千鳥ヶ淵前の19階建てマンション「(仮称)九段南２丁目計画」が12月16日着工予定に変更！積水ハウスによる総戸数50戸の分譲タワマン : 超高層マンション・超高層ビル

　千鳥ケ淵の目の前に建設される分譲タワマン「(仮称)九段南２丁目計画」(地上19階、最高高さ89.80m)の計画地です。2024年10月14日に撮影しました。建設地は移転した「九段坂病院」の跡地、建築主は積水ハウスで6月1日の着工予定でしたが、建築計画のお知らせを確認すると2024年12月16日着工予定に変更されていました。現地では地質調査のボーリングも始まっており無事に着工となりそうです。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。

　「(仮称)九段南２丁目計画」は千鳥ケ淵の目の前で計画されているタワーマンションで、規模は地上19階、地下3階、高さ86.80m、最高高さ89.80m、敷地面積3,493.28㎡、建築面積1,354.88㎡、延床面積2万2404.81㎡、総戸数50戸（建築物環境計画書制度より）となっています。

　建築主は積水ハウス、設計者は日建ハウジングシステムで工期は2024年12月16日着工、2028年9月30日の竣工予定です。

　2020年12月にヘリから撮影した皇居周辺の空撮です。右下の矢印を入れた場所が「(仮称)九段南２丁目計画」の計画地で、最寄駅となる都営新宿線/東京メトロ半蔵門線・東西線「九段下」駅の出入口までは徒歩5分程度の場所となっています。

　2020年12月にヘリから撮影した「(仮称)九段南２丁目計画」(地上19階、最高高さ89.80m)の計画地です。赤い網掛けをした場所が計画地で、千鳥ヶ淵の目の前に位置しています。また、千鳥ヶ淵の先には日本武道館があり、その右側には皇居が広がり、そして皇居の背後には東京駅周辺の超高層ビル群が見えます。そして写真右下には靖国神社があり、都心にいながら自然や歴史、文化を感じられ、東京駅周辺の超高層ビル群も眺められるという超好立地となっています。

　2024年10月14日に北の丸公園から撮影した「(仮称)九段南２丁目計画」の計画地方面です。手前は桜の名所としても知られる千鳥ヶ淵です。

　木々の背後に薄っすら仮囲いが見えると思いますが、この辺りにタワーマンションが建設されます。

　こちらは10月13日に北東側から撮影。左が千鳥ヶ淵緑道で道路を一本挟んだところが計画地となっています。

　仮囲いの透明部分から撮影。ここには移転した「九段坂病院」がありましたが既に解体されて更地となっています。

　南東側から撮影。ここに建設されるタワーマンションの高さ86.8mを19階で割ると単純計算で階高はオフィスビル並みの約4.57mとなります。そして延床面積2万2404.81㎡に対して総戸数はわずか50戸しかありません。そのためここは最上級グレードのマンションとなることは確実で、富裕層にだけ案内が行くマンションになる可能性もありそうです。

　透明部分から見た仮囲いの中です。地質調査のボーリングが行われていました。

　当初の着工予定であった6月1日を過ぎても着工される気配はありませんでしたが、今は12月16日着工予定に変更されており、地質調査のボーリングも行われているため今度は無事に着工しそうな雰囲気があります。

　反対側の西側から撮影。

　仮囲いの中です。ここは総戸数50戸の分譲タワマンになりますが、二桁億円の部屋も普通にあるかと思います。

　建築計画のお知らせです。工期が2024年6月1日着工、2028年7月31日完了予定から、2024年12月16日着工、2028年9月30日完了予定へ修正されています。

■物件概要■
事業名：(仮称)九段南２丁目計画
所在地：東京都千代田区九段南２丁目1番1
交通：東京メトロ半蔵門線・東西線「九段下」駅
　　　都営新宿線「九段下」駅
用途：共同住宅
総戸数：50戸
階数：地上19階、地下3階
高さ：86.80m（最高89.80m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：3,493.28㎡
建築面積：1,354.88㎡
延床面積：22,404.81㎡
建築主：積水ハウス
設計者：日建ハウジングシステム
施工者：未定
工期：2024年12月16日着工～2028年9月30日竣工予定