地上38階、高さ160mの賃貸タワマン「(仮称)南青山三丁目計画」の建設状況！低層部は店舗・事務所・ホテル（2025.1.26） : 超高層マンション・超高層ビル

　南青山で建設中の「(仮称)南青山三丁目計画」(地上38階、最高高さ160.20m)です。2025年1月26日に撮影しました。低層部が店舗・事務所・ホテル、中高層部が賃貸住宅となる青山通りに面した複合施設になります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。

完成予想図[出典：スタログ]

　「(仮称)南青山三丁目計画」は青山通りに面した複合施設で、規模は地上38階、塔屋3階、地下3階、高さ149.95m、最高高さ160.20m、敷地面積4,358.51㎡、建築面積1,676.88㎡、延床面積4万5954.47㎡となっています。建築主はMABD合同会社と三井不動産、設計者と施工者は鹿島建設で2026年3月31日の竣工予定です。

　フロア構成は低層部に店舗、オフィス、ホテル、中高層部が共同住宅で計画されており、建築物環境計画書制度によると住宅は全戸賃貸（109戸）となっています。

基準階平面図[出典：officetar]

　オフィスフロアは約30m×約50m、天井高さ2,800mmの無柱空間となります。

　現地に掲載されていた説明会案内図です。建設地は東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅から青山通りを北側に少し行った場所となっています。この図には描かれていませんが、青山通りをさらに北側に行くと東京メトロ銀座線「外苑前」駅があり、両駅が利用可能な立地となっています。

　2025年1月26日に青山通り沿いの北西側から撮影した「(仮称)南青山三丁目計画」(地上38階、最高高さ160.20m)の建設地です。

　途中フロアの階高が他よりも高いフロアがホテルのロビー階になるものと思われます。

　目の前には横断歩道があるため、青山通りの西側エリアにも行きやすい立地となっています。

　南側を通る細い路地から撮影。セットバックしているフロアあたりからが賃貸住宅部かと思われます。

　路地から見上げてもあまり見えませんが…

　六本木ヒルズの展望室から「(仮称)南青山三丁目計画」の全景が見えます。撮影は1月18日です。

　広角で撮影。東側に高い建物はないため、賃貸住宅からは青山霊園や都心の超高層ビル群を望むことができそうです。

　こちらは2月1日に渋谷スカイから撮影した「(仮称)南青山三丁目計画」です。

　少し広角で撮影。最高高さ約160mになるため、タワークレーンの先端近くまで高くなるかと思います。

　建築計画のお知らせです。延べ面積が46,020.72㎡から45,954.47㎡に修正されていました。

■物件概要■
事業名：(仮称)南青山三丁目計画
所在地：東京都港区南青山三丁目150-1 他
交通：東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅
　　　東京メトロ銀座線「外苑前」駅
用途：共同住宅・事務所・ホテル・販売店舗・飲食店・その他
総戸数：109戸
階数：地上38階、塔屋3階、地下3階
高さ：149.95m（最高高さ160.20m）
構造：鉄骨造および鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：4,358.51㎡
建築面積：1,676.88㎡
延床面積：45,954.47㎡
建築主：MABD合同会社、三井不動産
設計者：鹿島建設
施工者：鹿島建設
工期：2023年5月15日着工～2026年3月31日竣工予定

▼officetar
青山・表参道エリアの300坪以上

▼スタログ
【最新版：東京都心再開発】2026年竣工予定のオフィスビル一覧（まとめ）