横浜の北仲エリアで建設中の「コンラッド横浜」「(仮称)ラ・トゥール横浜」です。2024年11月16日に撮影しました。事業名は「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」で、地上40階、高さ150m、延床面積9万6803.92�峙�模となり、1〜16階がラグジュアリーホテル、18〜40階が住友不動産の高級賃貸マンションになります。この記事では同プロジェクトの概要や建設状況、地図等を載せています。
北仲通北地区A1・2地区について
イメージパース[出典：国土交通省]
「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」はみなとみらいに隣接した北仲エリアの再開発の一つで、規模は地上40階、地下2階、高さ150m、敷地面積9,302.31�屐�建築面積5,459.89�屐�延床面積9万6803.92�屬箸覆辰討い泙后�
ホテル外観イメージ[出典：ヒルトン]
建築主は大和地所と住友不動産、設計者は久米設計、施工者は鹿島建設で2026年11月30日の竣工予定です。
施設概要図[出典：国土交通省]
1〜16階は横浜初進出となるヒルトンのラグジュアリーブランドのホテル「コンラッド横浜」となり、ホテルは大和地所が所有し、運営はヒルトンが行います。客室は48�屬離好織鵐澄璽疋襦璽爐鮹羶瓦箸靴秦�272室で2027年の開業予定です。
18〜40階は住友不動産による総戸数224戸(広告対象外住戸35戸含む)の高級賃貸マンションの「(仮称)ラ・トゥール横浜」で、ラ・トゥールが横浜初進出します。住宅の間取りは1LDK〜4LDK、平均専有面積100�崢供弊賤�面積：約65�屐遡�278�屐砲如�2027年1月下旬の入居開始予定となっています。
ホテル外観イメージ[出典：ヒルトン]
「コンラッド横浜」には料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル、そして宴会や会議の需要にも対応する約360�屬離棔璽襯襦璽爐簑震榲�で使用できるミーティングスペースが配置される予定となっています。
低層部のイメージパース[出典：横浜市]
ホテル前には水際線プロムナードや広場空間が整備され、北仲通北地区全体の回遊性が向上し、水際空間に賑わいが創出されます。
イメージパース[出典：横浜市]
2階の南側にはペデストリアンデッキが配置され、隣の「横浜市庁舎」と「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」に繋がります。
ペデストリアンデッキのイメージパース[出典：横浜市]
建物本体に設置されるペデストリアンデッキは屋根付きで、このデッキの下となる1階部分にはタクシーやバスにも対応した車寄せが配置されます。
ペデストリアンデッキのイメージパース[出典：横浜市]
「横浜市庁舎」と繋がるペデストリアンデッキです。これは既存のデッキで、「横浜市庁舎」からは桜木町駅前までペデストリアンデッキが続いているため、「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」から駅までノンストップで行くことができるようになります。
イメージパース[出典：横浜市]
北仲通北地区全体の完成予想図です。中央の「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」(地上58階、高さ199.95m)を頂点とした超高層ビル群が形成されます。
中央の「ザ・タワー 横浜北仲」の左側のタワーマンションはB-1地区で建設中の「(仮称)北仲通北地区B-1地区」(地上40階、高さ150m)です。
イメージパース[出典：横浜市]
夜景バージョンの完成予想図です。このA1地区・A2地区とB-1地区が完成すると北仲の再開発は完了となります。
位置図
位置図[出典：住友不動産]
建設地はみなとみらい線「馬車道」駅から徒歩2分、JR「桜木町」駅から徒歩5分の距離で、横浜ランドマークタワーや赤レンガ倉庫にも行きやすいエリアとなっています。
また、隣の「横浜市庁舎」と「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」にペデストリアンデッキによって接続することで両駅に繋がります。
建設状況
2024年11月16日に「横浜ランドマークタワー」の展望室から撮影した「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」(地上40階、高さ150m)の建設地です。手前には「コンラッド横浜」がハの字型に建設され、その挟まれた部分に広場が整備されます。
こちらは超高層となる側で、16階までは「コンラッド横浜」、18階〜40階が「(仮称)ラ・トゥール横浜」となります。現地作業工程を見ると土工事、躯体工事となっていました。
広角で撮影。写真右下がJR「桜木町」駅で、周辺ビルを経由することでノンストップで行けるようになります。
また、建設地の背後には「ザ・タワー 横浜北仲（横浜北仲ノット）」(地上58階、高さ199.95m)があるため、通常は出来る限り離した位置に超高層を配置することが多いですが、ここは目の前に超高層が配置されます。
北側を通る汽車道から撮影。目の前には都市型循環式ロープウェイの「ヨコハマエアキャビン」が運行しています。「(仮称)ラ・トゥール横浜」はこれよりも高い位置となるため、部屋を覗き込まれることはなさそうです。
「横浜市庁舎」と繋がるペデストリアンデッキから撮影した「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の北西側です。全体が広場になりそうな感じにも見えますが、中央以外は「コンラッド横浜」になります。
先程も書きましたが、こちら側の16階までは「コンラッド横浜」、18階〜40階が「(仮称)ラ・トゥール横浜」となります。
「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」のデッキから撮影。「(仮称)ラ・トゥール横浜」は正面に「横浜ランドマークタワー」が見えるタワーマンションになります。
「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」と結婚式場の「ノートルダム横浜 みなとみらい」を繋ぐデッキから撮影。「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」はこのデッキにも接続し、周辺エリアの回遊性が向上します。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。建築面積が5,474.07�屬�ら5,459.89�屐�延床面積が97,081.86�屬�ら96,803.92�屬暴だ気気譴討い泙后�
■物件概要■
計画名：(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト
所在地：神奈川県横浜市中区北仲通６丁目103番地他
交通：みなとみらい線「馬車道」駅 徒歩2分
JR京浜東北線・根岸線「桜木町」駅 徒歩5分
横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅 徒歩7分
用途：ホテル（コンラッド横浜：1〜16階）・共同住宅（ラ・トゥール横浜：18〜40階）・物販店舗・駐車場
総戸数：224戸（広告対象外住戸35戸含む）
総客室数：272室
階数：地上40階、塔屋2階、地下2階
高さ：約150m
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
敷地面積：9,302.31��
建築面積：5,459.89��
延床面積：96,803.92��
建築主：大和地所、住友不動産（ラ・トゥール横浜：貸主）
設計者：久米設計
施工者：鹿島建設
工期：2023年4月30日着工〜2026年11月30日竣工予定
入居：2027年1月下旬予定
開業：2027年予定（ホテル）
出典
▼公式HP：横浜ラ・トゥールプロジェクト
https://www.sumitomo-latour.jp/yokohama/
▼住友不動産：ニュースリース（2024年4月10日）
「（仮称）北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定
横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に「コンラッド横浜」 及び 「（仮称）ラ・トゥール横浜」 2027年開業
▼ヒルトン：プレスリリース（2024年4月10日）
「コンラッド横浜」 2027年開業予定
ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が横浜に初進出
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会（2023年8月23日更新）
第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和5年3月24日開催）
※ 議事３ 資料１，２（PDF：34,479KB）
※ 議事３ 資料３ー１，３−２、３−３（PDF：8,977KB）
▼国土交通省：プレスリリース（2023年5月26日）
横浜都心･臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成
〜（仮称）北仲通北地区A1･2 地区を国土交通大臣が認定〜
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会（2023年3月15日更新）
第69回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和４年11月22日）
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