
丸の内の鉄骨造・木造のオフィスビル「(仮称)東京海上ビルディング計画」(地上20階、最高高さ110.9m)の建設地です。2026年9月5日に撮影しました。同ビルは皇居最前列となる和田倉噴水公園前にあったレンガ調の「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)の建替えで木質の外観になります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
(仮称)東京海上ビルディング計画について

完成予想図[出典:三菱地所設計]
「(仮称)東京海上ビルディング計画」は「東京海上日動ビル 本館・新館」の建替えで、規模は地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ107.90m、最高高さ110.9m、敷地面積は1万147.61�屐�建築面積は7,154.63�屐�延床面積は12万5506.94�屬箸覆辰討�り、地上部の構造は鉄骨造・木造になります。
建築主は東京海上日動火災保険、設計者は三菱地所設計、施工者は竹中工務店(代表者)、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体で2028年8月下旬の竣工予定です。

建替えのために解体された「東京海上日動ビル 本館」は東京駅前から皇居に繋がる行幸通り(信任状捧呈式の馬車列の通り道)と和田倉濠に面した皇居最前列の赤いオフィスビルで、規模は地上25階、塔屋2階、地下5階、高さ99.7m、最高高さ108.1m、敷地面積1万149.37�屐�建築面積2,207.75�屐�延床面積6万3120.19�屐�建築主は東京海上火災保険、設計者は前川國男建築設計事務所、施工者は竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体、竣工は1974年3月12日でした。丸の内エリアでは初の超高層ビルで、1986年12月には隣に地上16階建ての新館も建設されました。
この本館と新館は建て替えのため2022年10月1日から竹中工務店(代表)、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設、ナベカヰの共同企業体によって解体されました。

完成予想図[出典:三菱地所設計]
和田倉濠越しに見た完成予想図です。木質の外観となるオフィスビルで、木の使用量は世界最大規模となります。

配置図[出典:RPBW]
同ビルはお見合いとなる新丸ビル側にエレベーターなどが配置されます。また、皇居側のエントランスには「パティオ(中庭)」が設けられます。

パティオ(中庭) 完成予想図[出典:三菱地所設計]
同ビルは木材がデザインの重要な役割を担っており、構造部材の柱にも多くの木材を使用し、床の構造材にはCLT(直交集成板)を用いるなど可能な限り国産木材を使用します。また、このエントランスホールの右側が「パティオ(中庭)」になります。

屋上庭園 完成予想図[出典:三菱地所設計]
同ビルには屋上庭園も整備されます。
建設状況

2026年9月5日に日比谷通り沿いとなる北西側から撮影した「(仮称)東京海上ビルディング計画」(地上20階、最高高さ110.9m)の建設地です。

西側から撮影。鉄骨の柱に木材が貼れていることがわかります。

南西側となる和田倉門交差点から撮影。右側のオフィスビルは「新丸の内ビルディング」(地上38階、最高高さ197.6m)です。

南側の行幸通りから撮影。行幸通りは公園や広場のような場所として利用されていますが、信任状捧呈式の馬車列が通るときや天皇陛下等が東京駅に移動するときには道路として使用されます。一度だけ天皇陛下が東京駅まで車移動するのを見たことがありますが、そのときにここは道路なんだと再認識できました。

南東側から撮影。外観は木質になりますが、柱が全て木材じゃないと木造といった感じはしませんね。

東側から撮影。こちら側は新丸ビルとお見合いになる側でエレベーターなどが配置されます。

木造のアピールだと思いますが、木造の通路が設置されておりいい感じでした。

北東側から撮影。基本的には鉄骨造なので高くなる速度は速いです。

北側から撮影。丸の内・大手町の超高層ビル群の中では高さはない方ですが、重厚なオフィスビルが多い中で木質の外観は目立ちそうです。

少し過去に戻って8月22日に六本木ヒルズの展望室から撮影した「(仮称)東京海上ビルディング計画」です。

ちょうど超高層ビル群の隙間から見えます。
地図
物件概要

建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名:(仮称)東京海上ビルディング計画
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
用途:事務所、店舗、劇場、駐車場、診療所 等
階数:地上20階、塔屋2階、地下3階
高さ:107.90m(最高高さ110.9m)
構造:S造、木造(地上)
SRC造(地下)
耐震性能:免震構造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:10,147.61��
建築面積:7,154.53��
延床面積:125,506.94��
建築主:東京海上日動火災保険
設計者:三菱地所設計
施工者:(仮称)東京海上ビルディング計画建設工事共同企業体
竹中工務店(代表者)、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設
工期:2025年3月中旬着工〜2028年8月下旬竣工予定
出典
▼東京海上ホールディングス:ニュースリリース(2022年8月1日)
新・本店ビルのデザインについて
▼三菱地所設計:ニュース(2022年8月4日)
東京海上グループ 新・本店ビルのデザインについて 国産木材を使い木の使用量が世界最大規模となる高さ100mの「木の本店ビル」
▼三菱地所設計
(仮称)東京海上ビルディング計画
▼Renzo Piano Building Workshop(RPBW)
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