内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)

 日比谷公園東側の「内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)」の建設地です。2025年2月22日に撮影しました。写真左側の中地区には地上48階、最高高さ233.527m、写真右側の南地区には地上45階、最高高さ232.52mの超高層ビルが建設中で、南地区には4基目のタワークレーンが設置されました。また、左奥の「帝国ホテル」がある北地区には高さ約230mの複合施設と高さ約145mのホテルに建替える超大規模再開発となっています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




TOKYO CROSS PARK構想 内幸町一丁目街区完成イメージ
完成イメージパース[出典:東京都]

 「内幸町一丁目街区」は日比谷通りを挟んだ「日比谷公園」東側の大規模再開発で、三井不動産など事業者10社によって「TOKYO CROSS PARK構想」として街づくりが行われています。

 北地区、中地区、南地区の3つの地区に分かれており、総延床面積約110万�峙�模の超大規模再開発で、先行して中地区のセントラルタワーと南地区のサウスタワーの建設が始まっています。そして少し遅れて北地区のノースタワーの建設が始まる予定で、一番最後に北地区にある帝国ホテルの新本館が建設予定となっています。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 完成イメージパース
内幸町一丁目街区完成イメージ[出典:三井不動産]

 図の右側となる南地区で建設中の「サウスタワー(内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟)」の規模は地上46階、塔屋1階、地下3階、高さ227.78m、最高高さ232.52m、敷地面積1万8617.95�屐憤戝鎮惑�定区域全体)、建築面積9,504.50�屐憤戝鎮惑�定区域全体:1万5325.65�屐法�延床面積28万5854.01�屐憤戝鎮惑�定区域全体:29万6725.25�屐砲箸覆辰討い泙后7�築主は中央日本土地建物(代表施工者)、設計者と施工者は清水建設で2024年3月下旬着工、2027年3月下旬の竣工予定(一団地認定区域全体:2039年4月頃)です。

 図の左側の中地区で建設中の「セントラルタワー((仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー)」の規模は地上48階、塔屋2階、地下6階、高さ229.357m、最高高さ233.527m、敷地面積2万1656.36�屐箆�担認定区域全体)、建築面積1万2222.84�屐箆�担認定区域全体:2万566.53�屐法�延床面積36万1075.97�屐箆�担認定区域全体:37万4569.67�屐砲箸覆辰討い泙后7�築主はNTT都市開発(代表事業者)、公共建物、三井不動産、東京電力パワーグリッド、設計者と施工者は竹中工務店で2024年7月15日着工、2029年2月28日の竣工予定(連担認定区域全体:2038年3月)です。



TOKYO CROSS PARK構想 内幸町一丁目街区完成イメージ
内幸町一丁目街区完成イメージ[出典:三井不動産]

 日比谷公園越しに見た完成予想図です。左から北地区、中地区、南地区となっており、北地区に建設されるノースタワーは地上46階、高さ約230m、新本館は地上29階、高さ約145mで両棟合わせた延床面積は約42万�峙�模で計画されています。事業者は帝国ホテルと三井不動産で、ノースタワーが2024年度着工、2030年竣工予定、新本館が2031年度着工、2036年度竣工予定となっています。

 各地区のビルが竣工した後でも、設備の移設工事や既存建築物の解体工事等が行われるため、最終的な工事完了は2037年度以降の予定となっています。



TOKYO CROSS PARK構想 街区用途概念図
街区用途概念図[出典:三井不動産]

 各地区の規模と用途は以下のようになっています。

・北地区 帝国ホテル新本館
 地上29階、高さ約145m、約42万��(ノースタワー含む)、2036年度竣工予定
 ホテル

・北地区 ノースタワー
 地上46階、高さ約230m、約42万��(新本館含む)、2030年度竣工予定
 賃貸住宅・サービスアパートメント・オフィス・商業等

・中地区 セントラルタワー
 地上48階、最高高さ233.527m、37万4569.67�屐箆�担認定区域全体)、2029年2月竣工予定
 ホテル・オフィス・商業・産業支援施設・ホール等

・南地区 サウスタワー
 地上46階、最高高さ232.52m、29万6725.25��(一団地認定区域全体)、2027年3月下旬竣工予定
 事務所、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画 配置図
配置図[出典:内閣府]

 各地区、各棟の配置図です。南地区のサウスタワーと中地区のセントラルタワーは日比谷公園側にビル本体が配置され、JRの線路側には大規模な広場が設けられます。北地区は日比谷公園側に帝国ホテルの新本館、線路側にノースタワーが配置されます。

 隣り合う地区はそれぞれ広場やデッキで接続し、中地区からは大規模なデッキで日比谷公園に繋がり、南地区は「内幸町」駅に、北地区は「日比谷」駅に接続します。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画 計画地の現況図
計画地の現況図[出典:東京都環境局]

 各地区の現況図です。南地区では「みずほ銀行内幸町本部ビル」、中地区では「NTT日比谷ビル」と「日比谷U-1ビル」が解体され着工していますが、広場となる部分では既存建物がまだ現役で残っています。

 北東側に位置する北地区の「帝国ホテル東京タワー」は2024年度から建て替え予定となっており、営業終了した施設・店舗もありますが、客室、プール・サウナ、宴会場はまだ稼働しています。そのため工期は多少ずれるかと思われます。日比谷公園側の現本館は2030年度まで営業継続予定となっています。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 日比谷公園と中地区のセントラルタワーは、日比谷通り上空を通る大規模なデッキで接続されます。また、セントラルタワー、サウスタワーには百尺規制時代の高さ31mとなる基壇部に大規模広場が整備されます。



TOKYO CROSS PARK構想 街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園イメージ
街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園イメージ[出典:帝国ホテル]

 日比谷公園上空から見た完成予想図です。東京都は2021年7月に「都立日比谷公園再生整備計画」を策定し、開園130周年を迎える2033年の完了に向け、日比谷公園をエリアごとに段階的に整備していくことになっています。



TOKYO CROSS PARK構想 内幸町一丁目街区完成イメージ
内幸町一丁目街区完成イメージ[出典:帝国ホテル]

 夜景バージョンの「内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)」の完成予想図です。左の「東京ミッドタウン日比谷」(地上35階、高さ191.46m)も含めて、百尺規制時代の高さ31mラインで基壇部がキレイに揃います。




TOKYO CROSS PARK構想 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 「内幸町一丁目街区」は「日比谷公園」とJRの線路に挟まれたエリアの超大規模再開発で、南地区は「内幸町」駅に、北地区は「日比谷」駅に直結し、中地区は大規模デッキで「日比谷公園」に接続します。他にも「新橋」駅や「銀座」駅、「霞ヶ関」駅など複数の駅・路線が徒歩圏に点在しています。




内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)

 2025年2月22日に日比谷通り沿いから撮影した「内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)」の建設地です。手前が地上48階、最高高さ233.527mの超高層ビルとなる中地区(セントラルタワー)で、奥が地上45階、最高高さ232.52mの超高層ビルとなる南地区(サウスタワー)です。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟

 中地区(セントラルタワー)は地上から見ても特に変化はありませんでしたが、南地区(サウスタワー)ではタワークレーンが4基になっていました。4基目は設置直後だったようで、まだ低い位置にいましたが、今は他の4基と同じ高さになっているかと思います。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟

 ただ、地上部の鉄骨が組まれ始まるのはまだ先になりそうです。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟

 南側の道路沿いから撮影。タワークレーン4基になると賑やかです。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟

 右端の鉄塔があるビルは南地区に含まれている「東京電力本社ビル」(地上16階、高さ102.01m)で、将来的には解体となり広場が整備されます。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟

 中地区もタワークレーンは4基以上になると思うので、両地区が合わさってタワークレーン祭りのような建設現場になりそうです。









IMG_0533_内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟 建築計画のお知らせ

 南地区の建築計画のお知らせです。



内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都]

 他の街区と合わせた全体の工事完了は約15年の工期となっています。

■物件概要(南地区)■
事業名:内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1000番
交通:都営三田線「内幸町」駅
   JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋」駅
   東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅
用途:事務所、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
階数:地上46階、塔屋1階、地下3階
高さ:227.78m(最高高さ232.52m)
構造:鉄骨造(一部柱:CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造 及び 鉄骨造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:18,617.95�屐憤戝鎮惑�定区域全体)
建築面積:9,504.50�屐憤戝鎮惑�定区域全体:15,325.65�屐�
延床面積:285,854.01�屐憤戝鎮惑�定区域全体:296,725.25�屐�
建築主:中央日本土地建物(代表施工者)
事業者:中央日本土地建物・東京電力パワーグリッド・TF内幸町特定目的会社
設計者:清水建設
施工者:清水建設
工期:2024年3月下旬着工〜2027年3月下旬竣工予定(一団地認定区域全体:2039年4月頃)




(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー 建築計画のお知らせ

 中地区の建築計画のお知らせです。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 解体工事からビル本体完成までは約7年で、他の街区と合わせた全体の工事完了が約15年の工期となっています。

■物件概要■
事業名:(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番1,3,5,8,9,10,11
交通:都営三田線「内幸町」駅
   東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅
   東京メトロ有楽町線・JR山手線・JR京浜東北線「有楽町」駅
   JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋」駅
用途:事務所・商業・ホテル他
階数:地上48階、塔屋2階、地下6階
高さ:229.357m(最高高さ233.527m)
構造:鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎(パイルド・ラフト起訴)
敷地面積:21,656.36�屐箆�担認定区域全体)
建築面積:12,222.84�屐箆�担認定区域全体:20,566.53�屐�
延床面積:361,075.97�屐箆�担認定区域全体:374,569.67�屐�
建築主:NTT都市開発(代表事業者)、公共建物、三井不動産、東京電力パワーグリッド
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
工期:2024年7月15日着工〜2029年2月28日竣工予定(連担認定区域全体:2038年3月)




▼東京都:報道発表資料(2022年8月9日)
内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

▼三井不動産:ニュースリリース(2022年3月24日)
都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり
「TOKYO CROSS PARK構想」を発表
内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト


▼内閣府:第19回 東京都都市再生分科会 配布資料(2021年6月29日)
資料1 内幸町一丁目北特定街区・内幸町一丁目北地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要

▼帝国ホテル:お知らせ(2024年8月8日更新)
帝国ホテル 東京 タワー館営業状況と本館営業継続に関するお知らせ

▼帝国ホテル
A Challenge to the Future