JR関内駅前の大規模再開発「BASEGATE横浜関内」(地上33階、高さ169m)の建設地です。2024年11月16日に撮影しました。建設地は横浜市の旧市庁舎跡地で、タワーにはオフィスや商業施設等が配置され、村野藤吾作品である旧市庁舎行政棟は星野リゾートのホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」として保存活用されます。また、敷地内には日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナも配置されます。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
BASEGATE横浜関内について
街区全体イメージ[出典：東急]
「BASEGATE横浜関内」は移転した横浜市の旧市庁舎跡地の再開発で、規模は地上33階、地下1階、高さ169m、敷地面積1万6522.02�屐�建築面積1万439�屐�延床面積12万8567�屬箸覆辰討い泙后�
建築主は三井不動産（代表者）、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、設計者と施工者は鹿島建設と竹中工務店で2025年12月31日竣工、2026年春のグランドオープン予定です。
概要[出典：東急]
タワーのフロア構成は1〜5階がDeNAのエデュテイメント施設「Wonderia」や商業施設、6〜8階がウェルネスセンター・新産業創造拠点、11〜33階がオフィス・大学で11階にスカイロビーが配置されます。
タワー前には横浜DeNAベイスターズのライブビューイングアリーナ「THE LIVE」や、商業店舗が入る「グリーンウォークテラス」などが配置され、村野藤吾作品として知られる低層のザ レガシー（旧市庁舎行政棟）は星野リゾートが運営するホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」となり、商業店舗の「スタジアムサイドテラス」も併設されます。
街区配置図[出典：東急]
配置図です。JR関内駅側には駅前広場の「セントラルプラザ」が整備され、その背後に各棟が配置されます。そして東側のみなと大通り沿いには横浜スタジアム・横浜公園と繋がる歩行者デッキが新設されます。
また、西側(左側)で計画されている「関内駅前港町地区」(地上32階、高さ約170m)とも歩行者デッキで接続する計画となっています。
外観イメージ（JR関内駅側）[出典：公式HP]
JR関内駅南口前の低層部イメージです。
外観イメージ（横浜スタジアム側）[出典：公式HP]
横浜スタジアム側のホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」(約280室)の完成予想図です。建物は村野藤吾作品の旧市庁舎行政棟が保存活用されます。
星野リゾートのOMOブランドとしては初の横浜進出で、OMOの後ろの数字はサービスの幅を表しており、「OMO7（おもせぶん）」はカフェ・レストラン等を備えたフルサービスホテルとなります。
11階スカイロビー完成予想パース[出典：東急]
11〜33階はオフィスフロアで、そのうち11階にはスカイロビーが設置されます。
11階スカイロビー ラウンジ完成予想パー[出典：東急]
11階のスカイロビーやラウンジからは横浜港や横浜公園、横浜スタジアムを望むことができるようになります。
33階平面図[出典：公式HP]
オフィスフロアは1フロア2,000�崢兇量誼譽好據璽垢如�天井高2,800mm、奥行き最大約18mの空間は関内エリア最大級となります。
位置図
位置図[出典：東急]
建設地はJR「関内」駅の目の前で、横浜市営地下鉄ブルーライ「関内」駅もすぐ近くにあります。関内駅と比べると距離はありますが、みななとみらい線「日本大通り」駅も徒歩圏となっています。
建設状況
2024年11月16日に南側から撮影した「BASEGATE横浜関内」(地上33階、高さ169m)の建設地です。
既に関内エリアで圧倒的な高さを誇る建物となっています。
南西側にある幅30〜40m、長さ1200mの大通り公園の入り口あたりから撮影。
JR関内駅の南口近くから見上げた「BASEGATE横浜関内」です。
ザ ライブやグリーンウォークテラスなどの低層棟の地上部の建設はまだ始まっていませんでした。
北側から撮影。関内でこの規模の超高層ビルはないので数値以上の高さを感じますが、隣に同程度の高さの超高層ビルが計画されています。
北東側から撮影。
T字路のハマスタ入口交差点から撮影。ネットで覆われて外観が見えない建物が村野藤吾作品の旧市庁舎行政棟で、解体はされずに星野リゾートによるホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」として保存活用されます。また、そこから伸びている歩行者デッキによって横浜スタジアムに繋がります。
歩行者デッキは既に繋がっていますが、まだ建設中でした。
タワーには外壁やガラスの取り付けが終わっているフロアもありました。
ハマスタの目の前ということもあって『日本一おめでとう！』の貼り紙もありました。
南側の目の前から撮影した「BASEGATE横浜関内」です。
半年前は旧市庁舎行政棟の雄姿を見ることができましたが、今はネットで覆われて何も見えません。
同じ日に「オークウッドスイーツ横浜」の46階無料展望室から撮影。
すぐ隣がハマスタとなっています。
横浜港も入れて撮影。海まではそこそこの距離となっていますが、11階のスカイロビーからも海は見えるようです。
同じ日に「横浜ランドマークタワー」の展望室から撮影。「BASEGATE横浜関内」はた横浜市の旧市庁舎跡地の再開発となっていますが、手前の超高層ビルが移転先の「横浜市市庁舎」(地上32階、高さ155.4m)です。新旧の庁舎が並んで見える場所となっています。
ここからも隣にハマスタが見えるという「オークウッドスイーツ横浜」とあまり変わらない景色となっています。
「BASEGATE横浜関内」にズームです。そろそろ最上階あたりかと思います。
地図
物件概要
都市景観形成行為のお知らせです。
建築計画のお知らせです。各面積には行政棟も含まれていると思われます。
■物件概要■
名称：BASEGATE横浜関内
事業名：横浜市旧市庁舎街区活用事業
所在地：神奈川県横浜市中区港町一丁目一番地他
交通：JR京浜東北・根岸線「関内」駅 徒歩1分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅 徒歩1分
みなとみらい線「日本大通」駅 徒歩7分
用途：オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業（タワー）
ホテル、商業（ザ レガシー：旧市庁舎行政棟）
ライブビューイング施設、商業（ザ ライブ）
商業（グリーンウォークテラス）
商業（スタジアム再度テラス）
観光案内所（ビジターフロント）
階数：地上33階、地下1階
高さ：169m
構造：S造・一部SRC造
敷地面積：16,522.02��
建築面積：10,439��
延床面積：128,567��
建築主：三井不動産（代表者）、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
設計者：鹿島建設、竹中工務店
施工者：鹿島建設、竹中工務店
工期：2022年7月1日着工〜2025年12月31日年竣工予定
グランドオープン：2026年春予定
出典
▼公式HP：(仮称)横浜市旧市庁舎街区
https://kannai-office.com/
▼三井不動産：ニュースリリース（2024年11月13日）
JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」
「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定
※代表して三井不動産のニュースリリースのリンクを掲載していますが、完成予想図等は東急から引用しています。
▼三井不動産：ニュースリリース（2022年7月12日）
JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工
▼星野リゾート：ニュースリリース（2022年7月12日）
【OMO】神奈川県横浜市に「OMO（おも）by 星野リゾート」が初進出〜「OMO7横浜（おもせぶん） by 星野リゾート（仮称）」2026年春開業予定〜
- カテゴリ
- 横浜市
