完成イメージ[出典：葛飾区]
京成立石駅前の大規模再開発「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。地上36階、最高高さ134.55mの商業施設が併設されるタワーマンションと地上14階、高さ74.79mの葛飾区新庁舎で構成されます。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況（2025年4月6日時点）、地図等を載せています。
立石駅北口地区について
外観予定図・配置図[出典：現地のお知らせ]
「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」は京成立石駅の北口側一帯の大規模再開発で、西棟は低層部に商業施設が入るワーマンション、東棟は葛飾区新庁舎となり、両棟の間には交通広場が整備されます。
また、同再開発とは別事業になりますが、四ツ木駅〜京成立石駅〜青砥駅間では連続立体交差事業の工事が行われており、駅も含めて高架化されて周辺にある踏切が全て撤去されます。
断面図[出典：現地お知らせを撮影]
西街区の規模は地上36階、塔屋3階、地下2階、高さ124.90m（最高高さ134.55m）、敷地面積7,125.47�屐�建築面積4,824.31�屐�延床面積8万2391.55�屬如�低層部に商業施設が入る総戸数710戸のタワーマンションとなり、東街区の規模は地上14階、塔屋1階、地下3階、高さ74.79m、敷地面積4,658.34�屐�建築面積3,240.05�屐�延床面積4万1485.15�屬燃訃�区新庁舎になります。
建築主は立石駅北口地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画、特定業務代行者は鹿島・三井住友建設JV、設計者は西街区が三井住友建設、東街区が日本設計で両街区とも2025年11月1日着工、2030年3月31日竣工予定となっています。ただ、建設通信新聞の記事では8月着工となっていたので少し早く着工する可能性があります。
交通広場（駅前広場）[出典：東京建物]
西街区と東街区の間の駅前に整備される交通広場の完成予想図です。敷地面積は3,413.55�屬箸覆辰討い泙后�
西街区・マンション低層部[出典：東京建物]
西街区に建設されるタワーマンションの1階、2階は商業施設になります。
路地空間の再生ゾーン低層部[出典：東京建物]
そしてタワマン本体の西側にはデッキで接続する3階建ての商業施設が併設されます。元々計画地内には狭い路地に小規模な店舗が多く建ち並んでいましたが、ここではその立石らしさである路地空間を再現するとされています。
葛飾区新庁舎 建物完成予想図[出典：葛飾区]
葛飾区新庁舎が建設される東街区の完成予想図です。現在の葛飾区役所は京成立石駅から徒歩7分程度の場所にありますが、それが駅前に移転してくることになります。
平面図（西街区）
タワーマンションとなる西街区の平面図です。出典元は全て葛飾区のHPで、東街区の平面図も末尾に載せた出典元の葛飾区HP（立石駅北口地区第一種市街地再開発事業）に掲載されています。
1階は店舗となり、西側にはスーパーマーケットが入る想定となっています。
専用エスカレーターで行ける2階には店舗の他に住宅のメインエントランスも配置されます。
西側の3階は集会室（バンケット想定）、タワマン本体の3階は住宅用の駐輪場（1062台）となります。
4階からが住宅フロアとなります。
20階の北西角、北東角も含む北側が共用施設となり、コミュニティラウンジ、パーティルーム、ワーク＆スタディルーム、ゲストルーム(2室)が計画されています。
階数が上がるに連れて広い部屋だけになっていきますが、最上階の36階にだけ100�崢兇┐良�屋が配置されます。
位置図
位置図[出典：東京建物]
計画地は京成立石駅の北口側一帯で、施工区域面積は約2.2haとなっています。
京成立石駅前3エリアの再開発位置図[出典：葛飾区]
京成立石駅の南口側では「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)と「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」(地上32階、高さ約120m)によるタワーマンションが計画されており、将来的には駅を中心に3棟のタワマンが建ち並びます。
既存建物解体状況
2025年4月6日に西側から撮影した「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業（西街区）」(地上36階、最高高さ134.55m)です。一番鋭角な三角形の敷地となっている部分で、こちら側には広場が整備されます。
仮囲いの中です。作業工程では既存杭撤去工事となっていました。
西街区のタワマン建設地を北西側から撮影。
仮囲いの中です。
奥では京成押上線の高架化の工事が行われています。
北東側から撮影。現在は西街区と東街区の間は仮歩道となっていますが、将来的にここは交通広場に生まれ変わります。
南東側となる京成立石駅前から撮影。
東側から見た仮囲いの中です。ここに地上36階、最高高さ134.55mのタワーマンションが建設されます。
南西側から撮影した「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業（東街区）」(地上14階、高さ74.79m)です。
西側から見た東街区です。ここには葛飾区の新庁舎が建設されます。
北西側から撮影。以前の立石は細い路地に小規模な店舗がたくさんありましたが、キレイな街に生まれ変わります。
北東側から撮影。こちら側にはパチンコ屋や大きめのマンションがありましたが既に解体されています。
南東側から撮影。目の前の京成押上線は高架化されるため、今ある踏切は将来的には撤去されます。
東側から撮影した仮囲いの中です。
地図
物件概要
西街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要（西街区）■
事業名：立石駅北口地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事（西街区）
所在地：東京都葛飾区立石４丁目
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：共同住宅、店舗、集会所、自動車車庫、自転車駐車場
総戸数：710戸
階数：地上36階、塔屋3階、地下2階
高さ：124.90m（最高高さ134.55m）
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
基礎工法：現場造成杭
敷地面積：7,125.47��
建築面積：4,824.31��
延床面積：82,391.55��
建築主：立石駅北口地区市街地再開発組合
参加組合員：東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社
特定業務代行者：鹿島・三井住友建設JV
設計者：三井住友建設
施工者：未定
工期：2025年11月1日着工〜2030年3月31日竣工予定
東街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要（東街区）■
事業名：立石駅北口地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事（東街区）
所在地：東京都葛飾区立石７丁目1-1（予定）
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：事務所（庁舎）、店舗、保育所、巡査派出所、自動車車庫、自転車駐車場
階数：地上14階、塔屋1階、地下3階
高さ：74.79m
構造：鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造、3階床下中間層免震
基礎工法：既製コンクリート杭
敷地面積：4,658.34��
建築面積：3,240.05��
延床面積：41,485.15��
建築主：立石駅北口地区市街地再開発組合
参加組合員：東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社
特定業務代行者：鹿島・三井住友建設JV
設計者：日本設計
施工者：未定
工期：2025年11月1日着工〜2030年3月31日竣工予定
出典
▼葛飾区：駅周辺の街づくり（2024年11月8日更新）
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業
▼葛飾区
総合庁舎の整備
▼東京都都市整備局：報道発表資料（2021年4月27日）
立石駅北口地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京建物：ニュースリリース（2021年4月28日）
『立石駅北口地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立認可
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