イメージパース[出典：ミサワホーム]
新幹線の駅もある静岡県の三島駅前の大規模再開発「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。低層部に店舗が入る地上24階、高さ90.6mのタワーマンションや10階建てのマンションなどが配置されます。この記事では同再開発の概要や建設状況（2025年5月3日時点）、地図等を載せています。
三島駅南口東街区について
イメージパース[出典：再開発組合]
「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」は新幹線の駅もある静岡県の三島駅前の大規模再開発で、地上24階建てのA棟、地上6階建てのB棟、地上7階建てのC棟、地上10階建てのD棟で構成されています。そして駅前ロータリーに面した三島駅側はB地区で、地上2階建てのE棟（右側の円形の建物）、地上7階建てのF棟が配置されます。
A地区の設計者はアール・アイ・エー、施工者は東急・小野・山本建設工事共同企業体で、2028年2月の竣工予定となっています。
配置図[出典：再開発組合]
配置図の左側（三島駅側）がB地区で事業用定期借地事業、その隣がA地区で第一種市街地再開発事業となっています。A地区の事業主体は三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合でミミサワホーム、東レ建設、野村不動産、三菱地所レジデンスが参加組合員として参画しています。B地区の事業主体はミサワホームで土地所有者は三島市となっています。
同再開発では両地区を通りお抜ける広場や歩行者通路が設けらるため、人の流れが変わる再開発となります。
施設断面図[出典：再開発組合]
A棟のフロア構成は1〜2階が住宅共用部、2〜3階が店舗、4階が医療施設、5〜24階が分譲マンションとなります。B棟は1〜2階が店舗、3階が子育て支援施設等、4階が事務所、5〜6階が賃貸住宅となります。そしてC棟は7階建ての駐車場となり、D棟は1〜2階が店舗、2階が住宅共用部、3〜10階が分譲マンションとなります。
B地区のE棟は2階建ての店舗となり、F棟は1〜2階が店舗、3〜8階がホテルで計画されています。
位置図
位置図[出典：再開発組合]
建設地は三島駅の南口の目の前でJRの線路に面した敷地で、駅まで徒歩2分となっています。ただし、新幹線のホームは北口側にあるため改札を入ってから少々距離があります。北側には富士山、南側には楽寿園の緑地といった光景が広がります。
建設状況
2025年5月3日に三島駅前のロータリー越しから撮影した「三島駅南口東街区」方面です。
南西側から撮影。手前がB地区で、再開発に参加していない既存建物の奥がA地区となっています。
「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。こちらの道路側は6階建てのB棟の建設地で、24階建てのA棟は敷地の線路側が建設地となっています。
南東側から撮影。こちらの角地には10階建てのD棟が配置されます。タワーマンションとなるA棟はD棟の背後に少し見えるようになるかと思います。
地図
物件概要
建築計画のお知らせのような看板は見当たらりませんでしたが、三島市土地利用承認申請提出を表す看板がありました。
■物件概要■
事業名：三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業
所在地：静岡県三島市一番町の一部
交通：JR東海道新幹線「三島」駅 徒歩2分
JR東海道本線「三島」駅 徒歩2分
用途：住宅、店舗、事務所、医療施設、子育て支援施設、駐車場
階数：地上24階
高さ：90.6m
構造：鉄筋コンクリート造
敷地面積：10,050��
延床面積：55,765��
建築主：三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合
参加組合員：ミサワホーム、東レ建設、野村不動産、三菱地所レジデンス
設計者：アール・アイ・エー
施工者：東急・小野・山本建設工事共同企業体
工期：2024年4月着工〜2028年2月竣工予定
出典
▼三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業
https://mishimasta-se-red.jp/
▼三島市：三島駅南口周辺再開発
東街区再開発事業
▼ミサワホーム：プレスリリース（2024年4月19日）
「三島駅南口東街区Ａ地区第一種市街地再開発事業」 が着工
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