全体パース[出典：三菱地所]
関内駅前の再開発「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」について、4月25日に市街地再開発組合が設立されたことが発表されました。参加組合員は三菱地所を代表企業とするグループで、地上32階、高さ170m、延床面積約9万9290�峙�模の高層部に住宅が入る複合施設になります。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
関内駅前港町地区について
全体パース[出典：三菱地所]「
「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」は関内駅前の大規模再開発で4月25日に関内駅前港町地区市街地再開発組合の設立が認可されました。図の左隣では「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」もあり、現在は組合設立に向けて手続きが進められています。
港町地区の規模は、過去の情報も合わせると地上32階、塔屋1階、地下2階、高さ170m、敷地面積約7,720�屐�建築面積約5,700�屐�延床面積約9万9290�屐∋�業主は関内駅前港町地区市街地再開発組合（参加組合員：三菱地所、スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産、三菱地所レジデンス）、工期は2025年度解体工事着手、2026年度着工、2029年度竣工予定となっています。
イメージパース[出典：三菱地所]
少々古い関内駅前全体の完成予想図です。右側の横浜スタジアム側は現在建設中の「BASEGATE横浜関内」(地上33階、高さ169m）で、中央が「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」、左が「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」となっています。
北口地区の規模は、過去の情報も合わせると地上21階、地下1階、高さ106m、敷地面積約2,700�屐�建築面積約2,100�屐�延床面積約3万3810�屐∋�業主は関内駅前北口地区市街地再開発組合（予定）（事業協力者：三菱地所、スターツコーポレーション、鹿島、フジタ、三菱地所レジデンス）、工期は2025年度解体工事着手、2026年度着工、2029年度竣工予定となっています。
断面イメージ[出典：三菱地所]
港町地区は低層部に商業施設、ナイトライフ拠点、ビジネス支援施設、中層部にオフィス、高層部に住宅が配置されます。オフィスと住宅部の間にはスカイラウンジも配置されます。
北口地区は低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部に住宅が配置されます。
計画平面図[出典：三菱地所]
港町地区には大規模な交通広場が配置され、北口地区とBASEGATE横浜関内にはデッキで接続します。
低層部パース[出典：三菱地所]
南側から見た低層部の完成予想図です。右奥の木の裏に描かれている2階レベルのデッキで、右側にあるBASEGATE横浜関内に接続します。
低層部パース[出典：三菱地所]
西側から見た低層部の完成予想図です。左側の北口地区とは2階レベルのデッキで接続します。
位置図
位置図[出典：横浜市]
計画地はJR「関内」駅の目の前で、北側の道路の地下には地下鉄の「関内」駅もあります。
現況
2024年5月26日に関内駅前から撮影した「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」(地上32階、高さ170m)の計画地です。解体工事は2025年度に始まる予定となっています。
以前の情報では高層部に入る住宅は賃貸となっていました。
この辺りは交通広場が整備される計画となっています。
北側から撮影。角地のビルの左側には地下鉄「関内」駅の出入口があるため、同地区は駅直結になるものと思われます。
左端で建設中のビルは歩行者デッキで接続することになる「BASEGATE横浜関内」(地上33階、高さ169m)です。リンク先では11月時点での様子を見ることができます。気付いたら最後に撮りに行ってから結構な期間が空いてしまったのでGW中に撮りに行く予定です。
関内駅前から撮影した「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」(地上21階、高さ106m)の計画地です。カラフルなビルは敷地の半分以上を占めるショッピングモールの「セルテ（CERTE）」です。
西側から撮影。ここの高層部に入る住宅も、以前の情報では賃貸となっています。
地図
物件概要
下記物件概要は環境影響評価準備書の内容も含めて記載しています。
■物件概要（港町地区）■
事業名：関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業
所在地：神奈川県横浜市中区尾上町2・3丁目、真砂町2・3丁目、港町2・3丁目
交通：JR根岸線「関内」駅
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅
用途：事務所、住宅、店舗、エンターテインメント施設、ビジネス支援施設、駐車場等
総戸数：90戸程度(賃貸)
階数：地上32階、塔屋1階、地下2階
高さ：170m
敷地面積：約7,720��
建築面積：約5,700��
延床面積：約99,290��
事業主：関内駅前港町地区市街地再開発組合
参加組合員：三菱地所、スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産、三菱地所レジデンス
設計者：−
施工者：−
工期：2026年度着工〜2029年度竣工予定
■物件概要（北口地区）■
地区名：(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業
所在地：神奈川県横浜市中区真砂町3丁目、港町2・3丁目、蓬莱町1丁目、万代町1丁目
交通：JR根岸線「関内」駅
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅
用途：事務所、住宅、店舗、駐車場等
総戸数：150戸程度(賃貸)
階数：地上21階、地下1階
高さ：106m
敷地面積：約2,700��
建築面積：約2,100��
延床面積：約33,810��
事業主：関内駅前北口地区市街地再開発組合（予定）
事業協力者：三菱地所、スターツコーポレーション、鹿島、フジタ、三菱地所レジデンス
設計者：−
施工者：−
工期：2026年度着工〜2029年度竣工予定
出典
▼三菱地所：ニュースリリース（2025年4月28日）
「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」 関内駅前港町地区市街地再開発組合を設立
▼三菱地所：ニュースリリース（2020年10月1日）
関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業
事業協力に関する基本協定書を締結
▼横浜市：都市整備局都心活性化推進部都心再生課（2024年5月24日）
関内駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました！
▼建設通信新聞（2024年5月27日）
【横浜市、関内駅前を都計決定】25年度から既存解体/新施設9.7万�屬�3.3万��
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