(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 八重洲で計画されている「(仮称)八重洲二丁目南地区計画」(地上39階、高さ約230m)の完成予想図です。低層部にパラスポーツ交流施設やホテルが入る住友不動産によるオフィスビルで、北隣で建設中の「YAESU CORE」経由で東京駅に繋がります。現地では既存建物の解体工事が行われています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況(2026年9月5時点)、地図等を載せています。




(仮称)八重洲二丁目南地区計画 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 「(仮称)八重洲二丁目南地区計画」は外堀通りに面した八重洲エリアの銀座側(南側)の大規模再開発で、規模は地上39階、地下3階、高さ約230m、敷地面積約8,830�屐�延床面積約13万5200�屐∋�業者は住友不動産となっています。当初の工期は2024年度着工、2028年度の竣工予定でしたが、現地では既存建物の解体中であり現在の工期は不明です。

 同地区は「八重洲二丁目南特定街区」とも呼ばれていますが、現地には「(仮称)八重洲二丁目南地区計画」と「八重洲オフィスタワープロジェクト」と書かれた看板が住友不動産によって設置されています。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 断面図
断面図[出典:内閣府]

 フロア構成は地下がパラスポーツ交流施設、低層部がホテル、中高層部がオフィスフロアで計画されており、ホテルの客室の約1割は車椅子使用者が利用可能なユニバーサル客室となります。また、1階に整備されるバス発着場はパラ関連団体等の利用を想定して、パラスポーツ交流施設やホテルへ安全にアクセスできるように設計されます。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 1階平面図
1階平面図[出典:内閣府]

 1階にはバス発着場や貫通通路、店舗などが配置されます。また、敷地の西、北、東側には広場が整備されます。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 地下1階平面図
地下1階平面図[出典:内閣府]

 地下1階には店舗やパラスポーツ交流施設、広場が配置され、同ビルの北側で建設中の「YAESU CORE(八重洲二丁目中地区)」と、東側にある「東京スクエアガーデン」に地下通路で接続します。また、同再開発の南側のエリアとなる「八重洲二丁目10・11番地区」にも地下通路で接続予定となっています。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 地下歩行者ネットワーク
地下歩行者ネットワーク[出典:内閣府]

 地下通路で接続する「YAESU CORE(八重洲二丁目中地区)」からは八重洲地下街に接続するため、JR「東京」駅まで地下で繋がることになります。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 柳通り側とバス発着場
柳通り側とバス発着場[出典:内閣府]

 敷地東側の柳通り側には広場が整備され、敷地南側にはバス発着場が配置されます。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 鍛治橋通りと外堀通りの交差点
鍛治橋通りと外堀通りの交差点[出典:内閣府]

 東京駅側となる鍛冶橋交差点に面した低層部にはアトリウム空間も配置されます。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画 照明計画
照明計画[出典:内閣府]

 夜間は塔屋がクラウン照明でライトアップされ、低層部の外壁や天井面も照らす計画となっています。




(仮称)八重洲二丁目南地区計画 位置図
位置図[出典:内閣府]

 計画地は東京駅の南東側で外堀通りと鍛冶橋通りが交差する鍛冶橋交差点に面した場所となっています。同再開発は近隣ビルと地下通路で接続することによってJR「東京」駅や東京メトロ銀座線「京橋」駅に地下で繋がります。また、JR「有楽町」駅、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅、都営浅草線「室町」駅など複数の駅が徒歩圏に点在しています。




(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 2026年9月5日に東京駅側となる鍛冶橋交差点から撮影した「(仮称)八重洲二丁目南地区計画」(地上39階、高さ約230m)の計画地です。八重洲富士屋ホテルなどの跡地です。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 現在解体中の「菱進八重洲ビル」です。敷地内にある他の既存ビルの地上部の解体は終わっています。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画(菱進八重洲ビル)解体工事のお知らせ

 菱進八重洲ビルの解体工事のお知らせです。解体の施工者は大成建設で2027年11月30日までの解体工期となっています。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 北東側から撮影。残っているビルは同再開発には含まれていません。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 南東側から撮影。写真奥が東京駅側になります。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 外堀通り沿いの南西側から撮影。ここに写っている超高層ビルは全て地下だけで行けるようになります。



(仮称)八重洲二丁目南地区計画

 西側にある東京国際フォーラムから撮影。左の大量のタワークレーンがある場所が八重洲二丁目中地区の「YAESU CORE(ヤエス コア)」(地上43階、高さ223.42m)の建設地で、同再開発と地下通路で接続します。

 また、「(仮称)八重洲二丁目南地区計画」の背後にあるブリヂストンのロゴがあるビルが「東京スクエアガーデン」(地上24階、最高部高さ124.45m)で、このビルとも地下通路で接続します。その「東京スクエアガーデン」の右後ろあたりが昨日のブログに掲載した「京橋三丁目東地区市街地再開発事業」(地上35階、最高高さ182.00m)の建設地となっています。









街区名:八重洲二丁目南特定街区
所在地:東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番
交通:JR「東京」駅
   JR「有楽町」駅
   東京メトロ銀座線「京橋」駅
   東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅
   都営浅草線「室町」駅
用途:事務所、店舗、多目的スペース、ホテル
階数:地上39階、地下3階
高さ:約230m
敷地面積:約8,830��
建築面積:−
延床面積:約135,200��
事業者:住友不動産
設計者:−
施工者:−
工期:−




▼内閣府:国家戦略特区(2023年4月14日)
第25回 東京都都市再生分科会 配布資料