
街区南東側の整備イメージ[出典:北区]
JR王子駅の東側一帯の再開発「(仮称)王子駅北口周辺まちづくり整備計画」の検討状況の資料が公開されました。階数など規模は不明ですが、王子駅前に住宅などで構成される住友不動産による高層棟2棟、北区新庁舎、南北貫通道路などが検討されています。この記事では同再開発の概要や地図等を載せています。
(仮称)王子駅北口周辺まちづくり整備計画について

基本設計のプロポーザル[出典:北区]
JR王子駅前では「(仮称)王子駅北口周辺まちづくり整備計画」として、北区新庁舎、2棟の高層棟で構成される大規模な再開発が検討されており、駅前には広場空間や新たな南北貫通道路も計画されています。高層棟の主用途は住宅で商業、事務所、ホテル機能も入る予定となっています。

まちづくりイメージ[出典:北区]
大きく3つのエリアに分けて駅前に高層棟(西棟)、南北貫通道路を挟んで高層棟(東棟)と北区新庁舎を配置し、JR王子駅にデッキで接続する計画となっています。
高層棟が配置される民間街区は、住友不動産が日本製紙から土地・建物を取得。西街区では柳小路を含めて市街地再開発準備組合が発足しています。

広場、デッキの整備イメージ[出典:北区]
JR王子駅前に整備される広場の整備イメージです。薄っすらと線だけが描かれていますが、右にあるJR王子駅とはデッキで接続します。その駅と接続する建物が高層棟(西棟)で、さらにデッキで接続している左端の建物が北区新庁舎、そして中央奥が高層棟(東棟)となっています。

広場空間の整備イメージ(敷地西側)[出典:北区]
高層棟(西棟)前の広場空間の整備イメージです。これらはイメージ図であり確定はしていません。

北区新庁舎 完成イメージ[出典:北区]
北区新庁舎の完成イメージです。これは北区新庁舎新築基本設計のプロポーザルで1位となった、松田平田設計・小堀哲夫建築設計事務所設計共同企業体の設計案です。

北区新庁舎 断面図[出典:北区]
プロポーザル方式は案を選ぶのではなく参加者を選定するもので、この案が基本設計となるわけではなく、ここから協議・検討を重ねて基本設計としてまとめられていきます。開庁目標は令和15年度(2033年度)です。
位置図

位置図[出典:北区]
計画地はJR京浜東北線「王子」駅の東側でサンスクエアなどがある場所となっています。目の前には東京メトロ南北線「王子」駅と東京さくらトラム(都電荒川線)の王子駅前停留場もあり、西街区と東街区・新庁舎の間を通る南北貫通道路は、北区立王子駅前公園を貫くルートで計画されています。
地図
出典
▼北区:都市計画(2025年1月28日更新)
王子共創会議
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