イメージパース[出典：東京都都市整備局]
愛宕で今月1月25日に着工予定の「(仮称)愛宕地区(再)特定業務代行F地区」(地上41階、最高高さ166.3m)の完成予想図です。愛宕山の東側に位置する野村不動産によるタワーマンションで愛宕神社参道に面した広場も整備されます。この記事では同タワマンの概要や現況（2024年12月29日時点）、地図等を載せています。
愛宕地区について
イメージパース[出典：東京都都市整備局]
「(仮称)愛宕地区(再)特定業務代行F地区」は愛宕山の東側に面した場所に建設されるタワーマンションで、規模は地上41階、地下2階、高さ約160m、最高高さ166.3m、敷地面積2,905.13�屐�建築面積約1,520�屐�延床面積約5万4200�屐�建築主は独立行政法人都市再生機構、野村不動産、設計者と施工者は竹中工務店、工期は2025年1月25日着工、2028年11月30日竣工予定となっています。
この鳥観図のF地区のタワーマンションが愛宕地区第一種市街地再開発事業とも呼ばれる同再開発で、地区では小規模な寺院・店舗、H地区では地上14階、高さ約50m、延床面積約1万6900�屬龍ζ噂斬陲�計画されています。E地区は愛宕山にある愛宕神社です。
配置図[出典：野村不動産]
計画地は愛宕山の東側で、愛宕山にある愛宕神社の参道を挟むように左側（南側）がF地区（�騎攻茵砲妊織錙璽泪鵐轡腑鵑�配置され、右側（北側）のG地区（�恭攻茵砲砲肋�規模な寺院・店舗が配置されます。
G地区（�恭攻茵砲竜�模は地上3階(2棟)、高さ約15m／10m、敷地面積約790�屐�延床面積約950�屬如�工期はF地区完成後となる2030年度着工、2031年度竣工予定となっています。
断面図[出典：野村不動産]
43階建てで計画されていた頃の断面図です。そのときのF地区（�騎攻茵砲離侫蹈�構成は1階が店舗、2階が生活・産業支援施設、4〜6階が事務所、そして7〜43階が住宅フロアでした。
G地区（�恭攻茵砲脇始�側と愛宕山側の2つの建物に分かれており、道路側は地上3階、高さ約15mの店舗、愛宕山側は地上3階、高さ約10mの寺院になります。
イメージパース[出典：野村不動産]
F地区（�騎攻茵砲�G地区（�恭攻茵砲隆屬砲楼ε羶声匯夏擦�あり、その両側には地区広場が整備されます。鳥居の先にある急な階段は「出世の石段」で、ここを登ると愛宕神社の社殿があります。
位置図
位置図[出典：野村不動産]
計画地は愛宕山の東側で、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、都営三田線「御成門」駅、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅といった複数路線・駅が利用できる立地となっています。
敷地の東側は愛宕下通りに面しており、南隣には「愛宕グリーンヒルズ」、少し北側には「虎ノ門ヒルズ」があり、さらに北側でも超高層ビルが建設されます。
現況
2024年12月29日に北東側から撮影した「(仮称)愛宕地区(再)特定業務代行F地区」(地上41階、最高高さ166.3m)です。右奥に見えているのが「出世の階段」で、この階段を登ると愛宕神社の社殿があります。
また、左奥のタワーマンションと超高層ビルは「愛宕グリーンヒルズ」で、地上42階、最高高さ157.26mの賃貸タワマンと地上42階、最高高さ186.76mのオフィスビルとなっています。
南東側から撮影。背後の超高層ビル群は「虎ノ門ヒルズ」で左から「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(地上49階、最高高さ265.75m)、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(地上54階、最高高さ221.55m)、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(地上52階、最高高さ255.5m)となっています。
愛宕トンネル内となる南西側から撮影。このトンネルを抜けた反対側では野村不動産によるタワーマンション「(仮称)虎ノ門３丁目計画」(地上27階、高さ116m)が建設予定となっています。
愛宕山を登る階段から撮影。建設地内の既存建物は全て解体済みとなっています。
愛宕山を登る通路からもう1枚。以前は埋蔵文化財発掘調査工事が行われていましたが、発掘調査は既に終わっているようでした。
建設地の東側には賃貸タワマンの「パークキューブ愛宕山タワー」(地上31階、高さ104.55m)があります。
お正月休み明けの作業工程は、準備工事（整地工事）となっていました。このまま1月25日には予定通り着工となりそうです。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要（F地区）■
事業名：(仮称)愛宕地区(再)特定業務代行F地区施設建築物
所在地：東京都港区愛宕一丁目200番1
用途：共同住宅、事務所、店舗
総戸数：約360戸
階数：地上41階、地下2階
高さ：約160m（最高高さ166.3m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：2,905.13��
建築面積：約1,520��
延床面積：約54,200��
施工者：独立行政法人都市再生機構、野村不動産
設計者：竹中工務店
施工者：竹中工務店
工期：2025年1月25日着工〜2028年11月30日竣工予定
出典
▼野村不動産：ニュースリリース（2023年1月20日）
「愛宕地区第一種市街地再開発事業」（ＵＲ施行） 事業計画認可のお知らせ（都市再生機構・竹中工務店・野村不動産）
▼東京都港区（2023年11月30日）
愛宕地区第一種市街地再開発事業
▼東京都都市整備局（2021年12月16日）
愛宕地区に係る都市計画案の説明会
▼港区議会：建設常任委員会（2021年7月21日）
愛宕地区の街づくりについて
▼東京都都市整備局
愛宕地区（機構施工）
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