日本一の高さとなるタワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)の建設地です。2025年3月22日に撮影しました。大型のタワークレーンは撤去されており、低層部以外の外観は完成しているようでした。竣工予定は今年の8月です。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。
麻布台ヒルズレジデンスBについて
外観イメージ[出典：公式HP]
「麻布台ヒルズレジデンスB」は「麻布台ヒルズ」内のタワーマンションで、この完成予想図の右奥の棟となっています。規模は地上64階、地下5階、高さ262.82m、敷地面積9,648.39�屐�建築面積6.393.37�屐�延床面積18万5333.17�屐�建築主は森ビル、設計者は森ビル、施工者は三井住友建設で2025年8月25日の竣工予定です。
手前にある低層の建物群はトーマス・ヘザウィック氏のデザインによる「ガーデンプラザA〜D」で、「麻布台ヒルズレジデンスB」を含む「麻布台ヒルズ」全体の低層部デザインもヘザウィック氏が担当しています。
外観イメージ[出典：DBOXCG]
六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。左から「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)でレジデンスB以外は開業しています。
「麻布台ヒルズレジデンスA」は完成済みのタワーマンションの中では高さ日本一で、「麻布台ヒルズレジデンスB」が完成すると高さ日本一のタワーマンションの座がレジデンスBに移り、高さ日本1位・2位のタワマンが並ぶことになります。
断面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスB」のフロア構成は地下1階〜2階が商業施設(8店舗)、2階が保育園、3階〜5階が総貸室面積約4,200�屬離好癲璽襯�フィス(基準階面積約1,400��)、6階〜64階が総戸数970戸(13階〜18階は168戸のサービスアパートメント)の住宅フロアとなります。
また、「麻布台ヒルズ森JPタワー」の54階〜64階に入る「アマンレジデンス 東京」は高さ日本一の住宅フロアですが、当ブログでは用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っているため、高さ日本一のタワマンはレジデンスBとしています。
平面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」の敷地はT字型となっており、西端に位置する「麻布台ヒルズレジデンスB」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に接続し、東端に位置する「ガーデンプラザA」は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続しています。
麻布台ヒルズレジデンス[出典：DBOXCG]
「麻布台ヒルズレジデンスB」低層部の完成予想図です。低層部のデザインはトーマス・ヘザウィック氏が担当しており、「麻布台ヒルズ」全体で統一感のある街並みが形成されています。
麻布台ヒルズレジデンスB[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスB」のラウンジと思われる場所の完成予想図です。同タワーマンションのインテリアデザインは、日建スペースデザインが6〜30階の専有部を担当し、マルコ・コスタンツィ・アーキテクツが共有部と31〜64階の専有部を担当しています。
位置図
配置図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅間の南側に位置しており、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続します。また、隣接する各建物は地下通路で繋がることから、どの建物からも地下から駅に行けるようになり、そして神谷町駅から六本木一丁目駅まで繋がることになります。
建設状況
2025年3月22日に東側となる神谷町駅側から撮影した「麻布台ヒルズ」です。
近くから見上げた「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)です。
低層部以外の外観はほぼ完成しているようでした。
左側の「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)と右側の「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)は同じデザインのツインタワマンとなっています。
南側にある「飯倉公館」越しにはツインタワーがキレイに見えます。
南西側の飯倉片町交差点から撮影した「麻布台ヒルズ」です。首都高越しでも目立ちます。
首都高越しにもう1枚。
さらにもう1枚。このクラスの高さになると首都高が目の前にあっても目立ちます。
首都高から見る麻布台ヒルズ。
— 中谷幸司 (@bluestylecom) March 24, 2025
360度カメラで撮影しました。 pic.twitter.com/oSC19RDWWl
そんな首都高から見た「麻布台ヒルズ」です。3月22日に車の屋根に360度カメラを付けて撮影しました。
目の前から撮影。ここにある東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に繋がる出入口は既に開放されています。
同じ日に「六本木ヒルズ」のデッキから撮影。
「六本木ヒルズ」の展望室から撮影。
「麻布台ヒルズ」にズームです。「麻布台ヒルズレジデンスB」のネットが全て撤去されたらここから見る外観は完成と言えそうです。
最上部にズームです。大型のタワークレーンは撤去され、小さなタワークレーンだけとなっていました。
3月24日に江戸川区から撮影。塔屋の外壁は全て取り付けられていました。工期が何度か延期されてきましたが、8月25日の竣工予定までには完成しそうです。
地図
物件概要
麻布台ヒルズレジデンスBの建築計画のお知らせです。
■物件概要（レジデンスB）■
名称：麻布台ヒルズレジデンスB
仮称：虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名：虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地：東京都港区麻布台一丁目32番6外
交通：東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
用途：共同住宅（6階〜64階）・事務所（3階〜5階）・店舗・保育所・駐車場等
総戸数：970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数：地上64階、地下5階
高さ：262.82m
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）
基礎工法：直接基礎
敷地面積：9,648.39��
建築面積：6.393.37��
延床面積：185,333.17��
建築主：森ビル
設計者：森ビル
施工者：三井住友建設
工期：2019年10月1日着工〜2025年8月25日竣工予定
出典
▼公式HP：麻布台ヒルズ
https://www.azabudai-hills.com/
▼森ビル：ニュースリリース（2023年8月8日）
「麻布台ヒルズ」2023年11月24日開業
▼森ビル：ニュースリリース（2023年7月3日）
「麻布台ヒルズ A街区・C街区」が竣工
▼DBOXCG：TORANOMON AZABUDAI
https://dboxcg.com/portfolio/azabudai_hills/
▼PCPA（ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ）：Azabudai Hills
https://pcparch.com/work/azabudai-hills
