高さ166.86m「THE LINKPILLAR 2（ザリンクピラーツー）」の建設状況！ニュウマン高輪や高輪築堤の見学スペースもあるオフィスビル（2025.2.15） : 超高層マンション・超高層ビル

　高輪ゲートウェイ駅直結「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」の「THE LINKPILLAR 2（ザリンクピラーツー）」(地上31階、高さ166.86m)です。2025年2月15日に撮影しました。2～3階にはルミネが運営する商業施設「ニュウマン高輪」が入るオフィスビルで、建設地から出土した高輪築堤の遺構の見学スペースも設置されます。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。

THE LINKPILLAR 2 完成予想図[出典：公式HP]

　「THE LINKPILLAR 2（ザリンクピラーツー）」はJR「高輪ゲートウェイ」駅に直結する大規模再開発「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」内のオフィスビルで2～3階にはルミネが運営する商業施設「ニュウマン高輪」が入ります。

　規模は地上31階、地下5階、高さ166.86m、敷地面積1万5300.61㎡、建築面積1万837.35㎡、延床面積20万8547.67㎡となっています。建築主はJR東日本、設計者は品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体（JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計）、施工者は大林組で2026年3月31日の竣工予定です。

　「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」の敷地からは明治5(1872)年に日本初の鉄道が開業したときに築かれた「高輪築堤」の遺構が出土しており、一部が現地保存、移築保存され「THE LINKPILLAR 2」には見学スペースが設置されます。

THE LINKPILLAR 2から第7橋梁部を眺めるイメージ[出典：JR東日本]

　THE LINKPILLAR 2の1階からは高輪築堤の第7橋梁部を見学できます。

THE LINKPILLAR 2から第7橋梁部を眺めるイメージ[出典：JR東日本]

　ARやVR等の最先端技術を活用して開業当時の鉄道が走る景観を再現する計画があり、鉄道開業や日本の近代化の歴史を紹介する「(仮称)築堤ギャラリー」も開設予定となっています。

THE LINKPILLAR 2から第7橋梁部を眺めるイメージ[出典：JR東日本]

　「高輪築堤」の遺構を囲うようにデッキが整備され上からも見下ろすこともできるようになります。

　各街区の位置図です。「THE LINKPILLAR 2」は高輪ゲートウェイ駅にも泉岳寺駅にも近い3街区に位置しており、「高輪ゲートウェイ」駅とはデッキで接続する4街区の「THE LINKPILLAR 1」経由で接続し、「泉岳寺」駅とは西隣で建設中の「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」(地上30階、最高高さ145m)経由で接続します。