Torch Tower(トーチタワー)

 2026年9月27日に撮影した「Torch Tower(トーチタワー)」(地上62階、高さ385m)の建設地です。JR東京駅の中で一番北側にある日本橋口前に位置する複合施設で、低層部は商業施設、中層部はオフィス、高層部はホテル・賃貸住宅・展望台が配置され、超高層ビルとしては高さ日本一になります。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。




Torch Tower(トーチタワー) 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所設計]

 「Torch Tower(トーチタワー)」はJR東京駅の一番北側にある日本橋口前に位置する大規模再開発街区「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」内のビルの一つで、規模は地上62階、地下4階、高さ385m、敷地面積3万1400��(TOKYO TORCH全体)、建築面積1万5400�屐�延床面積55万3000�屐�建築主は三菱地所、設計者は三菱地所設計、施工者は清水建設で、2028年6月末の竣工予定となっています。



Torch Tower(トーチタワー) 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 「Torch Tower(トーチタワー)」の高さ385mは、2023年に完成した「麻布台ヒルズ森JPタワー」の高さ325.49m(森ビルの発表では高さ約330m)を超えて、ビルとしては高さ日本一になります。

 この高さ385mは東京タワーの高さ333mも超えており、日本に現存する建造物の中では高さ634mの東京スカイツリーに次いで2番目の高さになります。日本国内では高さ385mを超える超高層ビル計画は発表されていないため、現時点では高さ日本一の超高層ビルの座を守り続けることになります。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 用途構成図
用途構成図[出典:三菱地所]

 フロア構成は地下1階〜6階が店舗、3階〜6階の一部が約2000席のホール、7階〜52階が基準階面積約2,000坪のオフィスフロア、53階〜58階がウルトララグジュアリーホテルの「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」、59階〜60階が賃貸レジデンス、そして61階〜屋上が展望施設になります。この展望台は東京スカイツリーに次いで高さ日本2位になります。

 また、賃貸レジデンスは「麻布台ヒルズ森JPタワー」の最上部に入る「アマンレジデンス東京」の高さを超える地上約340m地点に位置することから、住宅フロアとしてはここが高さ日本一になります。ただし、分譲住宅としては「アマンレジデンス東京」が引き続き高さ日本一です。



Torch Tower(トーチタワー) 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 「Torch Tower(トーチタワー)」の高層部で大きく口を開けている部分は、ホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」の53階のロビー階に配置される半屋外空間の「SKY HILL(スカイヒル)」です。



Torch Tower(トーチタワー) SKY HILL イメージ
SKY HILL イメージ[出典:三菱地所]

 「SKY HILL(スカイヒル)」は自然を五感で楽しむことができるオアシスになります。



Torch Tower(トーチタワー)  イメージ
SKY HILL イメージ[出典:三菱地所設計]

 「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」は象徴的なホテルをコレクションする世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドでアジア初進出となります。ホテルにはオールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、プール、スパ、フィットネスジムが併設される予定となっており、ホテルとしても高さ日本一になります。



Torch Tower(トーチタワー) 客室イメージ
客室イメージ[出典:三菱地所]

 ホテルの客室(総客室数110室予定)は56階〜58階、賃貸レジデンス(43戸・約80〜400�屐砲�59〜60階に配置されホテルとサービス連携します。



Torch Tower 低層部イメージ
低層部イメージ[出典:三菱地所]

 1〜8階の低層部には総延長4kmとなる立体歩路「空中遊歩道」が整備され、右奥の飛び出た円形部分には空中遊歩道の終着地となる屋上庭園(約2,500�屐砲�整備されます。



Torch Tower 低層部イメージ
低層部イメージ[出典:三菱地所設計]

 東側から見た低層部です。右側(北側)の屋上庭園がある円形部分の3〜6階は約2000席のホールになります。



TOKYO TORCH Park
TOKYO TORCH Park 全景[出典:三菱地所]

 ビルの東側には大規模広場となる「TOKYO TORCH Park」が整備され、広場の一部はC棟として地下に変電所が配置されます。




Torch Tower(トーチタワー) 外殻制振構造架構図とダイヤグリッド架構図
外殻制振構造架構図とダイヤグリッド架構図[出典:清水建設]

 「Torch Tower(トーチタワー)」は外殻制振構造が導入されており、建物外周に斜め部材を配置し、建物全体を1本のチューブ状の構造体とすることで強靭化を図ります。1階から9階床高さとなる51.95mまでは「ダイヤグリッド架構」(2026年1月26日完工)が採用され、斜め鉄骨柱と鉄骨梁で構成する三角形のフレームが地震時の揺れを抑制します。その上部(基準部)では、斜めの部材で構成される「ブレース架構+オイルダンパー」が採用されます。これら斜めの構造体が外部から見えるようにあり、タワー全体の表情をつくり出すことになります。




TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 位置図
位置図[出典:三菱地所]

 「Torch Tower(トーチタワー)」はJR・新幹線「東京」駅の北側(神田・秋葉原駅方面)にある日本橋口前に位置しており、JR「東京」駅や地下鉄「大手町」駅に地下通路で接続します。

 また、東側で建設中の「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」(地上44階、高さ218m)に伴い「日本橋」駅と「東京」「大手町」駅を繋ぐ地下連絡通路が新設され、これにより「日本橋」駅にも接続することになります。他にも北東側へ徒歩数分の場所には東京メトロ半蔵門線「三越前」駅もあり、複数路線・駅が利用可能な立地となっています。




Torch Tower(トーチタワー)

 2026年9月27日に北西側にある人道橋「竜閑さくら橋」から撮影した「Torch Tower(トーチタワー)」(地上62階、高さ385m)の建設地です。



Torch Tower(トーチタワー)

 現時点の高層部にズームです。37階、38階部分の鉄骨がだいたい組み終わったようでした。一応毎回同じことを言っていますが、この階数は目視と構造の章にある図と比較しながら数えたもので、実際の階数と合っているのかは不明です。



Torch Tower(トーチタワー)

 中層部にズームです。完成予想図ではガラスカーテンウォールから透けてはっきりと見えている斜め鉄骨柱が、現時点ではところどころ辛うじて見えるだけとなっています。これが完成形なのか窓にプロテクションフィルムのようなものが貼ってあるだけなのかは不明です。



Torch Tower(トーチタワー)

 北側から撮影。手前の仮囲いがある場所は「TOKIWAブリッジ(旧JFE商事ビル)」の跡地で東隣の「常盤橋公園」が拡張されます。



Torch Tower(トーチタワー)

 首都高越しに北東側から撮影。ここの首都高は地下化対象区間のため将来的には撤去されます。



Torch Tower(トーチタワー)

 永代通り沿いとなる南東側から撮影。南側は少しセットバックしています。



Torch Tower(トーチタワー)

 南側となるJR東京駅の日本橋口前から撮影。空がだいぶ狭くなりました。



Torch Tower(トーチタワー)

 南西側からJRの高架越しに撮影。高さは200mを超えていますが、ここからまだ170mくらい高くなります。



Torch Tower(トーチタワー)

 丸ビルの5階にある屋外テラスから撮影。手前の「サピアタワー」(地上35階、高さ166.1m)が小さく見えてしまいます。



Torch Tower(トーチタワー)

 広角で撮影。東京駅と言えばこの赤レンガの東京駅丸の内駅舎ですが、「Torch Tower(トーチタワー)」があるのは北側の日本橋口前です。



Torch Tower(トーチタワー)

 同じ日に六本木ヒルズの展望室から撮影。だいぶ見えるようになってきました。



Torch Tower(トーチタワー)

 ちょうど東京スカイツリーを隠す位置に見えます。



Torch Tower(トーチタワー)

 同じ日に江戸川区の自宅から撮影。手前の「常盤橋タワー」(地上38階、高さ約212m)とほぼ同じ高さに到達しています。



Torch Tower(トーチタワー)

 今年中に「Torch Tower(トーチタワー)」(地上62階、高さ385m)は左の「東京ミッドタウン日本橋」の「日本橋野村三井タワー」(地上52階、高さ283.96m)の高さを超えるかどうかといったところでしょうか。まだまだ高くなります。









Torch Tower(トーチタワー) 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 開発事業のお知らせ

 開発事業のお知らせです。

■物件概要(Torch Tower)■
名称:Torch Tower(トーチタワー)
計画名称:東京駅前常盤橋プロジェクト B棟(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 B棟)
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ東西線・丸の内線・半蔵門線・千代田線、都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
   東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
用途:事務所、ホテル、住宅、ホール、店舗、駐車場等
総戸数:43戸
総客室数:約110室
階数:地上62階、地下4階
高さ:385m
構造:S造、RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎、杭基礎(一部併用)、外殻制振構造
敷地面積:約31,400�屐柄澗痢�
建築面積:約15,400��
延床面積:約553,000��
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:清水建設
工期:2023年9月27日着工〜2028年6月末竣工予定




▼公式HP:TOKYO TORCH
https://tokyotorch.mec.co.jp/

▼三菱地所設計:TOKYO TORCH Torch Tower
https://www.mjd.co.jp/projects/26410/

▼三菱地所:ニュースリリース
・2023年9月27日:世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」「Torch Tower」 新築工事着工 〜想いを繋ぎ、未来を灯すまち〜 Weaving dreams, Illumina
・2022年11月8日:〜世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」〜 日本一の高さとなる「Torch Tower」のホテルに アジア初進出のウルトララグジュアリーホテル 「Dorchester Collection」が出店決定
・2022年1月13日:世界に誇る日本の新たなシンボル「TOKYO TORCH」(東京駅前常盤橋プロジェクト) 大手町・有楽町・丸の内エリア初のラグジュアリーレジデンス 日本一の高さとなるTorch Tower高層部に導入決定 地上高さ約300mのエクスクルーシブな超都心住機能を提供
・2020年9月17日:世界に誇る日本の新たなシンボルが「日本を明るく、元気にする」 東京駅前常盤橋プロジェクトの街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」に決定 2027年度、東京駅前にニューノーマルを見据えた約2.0haの屋外空間を整備した新たな街が誕生

▼清水建設:ニュースリリース(2025年9月2日)
Torch Towerで地上階の鉄骨建方作業がスタート

▼日立ビルシステム:ニュースリリース(2024年6月12日)
日本一の高さとなる地上約390mの「Torch Tower」向けに
昇降機173台と行先階予約・運行管理システムを受注


▼内閣府:国家戦略特区(2020年9月4日)
第18回 東京都都市再生分科会 配布資料
※ 資料1 都市再生特別地区(大手町地区(D-1街区))都市計画(素案)の概要(PDF形式:43,317KB)