TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）のタワーマンション「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE（高輪ゲートウェイ レジデンス）」(地上44階、高さ172.12m)の建設地です。2024年10月6日に撮影しました。インターナショナルスクールが併設される賃貸タワマンで、南側（写真左側）では隈研吾氏デザインの「TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟」(地上6階、高さ44.98m)が建設中です。この記事では住宅棟と文化創造棟の概要や建設状況、地図等を載せています。
TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEについて
住宅棟 完成予想図[出典：JR東日本]
「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」はJR「高輪ゲートウェイ」駅直結の大規模再開発「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」の北端に位置する1街区で建設中の賃貸のタワーマンションで、規模は地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ172.12m、敷地面積1万2705.97�屐�建築面積5,729.94�屐�延床面積14万8240.84�屐∩躙与�847戸となっています。
建築主はJR東日本、設計者は品川開発プロジェクト(第�鬼�)設計共同企業体（JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計）、施工者はフジタで2026年3月31日の竣工予定です。
完成予想図[出典：東京都環境局]
「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」は「品川開発プロジェクト(第�鬼�)」として1〜4街区に分けて建設が行われており、田町駅方面となる右側から1街区の住宅棟「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」(地上44階、高さ172.12m)、2街区の文化創造棟(地上6階、高さ44.98m)、3街区の「THE LINKPILLAR 2」(地上31階、高さ166.86m)、4街区の「THE LINKPILLAR 1」(地上30階、高さ161.43m、ツインタワー)となっています。
インターナショナルスクール完成予想図[出典：JR東日本]
「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」はエクスパッツ(外国人ビジネスワーカー)にも対応したテラス型住宅も含む国際水準の高層高級賃貸住宅となり、低層部にはインターナショナルスクールが併設されます。幼稚園年長から高校1年程度となる11学年、各学年2クラス40名、最大440名規模の計画となっています。
TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟について
文化創造棟 完成予想図[出典：JR東日本]
「TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟」は「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」の2街区に位置する隈研吾氏デザインのビルで、規模は地上6階、塔屋1階、地下3階、高さ44.98m、敷地面積7,977.31�屐�建築面積5,209.17�屐�延床面積は2万8952.55�屬箸覆辰討い泙后７�築主はJR東日本、設計者は品川開発プロジェクト(第�鬼�)設計共同企業体（JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計）、デザインアーキテクトは隈研吾氏、施工者は鹿島建設で2026年3月31日の竣工予定です。
文化創造棟は緑と木によって形成されたスパイラルにより建物全体で日本の四季が表現されており、展示施設、ホール等を備えた文化育成・交流・発信の拠点となります。
文化創造棟 屋上庭園完成予想図[出典：JR東日本]
同ビルには足湯と水盤がある屋上庭園も整備されます。
文化創造棟 エントランス完成予想図[出典：JR東日本]
内部も見るだけで楽しめるデザインの建物となっています。
文化創造棟 畳エリア完成予想図[出典：JR東日本]
施設内には約200�屬両�エリアや約1500�屬療玄┝次¬�1200席のライブホール、約300�屬離�ルタナティブスペースが配置され、プログラムのキーワードを「文化を生み出す」「未来をつくる」「伝統をつなぐ」として、日本全国および世界と連携した自主企画プログラムの展開が計画されています。
配置図[出典：JR東日本]
「TAKANAWA GATEWAY CITY」の建設地からは、明治5(1872)年に日本初の鉄道が開業したときに築かれた「高輪築堤」の遺構が出土しており、住宅棟と文化創造棟の間にはその遺構を見学できるスペースが設けられます。
文化創造棟 3階テラスから高輪築堤跡を眺めるイメージ[出典：JR東日本]
住宅棟と文化創造棟の間には公園が整備され、その公園やデッキから「高輪築堤」の遺構を眺められるようになります。
公園地下から高輪築堤跡を眺めるイメージ[出典：JR東日本]
公園には「高輪築堤」を真横から見学できるスペースも設けられます。また、奥に描かれているデッキは「TAKANAWA GATEWAY CITY」を繋いでおり、住宅棟からも高輪ゲートウェイ駅までデッキ経由で行けるようになります。
完成予想図[出典：現地看板]
現地看板を撮影した文化創造棟と住宅棟の完成予想図です。文化創造棟は高さはありませんが、現地に行けば圧倒的な存在感を放つ建物になりそうです。
位置図
各街区の位置図です。「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」は北端となる1街区に位置しており、「TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟」はその南側の2街区に位置しています。
4街区は大規模なデッキでJR「高輪ゲートウェイ」駅に接続しており、1街区〜4街区まで南北約1.1kmのデッキで接続するため全街区がデッキ経由で駅に接続することになります。また、3街区の西隣(図の上)では都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結となる「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」が建設中で、3街区とデッキで接続するため「泉岳寺」駅にも行けるようになります。
建設状況(住宅棟)
2024年10月6日にJRの跨線橋「札の辻橋」から撮影した「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE（高輪ゲートウェイ レジデンス）」(地上44階、高さ172.12m)の建設地です。左後ろはお昼のブログに掲載した「THE LINKPILLAR 2」(地上31階、高さ166.86m)です。
「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」にズームです。住宅フロアの建設が始まっているので、次回訪問時にはタワーマンションらしい形になりつつあります。
お化けトンネルに繋がる仮設通路から撮影。
JRの線路を超えた港南側にある「芝浦中央公園」に繋がるデッキから撮影。ようやくここからもタワマン本体が見えるようになっていました。
「TAKANAWA GATEWAY CITY（高輪ゲートウェイシティ）」内では一番羽田空港から遠いこともあり、同街区では最も高い建物となります。
2024年10月14日に六本木ヒルズの展望台から撮影。ここからもタワマン本体がギリギリ見えるようになっていました。
今後は背後のタワマン群を隠すような高さへと成長します。
建設状況(文化創造棟)
2024年10月6日にお化けトンネルに繋がる仮設通路から撮影した「TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟」(地上6階、高さ44.98m)です。
1階床部分に鉄骨が見えてきたのでそろそろ地上部の建設が始まる頃かもしれません。
高さは14〜15階建てマンションと同じ高さしかありませんが、隈研吾氏デザインのによる外から見るだけでも楽しめるビルがここに誕生します。
地図(住宅棟)
地図(文化創造棟)
物件概要(住宅棟)
住宅棟の建築計画のお知らせです。
■物件概要 1街区：住宅棟■
名称：TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE
仮称：TAKANAWA GATEWAY CITY 住宅棟
計画名：品川開発プロジェクト(第�鬼�) 1街区
所在地：東京都港区芝浦４丁目、三田３丁目
交通：JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅
都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅
主要用途：共同住宅、インターナショナルスクール、物販店舗、飲食店、自動車車庫 等
総戸数：847戸
階数：地上44階、地下2階、塔屋2階
高さ：172.12m
構造：鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：12,705.97��
建築面積：5,729.94��
延床面積：148,240.84��
建築主：東日本旅客鉄道
設計者：品川開発プロジェクト(第�鬼�)設計共同企業体（代表：JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計）
施工者：フジタ
工期：2021年6月1日着工〜2026年3月31日竣工予定
物件概要(文化創造棟)
文化創造棟の建築計画のお知らせです。
■物件概要 2街区：文化創造棟■
仮称：TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟
計画名：品川開発プロジェクト(第�鬼�) 2街区
所在地：東京都港区芝浦4丁目
交通：JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅
都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅
主要用途：集会場、展示場、飲食店、自動車車庫、自転車駐車場
階数：地上6階、地下3階、塔屋1階
高さ：44.98m
構造：鉄骨造、一部鉄鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：7,977.31��
建築面積：5,209.17��
延床面積：28,952.55��
建築主：東日本旅客鉄道
設計者：品川開発プロジェクト(第�鬼�)設計共同企業体（代表：JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計）
デザイナー：外装デザインアーキテクト/隈研吾建築都市設計事務所
施工者：鹿島建設
工期：2022年7月1日着工〜2026年3月31日竣工予定
出典
▼公式HP：TAKANAWA GATEWAY CITY
https://www.takanawagateway-city.com/
▼JR東日本：ニュースリリース（2024年3月5日）
「TAKANAWA GATEWAY CITY」を拠点とした広域スタートアップエコシステム〜100社以上のスタートアップを支援「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」が誕生〜
▼JR東日本：ニュースリリース（2023年5月31日）
高輪築堤跡これからの 100 年に向けて 〜「 TAKANAWA GATEWAY CITY 」 のまちづくりの中での高輪築堤の継承
▼JR東日本：ニュースリリース（2023年5月16日）
未来への実験場「TAKANAWA GATEWAY CITY」〜100年先の心豊かなくらしに向けて多様なパートナーとつくりあげる環境先導のまちづくり
▼JR東日本：ニュースリリース（2023年5月16日）
JR東日本とKDDI、未来への実験場「TAKANAWA GATEWAY CITY」で共創〜街の設備や人のデータを収集・分析し、魅力ある分散型スマートシティを実現〜
▼JR東日本：ニュースリリース（2022年4月21日）
高輪ゲートウェイシティ（仮称）のまちづくりについて
▼JR東日本：ニュースリリース（2019年4月22日）
品川開発プロジェクト（第�鬼�）が都市計画決定されました 〜高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりが本格始動します〜
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