉄道(JR東日本)
設計者：−
施工者：−
工期：2022年度着工〜2025年度竣工予定
供用開始：2025年度予定
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- 超高層ビル日記(東京編)
