池袋の大規模タワマン「グランドシティタワー池袋」(地上52階、高さ189.88m)の建設地です。2024年10月12日に撮影しました。東池袋駅に地下通路によって直結するタワーマンションで、この右側（南側）では「プラウドタワー池袋」(地上47階、高さ182m)も建設され、ブランドの異なるツインタワマンになります。この記事ではグランドシティタワー池袋の概要や建設状況、地図等を載せています。
グランドシティタワー池袋について
外観完成予想図[出典：公式HP]
「グランドシティタワー池袋」は東京メトロ有楽町線「東池袋」駅直結のタワーマンションで、規模は地上52階、地下2階、高さ189.88m、敷地面積8,761.09�屐�建築面積5,255.35�屐�延床面積11万1881.65�屐∩躙与瑤�878戸(非分譲住戸105戸含む)となっています。
建築主は南池袋二丁目C地区市街地再開発組合、売主は住友不動産と三井住友信託銀行、設計者はINA・清水・前田設計共同企業体（代表者：INA新建築研究所）、施工者は清水・前田建設共同企業体（代表者：前田建設工業）で2026年11月中旬の竣工予定です。投機目的等の購入を防止するため、引渡日から5年間に限り、所定の条件に違反した場合には買戻しができる旨の契約条項が盛り込まれています。
外観完成予想図[出典：公式HP]
現在は8戸が先着順販売中で、販売間取りは2LDK〜3LDK、専有面積は54.92�屐�78.44�屐▲丱襯灰法写明僂�11.32�屐�40.86�屐�販売価格は1億5000万円〜2億4000万円となっています。
イメージパース[出典：内閣府]
「グランドシティタワー池袋」は「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の北街区（図の左側）となっており、その隣の南街区（図の右側）では「プラウドタワー池袋」(地上47階、高さ182m)が建設中で、ブランドの異なるツインタワマンになります。
敷地内通路と広場のイメージ[出典：内閣府]
両棟の間には敷地内通路と広場が整備され通り抜けられるようになります。また、両棟を繋ぐデッキも整備されます。
グランドホワイエ完成予想図[出典：公式HP]
東池袋駅と繋がる地下2階に配置されるグランドホワイエの完成予想図です。この通路の奥に行くとマンションのエントランスがあり、右のエスカレーターを上っていくと地上に出ます、
外観完成予想図[出典：公式HP]
低層部の完成予想図です。敷地北側には誰でも利用できる東池袋駅の出入口が整備されます。
コーチエントランス完成予想図[出典：公式HP]
地下1階には車寄席とコーチエントランスが設置されます。
サブエントランス・車寄せ完成予想図[出典：公式HP]
1階にも車寄せが配置されるため、タクシー利用時でも雨に濡れずに乗り降りができます。
グランドエントランスホール完成予想図[出典：公式HP]
1階のグランドエントランスホールの完成予想図です。
共用施設
テレワークラウンジ完成予想図[出典：公式HP]
「グランドシティタワー池袋」の地下2階には共用施設としてテレワークラウンジが配置されます。
スタディルーム完成予想図[出典：公式HP]
地下2階にはスタディルームも配置されます。
キッズ＆ペアレンツスペース完成予想図[出典：公式HP]
キッズ＆ペアレンツスペースも地下2階に配置されます。地下2階の共用施設としては他にフィットネスルーム、スタジオ（防音室）が用意されます。
ゲストルーム完成予想図[出典：公式HP]
4階にはモダン、リゾート、ファミリー、ビジネスをコンセプトにした4つのゲストルームが設置されます。これはリゾートをコンセプトとしたゲストルームです。
スカイラウンジ・パーティルーム完成予想図[出典：公式HP]
高層階の共用施設として30階の北西角に、池袋の超高層ビル群を眺められるスカイラウンジ・パーティルームが設置されます。
間取り図
SW-55M-標準タイプ[出典：公式HP]
SW-55M-標準タイプの間取り図です。間取りは2LDK+N、専有面積は55.44�屐▲丱襯灰法写明僂�11.32�屬箸覆辰討い泙后�
SE-75D-標準タイプ[出典：公式HP]
SE-75D-標準タイプの間取り図です。間取りは3LDK+N+2WIC、専有面積は75.44�屐▲丱襯灰法写明僂�21.00�屬箸覆辰討い泙后�
S-80A-標準タイプ[出典：公式HP]
S-80A-標準タイプの間取り図です。間取りは3LDK+N+2WIC、専有面積は78.44�屐▲丱襯灰法写明僂�40.86�屐�18〜22・24〜40・42〜50階）、40.77�屐�41階）となっています。
位置図
位置図[出典：公式HP]
「グランドシティタワー池袋」は東京メトロ有楽町線「東池袋」駅に地下通路で直結します。その地下通路は一部半屋外を通りますが「サンシャインシティ」まで繋がっています。また、JR、東京メトロ、東武、西武が乗り入れる「池袋」駅も徒歩圏（徒歩8〜9分）に位置しています。
外観完成予想図・立地概念イラスト[出典：公式HP]
「東池袋」駅に繋がる地下通路は少し遠回りとなるルートになっています。これは既存の「豊島区庁舎」に繋がる地下通路に接続するためで、図の右側に行くと「豊島区庁舎」に行けます。
建設状況
2024年10月12日に「豊島区庁舎」の屋上庭園「豊島の森」から撮影した「グランドシティタワー池袋」(地上52階、高さ189.88m)の建設地です。撮影時には9階部分の建設中でした。
周辺は複数のタワーマンションが建ち並んでいますが、東南東側には超高層はなく開けた視界が広がります。
敷地の北側では東京メトロ有楽町線「東池袋」駅に地下通路で直結します。東池袋駅と「としまエコミューゼタウン（豊島区役所／ブリリアタワー池袋）」を繋ぐ地下通路に接続する形で駅直結となります。
上部にズームです。「豊島の森」から見えている東京スカイツリーや「プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ」(地上36階、最高高さ131.31m)はここから見えなくなります。
撮影時はちょうどプレキャストコンクリートの柱を設置しているところでした。
「豊島の森」から撮るときはこの階段から撮影していますが、次回訪問時にはここから見上げることになりそうです。
ちなみに「豊島の森」は土日でも開放されていますが、この階段は第2・4土曜日だけの開放となっています。以前は土日も開放されていたのですが、階段を下りて行った先の4階部分の休日開庁日が第2・4土曜日に変更されたことで、それに合わせて開庁日以外だと階段は閉鎖されるようになりました。
地上に降りて豊島区役所前となる北西側から撮影。
横を見ると首都高の高架とタワマン群が広がります。
南西側から撮影。緑のフェンスがある場所では環状第5の1号線（雑司が谷）�挟�の工事が行われており、これが完成すると南側への交通の便がよくなります。
路地を入った南東側から撮影。
ちょうどタワークレーンのマストを追加するところでした。こうしてマストを継ぎ足してタワークレーン本体が上へ上へと上昇を繰り返していきます。
東側から撮影。
首都高の高架下となる北東側から撮影。この向きは首都高が近過ぎて撮影しにくいですが…
首都高を超えたところからも「グランドシティタワー池袋」本体が見えるようになってきました。今後は首都高越しも撮影スポットに加わります。
背後に見えている低層部に豊島区役所が入る「ブリリアタワー池袋」(地上49階、高さ189m)とほぼ同じ高さまで高くなるため、完成時には首都高が気にならない程度の規模となります。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：グランドシティタワー池袋
事業名：南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
所在地：東京都豊島区南池袋２丁目23番他（地番）
交通：東京メトロ有楽町線「東池袋」駅 徒歩1分
東京メトロ各線「池袋」駅 徒歩8分
JR各線「池袋」駅 徒歩9分
東武東上線「池袋」駅 徒歩9分
西武池袋線「池袋」駅 徒歩9分
都電荒川線「都電雑司ヶ谷」駅
用途：共同住宅・公共公益施設・店舗・事務所
総戸数：878戸(非分譲住戸105戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
階数：地上52階、地下2階
高さ：189.88m
構造：鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、制震装置
基礎工法：現場造成杭
敷地面積：8,761.09��
建築面積：5,255.35��
延床面積：111,881.65��
建築主：南池袋二丁目C地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産、野村不動産、都市再生機構
売主：住友不動産、三井住友信託銀行
設計者：INA・清水・前田設計共同企業体（代表者：INA新建築研究所）
施工者：清水・前田建設共同企業体（代表者：前田建設工業）
工期：2022年4月上旬着工〜2026年11月中旬竣工予定
入居：2026年9月下旬予定（仮使用認定をもって引渡しとなる可能性あり）
出典
▼公式HP：グランドシティタワー池袋
https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/shuto/gctikebukuro/
▼内閣府：国家戦略特区（2021年8月16日）
第20回 東京都都市再生分科会 配布資料
※ 資料８ 南池袋二丁目Ｃ地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画（素案）の概要
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