森永プラザビル

 田町駅前で解体工事中の「森永プラザビル」(地上24階、高さ100.3m)です。2025年2月15日に撮影しました。森永乳業の本社だったJR田町駅直結のオフィスビルで、解体後の跡地には駅直結のオフィスビル「田町駅西口駅前地区開発事業」(地上23階、高さ約125m)が建設されます。また、同時に交通広場や駅前デッキ広場の拡張も行われます。この記事では同再開発の概要や解体状況、地図等を載せています。




森永プラザビル

 「森永プラザビル」はJR田町駅直結の森永製菓・森永乳業の本社ビルで、規模は地上24階、地下3階、高さ100.3m、敷地面積6,245�屐�建築面積2,555�屐�延床面積4万368�屐�建築主は 森永開発、設計者は森永エンゼルプラザ、施工者は鹿島建設、工期ヒア1970年12月着工、1973年8月竣工でした。

 2024年3月には森永製菓と森永乳業の本社が移転し、2024年4月1日から2025年9月30日の工期で鹿島建設を施工者として解体工事が行われています。



田町駅西口駅前地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 「森永プラザビル」跡地に建設される「田町駅西口駅前地区開発事業」はJR田町駅直結のオフィスビルで、規模は地上23階、地下2階、高さ約125m、敷地面積6,615�屐�延床面積約98,600�屐�建築主は森永乳業、三井不動産、東日本旅客鉄道(JR東日本)となっています。

 着工予定は2025年度で、2028年度には業務棟及び駅前デッキ広場空間が完成・供用開始予定となっており、2033年度には一部店舗の工事を実施した上で全体竣工する予定です。



田町駅西口駅前地区 配置図
配置図[出典:内閣府]

 計画地はデッキで直結するJR「田町」駅の三田口(西口)前で、目の前を通る第一京浜の地下にある都営浅草線・三田線の「三田」駅にも直結します。



田町駅西口駅前地区 断面イメージ
断面イメージ[出典:内閣府]

 フロア構成は低層部が店舗、産業支援施設、駐車場等、中高層部が事務所で、シェアオフィスやコワーキングスペースなどスタートアップ企業の育成・支援拠点も配置されます。



田町駅西口駅前地区 交通広場の整備イメージ
交通広場の整備イメージ[出典:内閣府]

 同再開では同時に駅前デッキ広場や駅前交通広場の拡充も行われ、交通広場は約1,200�屬�ら約3,000�屬版椣幣紊旅�さとなり、タクシーの待機場やバス乗降場が配置されます。



田町駅西口駅前地区 交通広場の整備イメージ
交通広場の整備イメージ[出典:内閣府]

 現状の交通広場にはバス乗り場すらありませんが、拡充後にはバス乗り場が3台分用意され、タクシーの待機場所なども配置される計画となっています。



田町駅西口駅前地区 駅前デッキ広場等の整備イメージ
駅前デッキ広場等の整備イメージ[出典:内閣府]

 JR田町駅の改札階と直結する駅前デッキ広場は約2,000�峙�模に拡充され、それに連携して別事業になりますがJR田町駅構内の東西自由通路も拡幅されます。



田町駅西口駅前地区 駅前デッキ広場等の空間イメージ
駅前デッキ広場等の空間イメージ[出典:内閣府]

 駅前デッキ広場の完成予想図です。



田町駅西口駅前地区 駅前デッキ広場等の空間イメージ
駅前デッキ広場等の空間イメージ[出典:内閣府]

 図の左と右にある今までのデッキは駅前で接続するだけで、第一京浜側は繋がっておらず分断されていたのが、第一京浜寄りでも接続するようになります。



田町駅西口駅前地区 夜間景観
夜間景観[出典:内閣府]

 第一京浜沿い低層部の完成予想図です。現状の駅前にある田町駅西口交差点は、十字にクロスしておらず変則的な形になっていますが、田町駅側の道路をずらして十字にクロスするように改良されます。




田町駅西口駅前地区 位置図
位置図[出典:内閣府]

 計画地はJR「田町」駅と第一京浜に挟まれた場所にある「森永プラザビル」の跡地で、JR「田町」駅にペデストリアンデッキで直結し、都営浅草線・三田線「三田」駅とは地下通路で直結します。また、2023年9月に完成した隣の「田町タワー」とは地下通路とペデストリアンデッキで接続します。



田町駅西口駅前地区 駅間のバリアフリーネットワークのイメージ
駅間のバリアフリーネットワークのイメージ[出典:内閣府]

 JR田町駅側から都営線の三田駅に地下から行くには、第一京浜の地下にある共同溝・下水幹線を避けるため一旦階段を下りて再び上る必要がありますが、丸印の場所にエレベーターが新設されバリアフリー動線が確保されることになります。




森永プラザビル

 2025年2月15日に第一京浜沿いから撮影した解体工事中の「森永プラザビル」(地上24階、高さ100.3m)です。鹿島建設を施工者として2025年9月30日までに解体されます。



森永プラザビル

 右下の低いところにデッキがありましたが、その場所には田町駅前の道路が移設されます。



森永プラザビル

 JR田町駅前のデッキから撮影。



森永プラザビル

 解体後の跡地には「田町駅西口駅前地区開発事業」として地上23階、高さ約125mのオフィスビルが建設されます。もちろん駅直結となります。



森永プラザビル

 JR田町駅越しに撮影。1ヶ月くらい前に作業員が転落する悲しい事故が発生しています。



森永プラザビル

 隣の「田町タワー」(地上29階、高さ約156m)のデッキから撮影。



森永プラザビル

 おそらく「世界貿易センタービル」の解体工事と同じように、ビル内部に垂直な穴を開け、大きな瓦礫をそこから下におろす解体工法が採用されていると思われます。



森永プラザビル

 そしてこの開口部から外に出して、地上で大きな瓦礫を細かく砕いているものと思われます。



森永プラザビル

 2025年2月22日に「六本ヒルズ」の展望室から撮影した解体中の「森永プラザビル」です。最上部に青いシートが見えているので、解体工事の養生システムであるケージシステムが採用されているものと思われます。



森永プラザビル

 少し広角で撮影。家で写真を見ていて気が付いたのですが、フジテレビの球体展望室、レインボーブリッジの橋脚、三角形でおなじみのヨコソーレインボータワーと「森永プラザビル」が一直線に並んで見えています。



森永プラザビル

 さらに広角で撮影。田町駅周辺エリアには巨大なオフィスビルやタワーマンションが多いため、「田町駅西口駅前地区開発事業」(地上23階、高さ約125m)が建設されても遠くからはあまり目立たないかもしれません。



森永プラザビル 解体工事のお知らせ

 解体工事のお知らせです。









事業名:田町駅西口駅前地区開発事業
所在地:東京都港区芝五丁目33番1号
交通:JR山手線・京浜東北線「田町」駅
   都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅
用途:事務所、店舗、産業支援施設、駐車場等
階数:地上23階、地下2階
高さ:約125m
敷地面積:6,615��
建築面積:−
延床面積:約98,600��
建築主:森永乳業、三井不動産、JR東日本
設計者:−
施工者:−
工期:2025年度着工〜2028年度竣工予定(2024年度解体工事着手、2033年度全体竣工予定)




▼内閣府:第26回 東京都都市再生分科会 配布資料(2023年8月25日)
資料4 都市再生特別地区(田町駅西口駅前地区)都市計画(素案)の概要

▼森永乳業:ニュースリリース(2022年5月13日)
森永プラザビル建替えに関するお知らせ