(仮称)うめきた2期地区開発事業 完成予想イメージ
完成予想イメージ[出典:国土交通省]

 2020年9月15日に国土交通省より「(仮称)うめきた2期地区開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表がありました。これにより金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられるとのことです。同事業では大規模な都市公園を整備するとともに、オフィス、商業施設、ハイグレードな都市型住宅、スーパーラグジュアリーホテル、そしてイノベーション施設(MICE施設含む)等の高次都市機能を整備し「みどり」と「イノベーション」の融合拠点が実現されます。

 以下は概要のコピペですが、同事業者以下の4点を中心に関西を牽引する拠点が形成されます。

●大規模な都市公園の整備による緑豊かでゆとりのある空間の創出。
●国際水準の都市機能集積やイノベーション創出拠点の整備。
●大阪の一等地にハイグレードな都市型住宅、MICE施設等の高次都市機能を整備。
●JR大阪駅や周辺街区との回遊性を高める立体多目的通路や地下通路の整備

 同プロジェクトは大きく南街区(左)と北街区(右)に分け、中央に約45,000屬療垰垳園を配置する計画となっています。ところでこれは今回の発表で掲載されていた完成予想図ですがどれが最新になるんですかね?

▼国土交通省:道発表資料(2020年9月15日)
大阪駅前に「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現
〜(仮称)うめきた2期開発事業を国土交通大臣が認定〜




(仮称)うめきた2期地区開発事業 完成予想イメージ
完成予想イメージ[出典:大阪市]

 こちらは大阪市の環境アセスメントで2020年3月25日に公開された環境影響評価準備書に掲載されていた完成予想図です。自分はこちらが最新の完成予想図だと思っています。

 事業主は三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社の9社で2020年12月上旬に南街区の賃貸棟から順次着工していき、2027年度に全体開業予定となっています。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 配置図
配置図[出典:三菱地所]

 このように業務、商業、住宅、宿泊など様々な機能を持つ建物群で構成されます。賃貸棟に関しては現地に建築計画のお知らせが設置されておりその値を採用しています。

■南街区■
分譲棟:地上51階、地下2階、高さ約185m、延床面積約93,000屐⊇斬陝¬600戸
賃貸棟:地上39階、地下3階、高さ181.50m、延床面積約317,249.30屐∋務所、ホテル、商業施設等、2020年12月上旬着工、2024年11月下旬竣工予定

■北街区■
分譲棟:地上47階、地下1階、高さ約175m、延床面積約85,000屐⊇斬陝¬600戸
賃貸棟:地上26階、地下3階、高さ約124.30m、延床面積約65,421.20屐∋務所、ホテル、商業施設等、2021年2月中旬着工、2024年4月下旬竣工予定



うめきた2期地区開発事業 用途別概要
用途別概要[出典:三菱地所]

 各棟の用途はこのようになっています。南街区賃貸棟の西棟に入るホテルは5つ星級のスーパーラグジュアリーホテルとなっていますが、どこのホテルが入居することになるんでしょうね?



(仮称)うめきた2期地区開発事業 完成予想イメージ
完成予想イメージ[出典:UR都市機構]

 約2年前に公開された街区内の完成予想図です



(仮称)うめきた2期地区開発事業 完成予想イメージ
完成予想イメージ[出典:UR都市機構]

 地元の方々の意見を見ているとガッカリしたという書き込みも見かけますが個人的にはいいと思いますけどねぇ。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 完成予想イメージ
完成予想イメージ[出典:UR都市機構]

 伊丹空港がなければ高さ300m以上の超高層ビルが建っても不思議じゃない場所なのでそういった意味でのガッカリなんですかね。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 周辺状況図
周辺状況図[出典:国土交通省]

 場所は大阪駅の北西側に広がる広大な貨物駅跡地です。図の中央に縦に並んだ建物群がグランフロント大阪でうめきたの先行開発区域です。大阪駅前の広大な超一等地。大阪でこれを超える再開発はもう見られないかもしれないですね。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区

 2020年2月23日に梅田スカイビルから撮影した「(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区」方面です。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区

 こちらはグランフロント大阪から撮影。



(仮称)うめきた2期地区開発事業

 大阪駅の駅ビル「ノースゲートビルディング」から撮影。この中央が巨大な都市公園となります。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区

 「(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区」方面です。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区

 梅田スカイビルから見た北街区です。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 事業スケジュール
事業スケジュール[出典:国土交通省]

 事業スケジュールです。まずは賃貸棟から着工し、次に公園、住宅棟と着工し、住宅棟が一番最後に完成するスケジュールとなっています。住宅棟は分譲棟のことだと思いますが関西で最も高額なタワーマンションとなりそうですね。



(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟

 南街区賃貸棟の建築計画のお知らせです。デベロップさんから写真を頂いたので追記です。立面図の密集具合が素敵です。これらが一気に建設されて行く様子はかなり迫力がありそうですね。配置図の左のポッカリ空いている部分が分譲棟の建設地となります。ところでこの南街区賃貸棟のビル群は建築基準法上ではまとめて1棟扱いとなりそうですね。なかなか凄い1棟です。

■物件概要(南街区賃貸棟)■
計画名:(仮称)うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟
所在地:大阪府区大阪市大深町1番39のちイブ、19番13の一部、19番7の一部
用途:事務所、ホテル、商業施設等
階数:地上39階、地下3階
高さ:181.50m
構造:S造(一部RC造・SRC造)
敷地面積:25,262.07
建築面積:17,586.72
延床面積:317,882.77
建築主:三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者:三菱地所設計関西支店一級建築事務所
施工者:未定
工期:2020年12月上旬着工〜2024年11月下旬竣工予定



(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟

 北街区賃貸棟の建築計画のお知らせもデベロップさんから写真を頂きました。南街区が凄すぎるので北街区は地味に感じてしまいますね。

■物件概要(北街区賃貸棟)■
計画名:(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
所在地:大阪府区大阪市大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
用途:事務所、ホテル、商業施設等
階数:地上26階、地下3階
高さ:124.30m
構造:S造(一部RC造・SRC造)
敷地面積:8,402.88
建築面積:5,350.00
延床面積:65,421.20
建築主:三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者:日建設計一級建築事務所
施工者:未定
工期:2021年2月中旬着工〜2024年4月下旬竣工予定

建築計画のお知らせの写真提供ありがとうございました!


 ところで本来ならそろそろ大阪遠征に行く時期ですが、このコロナ禍で大阪に行っていいのかと悩みどころです。現地に行ってもビル撮りしかしないので、普通の観光客と比べれば濃厚接触する機会はかなり少ないはずですし、普通に都内は撮り歩いているのでどこに行っても変わらないと言えば変わらないのですが、やっぱりまだ遠征に行くのは時期尚早かなとも思っています。