愛宕山に面した高額分譲タワマン「愛宕地区第一種市街地再開発事業 F地区」(地上41階、最高高さ166.3m)の建設地です。2025年4月26日に撮影しました。建築主は野村不動産、施工者は竹中工務店で2025年2月に着工したことが発表されています。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。
愛宕地区について
イメージパース[出典：東京都都市整備局]
「愛宕地区第一種市街地再開発事業 F地区」は愛宕山に面した高額分譲タワーマンションで、規模は地上41階、地下2階、高さ160m、最高高さ166.3m、敷地面積2,905.13�屐�建築面積約1,520�屐�延床面積約5万4200�屬箸覆辰討い泙后�
建築主は独立行政法人都市再生機構、野村不動産、設計者と施工者は竹中工務店、工期は2025年2月着工、2028年11月30日の竣工予定です。
イメージパース[出典：東京都都市整備局]
東側から見た愛宕地区の鳥観図です。F地区が同再開発によるタワーマンションで、G地区には小規模な寺院・店舗、H地区では地上14階、高さ約50m、延床面積約1万6900�峙�模の共同住宅が計画されています。E地区は愛宕神社です。
配置図[出典：野村不動産]
建設地は愛宕山の東側で、愛宕神社の参道を挟んで左側（南側）がタワマンとなるF地区（�騎攻茵法�右側（北側）が小規模なG地区（�恭攻茵砲箸覆辰討い泙后�
G地区（�恭攻茵砲任�2棟の建物が計画されており、道路側が��-1棟で地上3階、高さ約15mの店舗等、愛宕山側が��-2棟で地上3階、高さ約10mの寺院等となります。両棟合わせた敷地面積は約790�屐�延床面積約1,010�屬如�F地区の完成後に着工し、2032年度までに竣工する予定です。
断面図[出典：野村不動産]
F地区（�騎攻茵砲離侫蹈�構成は1階が店舗、2階が生活・産業支援施設、4〜6階が事務所、そして7〜41階が住宅フロアとなります。
イメージパース[出典：野村不動産]
F地区（�騎攻茵砲�G地区（�恭攻茵砲隆屬砲△覦ε羶声劼了夏傘茲い砲蝋�場が整備される計画となっています。鳥居の先に階段は「出世の石段」で、ここを登ると愛宕神社の社殿があります。
位置図
位置図[出典：野村不動産]
建設地は愛宕山の東側で、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、都営三田線「御成門」駅、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅といった複数路線・駅が徒歩圏に点在しています。
建設状況
2025年4月26日に愛宕山から撮影した「愛宕地区第一種市街地再開発事業 F地区」(地上41階、最高高さ166.3m)の建設地です。
撮影時の作業工程は山留工事、土工事となっていました。
敷地内には山留工事に使用するH鋼が置いてありました。
同タワマンは野村不動産のニュースリリースで高額分譲マンションとして紹介されています。高級ではなく高額と言い切っているため、高騰している分譲マンションの中でも頭一つ抜けた価格帯になるのかもしれません。
ところで愛宕山側ではプレハブ事務所が建設中でした。
愛宕山の緑道から敷地全体を見渡せていましたがほとんど見えなくなります。
だいたいの現場で撮影スポットを隠すようにプレハブ事務所が設置されることが多いです。逆に言うと覗ける場所＝完成後も覗ける場所になるため、そこを避けて建物本体を配置すると、そこがプレハブ事務所の設置スペースになるのは理にかなっていると言えます。
建設地の隣にある愛宕山トンネル内から撮影。ここは東京23区内唯一の山岳トンネルとなっています。
南東側から撮影。背後の超高層ビル群は「虎ノ門ヒルズ」で、左から「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(地上49階、最高高さ265.75m)、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(地上54階、最高高さ221.55m)、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(地上52階、最高高さ255.5m)となっています。
北東側から撮影。左奥は「愛宕グリーンヒルズ」で、手前が地上42階、最高高さ157.26mの賃貸タワマン、奥が地上42階、最高高さ186.76mのオフィスビルとなっています。また、右の鳥居の先にある階段が「出世の石段」です。下りたことはありますが、ここを上ったことはありません(^^;)
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。事業名は野村不動産のニュースリリースで使用されている名称「愛宕地区第一種市街地再開発事業 F地区」をメインとして使うようにしています。
■物件概要（F地区）■
事業名：愛宕地区第一種市街地再開発事業 F地区
(仮称)愛宕地区(再)特定業務代行F地区施設建築物
所在地：東京都港区愛宕一丁目200番1
用途：共同住宅、事務所、店舗
総戸数：約360戸
階数：地上41階、地下2階
高さ：約160m（最高高さ166.3m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：2,905.13��
建築面積：約1,520��
延床面積：約54,200��
施工者：独立行政法人都市再生機構、野村不動産
設計者：竹中工務店
施工者：竹中工務店
工期：2025年2月着工〜2028年11月30日竣工予定
出典
▼野村不動産：ニュースリリース（2025年4月23日）
最上級クラスの商品企画と専属販売体制によるお客様対応を実施
都心エリアでの分譲マンションの供給数を拡大
―「愛宕地区第一種市街地再開発事業」・「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」が着工 ―
▼野村不動産：ニュースリリース（2023年1月20日）
「愛宕地区第一種市街地再開発事業」（ＵＲ施行） 事業計画認可のお知らせ（都市再生機構・竹中工務店・野村不動産）
▼東京都港区（2023年11月30日）
愛宕地区第一種市街地再開発事業
▼東京都都市整備局（2021年12月16日）
愛宕地区に係る都市計画案の説明会
▼港区議会：建設常任委員会（2021年7月21日）
愛宕地区の街づくりについて
▼東京都都市整備局
愛宕地区（機構施工）
- カテゴリ
- 港区
