JR関内駅前で建設中の「BASEGATE横浜関内」(地上33階、高さ169m)です。2025年5月3日に横浜ランドマークタワーの展望室から撮影しました。建設地は横浜市の旧市庁舎跡地で、オフィスや商業施設、ホテル等で構成される複合施設になります。ホテルは裏側にある村野藤吾作品の旧市庁舎行政棟を保存活用した星野リゾートの「OMO7横浜 by 星野リゾート」となります。この記事ではBASEGATE横浜関内の概要や建設状況、地図等を載せています。
BASEGATE横浜関内について
全体イメージ[出典：公式HP]
「BASEGATE横浜関内」は移転した横浜市の旧市庁舎跡地の再開発で、規模は地上33階、地下1階、高さ169m、敷地面積1万6522.02�屐�建築面積1万439�屐�延床面積12万8567�屬箸覆辰討い泙后�
建築主は三井不動産（代表者）、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、設計者と施工者は鹿島建設と竹中工務店で2025年12月31日竣工、2026年春のグランドオープン予定です。
概要[出典：東急]
タワーのフロア構成は1〜5階がDeNAのエデュテイメント施設「Wonderia」や商業施設、6〜8階がウェルネスセンター・新産業創造拠点、11〜33階がオフィス・大学で11階にスカイロビーが配置されます。
タワー前には横浜DeNAベイスターズのライブビューイングアリーナ「THE LIVE」や、商業店舗が入る「グリーンウォークテラス」などが配置され、村野藤吾作品として知られる旧市庁舎行政棟はザ レガシーとして星野リゾートが運営するホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」となり、商業店舗の「スタジアムサイドテラス」が新設されます。
街区配置図[出典：東急]
配置図です。「BASEGATE横浜関内」はJR関内駅前に位置しており駅前広場の「セントラルプラザ」の背後に各棟が配置されます。そして東側のみなと大通り沿いには横浜スタジアム・横浜公園と繋がる歩行者デッキが新設されます。
また、西側(左側)で計画されている「関内駅前港町地区」の再開発ビルとも歩行者デッキで接続する計画となっています。
外観イメージ（JR関内駅側）[出典：公式HP]
JR関内駅南口前の低層部イメージです。
「OMO7横浜」外観イメージ[出典：星野リゾート]
横浜スタジアム側のホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」(276室)の完成予想図です。村野藤吾作品の旧市庁舎行政棟を保存活用したレガシーホテルになります。
星野リゾートのOMOブランドとしては初の横浜進出で、OMOの後ろの数字はサービスの幅を表しており、「OMO7（おもせぶん）」はカフェ・レストラン等を備えたフルサービスホテルとなります。2025年10月から予約受付を開始し、2026年春に開業します。
11階スカイロビー完成予想パース[出典：東急]
11〜33階はオフィスフロアで、11階にはスカイロビーが設置されます。
11階スカイロビー ラウンジ完成予想パー[出典：東急]
11階にはラウンジも配置され、横浜港や横浜公園、横浜スタジアムを望むことができるようになります。
33階平面図[出典：公式HP]
オフィスフロアは1フロア2,000�崢兇量誼譽好據璽垢如�天井高2,800mm、奥行き最大約18mの関内エリア最大級のオフィス空間となります。
位置図
位置図[出典：東急]
建設地はJR「関内」駅の目の前で、横浜市営地下鉄ブルーライ「関内」駅もすぐ近くにあります。関内駅と比べると距離はありますが、みななとみらい線「日本大通り」駅も徒歩圏となっています。
建設状況
2025年5月3日にJR関内駅前から撮影した「BASEGATE横浜関内タワー」(地上33階、高さ169m)です。
駅前ではザ ライブやグリーンウォークテラスといった低層施設の建設も進んでいました。この日は横浜ベイスターズの試合があり、隣の横浜スタジアムに行く多くの人の流れがありました。
「THE LIVE」は、横浜DeNAベイスターズのライブビューイングアリーナで大型LEDビジョンと高性能の音響設備が設置され、野球を始めとした様々なスポーツの試合や音楽ライブ等のエンターテインメントコンテンツと飲食を楽しめる場になります。
南西側にある大通り公園の入り口あたりから撮影。
南東側に移動してもう1枚。今は関内エリアで圧倒的な高さを誇る超高層ビルとなっていますが、左側には「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」(地上32階、高さ約170m)と「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」(地上21階、高さ106m)の建設が計画されており、3棟の超高層ビルが横一列に並びます。
村野藤吾作品として知られる旧市庁舎行政棟です。ここは旧建物を保存活用した星野リゾートが運営するホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」となり、道路側には商業店舗の「スタジアムサイドテラス」が新設されます。
横浜スタジアム前の北東側から撮影。歩行者デッキは開放されていませんが、横浜スタジアムと「BASEGATE横浜関内タワー」は既に繋がっています。
北側から撮影。低層部の少し飛び出ている部分が11階のスカイロビーで、ラウンジも配置されます。
同じ日に横浜ランドマークタワーの展望室から撮影した「BASEGATE横浜関内タワー」です。隣にある横浜スタジアムを見下ろせるビルになります。
少し広角で撮影。手前の超高層ビルが現在の「横浜市市庁舎」(地上32階、高さ155.4m)で、新旧の横浜市庁舎が並んで見える場所となっています。
地図
物件概要
都市景観形成行為のお知らせです。
建築計画のお知らせです。各面積には行政棟も含まれていると思われます。
■物件概要■
名称：BASEGATE横浜関内
事業名：横浜市旧市庁舎街区活用事業
所在地：神奈川県横浜市中区港町一丁目一番地他
交通：JR京浜東北・根岸線「関内」駅 徒歩1分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅 徒歩1分
みなとみらい線「日本大通」駅 徒歩7分
用途：オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業（タワー）
ホテル、商業（ザ レガシー：旧市庁舎行政棟）
ライブビューイング施設、商業（ザ ライブ）
商業（グリーンウォークテラス）
商業（スタジアム再度テラス）
観光案内所（ビジターフロント）
総客室数：276室
階数：地上33階、地下1階
高さ：169m
構造：S造・一部SRC造
敷地面積：16,522.02�屐奮攻菫澗痢�
建築面積：10,439��
延床面積：100,269�屐奮攻菫澗痢�128,567�屐�
建築主：三井不動産（代表者）、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
設計者：鹿島建設、竹中工務店
施工者：鹿島建設、竹中工務店
工期：2022年7月1日着工〜2025年12月31日年竣工予定
グランドオープン：2026年春予定
出典
▼公式HP：BASEGATE横浜関内
https://kannai-office.com/
▼三井不動産：ニュースリリース（2024年11月13日）
JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」
「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定
※代表して三井不動産のニュースリリースのリンクを掲載していますが、完成予想図等は東急から引用しています。
▼三井不動産：ニュースリリース（2022年7月12日）
JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工
▼星野リゾート：ニュースリリース（2025年4月22日）
2026年春開業「OMO7横浜(おも) by 星野リゾート」デザインイメージを一部初公開
〜横浜市旧市庁舎を活用し「レガシーホテル」へ〜
▼星野リゾート：ニュースリリース（2022年7月12日）
【OMO】神奈川県横浜市に「OMO（おも）by 星野リゾート」が初進出〜「OMO7横浜（おもせぶん） by 星野リゾート（仮称）」2026年春開業予定〜
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