9月6日に一部先行まちびらきとなった「グラングリーン大阪」にオープンしたホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が入る「グラングリーン大阪 北館」(地上26階、高さ124.30m)です。開業2日目となる2024年9月7日に宿泊してきました。この記事では同ホテルの概要や宿泊記、地図等を載せています。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田について
外観完成予想図[出典：公式HP]
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が入る「グラングリーン大阪 北館」は「グラングリーン大阪 ノースタワー」とも呼ばれる「グラングリーン大阪」の北街区に開業した複合施設で、規模は地上26階、地下3階、高さ124.30m、敷地面積8,402.88�屐�建築面積5,350.00�屐�延床面積約6万4536.49�屬箸覆辰討い泙后�
建築主は三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社、設計者は日建設計、竹中工務店、施工者はうめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)で2024年4月下旬竣工し、2024年9月6日にオープンしています。
外観完成予想図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪」全体の完成予想図です。中央の緑地が「うめきた公園」で、左側が南街区、右側が北街区となっており、2024年9月6日の先行まちびらきで「うめきた公園」のサウスパーク全面とノースパークの一部、北館の商業施設、JAM BASS、ホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」がオープンしています。
用途配置図[出典：公式HP]
「グラングリーン大阪 ノースタワー」のフロア構成は1〜2階が商業施設、1〜9階が「JAM BASE」、10階〜25階が日本初進出となったヒルトンのライフスタイルブランドのホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」となっています。
「JAM BASE」は多様な人々が集い交わることでアイデアやイノベーションが生まれることを目指す施設の総称で、セットアップオフィス、コワーキングスペースのほか、各種オープンスペースやイベントで利用できるさまざまな空間が用意されます。
CC:CARBON COPY[出典：三菱地所]
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が入る11階の「CC:CARBON COPY」は朝食ビュッフェや、ランチ、ディナーをアラカルトやセットメニューで提供するオールデイダイニングです。
また、13階〜25階に配置されるホテルの総客室数は308室で、24時間利用可能なフィットネスセンターも備えています。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田の外観
2024年9月7日に撮影した「グラングリーン大阪 ノースタワー」(地上26階、高さ124.30m)です。東側にはグランフロント大阪の超高層ビル群が並び、北側では分譲タワマンの「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」(地上46階、高さ172.55m)が建設中となっています。手前の西側から北側にかけては「うめきた公園」のノースパークが整備中です。
ここの10〜25階がホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」となっています。角に吹き抜けとなっている場所があるのが見えると思いますが、そこからがホテルフロアです。
商業施設やJAM BASSが入る低層部はキューブを重ねたような外観となっています。
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」のレセプション（受付）は、正面の入口を入ってすぐ右側のエレベーターで上がった11階にあります。
北西側から撮影。
複数のビルで構成されているような外観ですが、建築基準法上では1棟のビル扱いとなります。
北側の「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」は別の建物扱いです。
2階では「グランフロント大阪」の北館にデッキで接続しています。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田の客室
今回、宿泊した「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の客室です。HPに掲載されていた客室の写真を見て、グラングリーン大阪が正面に見えるキャノピービュールーム（キングベッド）の部屋を予約しましたが、景色的にはキャノピールーム（キングベッド）の部屋でした。
部屋からは「グラングリーン大阪」が一応見えたのでこんなもんかと思いましたが、帰宅してから改めてHPを確認するとキャノピービュールームは『うめきた公園や淀川を一望し、夜は煌めく大阪駅の夜景を楽しむことが出来るお部屋』、キャノピールームは『お部屋からは大阪の街並みをお楽しみいただけます。』となっており、景色以外は同じ作りの部屋に見えます。それなのに大阪駅は見えない部屋だったので騙されて4000円ほど安い部屋に案内された可能性があります。
今まで宿泊したホテルで過去最高となる1泊4万7889円で、価格的にもキャノピービュールームの部屋でしたが、HPの説明を見る限りでは違う安い部屋にさせられた可能性がありがっかりです。この方角の部屋でもキャノピービュールームと言うならば『大阪駅の夜景』との記述は削除し、写真も変更してもらいたいところです。
洗面所です。
バスタブはなくシャワーのみの部屋でした。
トイレです。開業2日目にして床がもう汚れていました。
冷蔵庫とかお菓子とかです。こうゆう有料オプションは一切使いませんでした。
部屋からの眺めです。大阪駅方面はこの角度が限度でした。『大阪駅の夜景』と言うならば、ここより左側が見えるべきだと思います。
客室は22階で「今案内できる部屋で一番上のフロアにしておきますね」と言われました。そのときに「キングベッドの部屋で…」とも言ってたので、ホテルの人が部屋の違いをまだ把握していなかった可能性もありそうです。
ホテルを予約するときにJCBのカードで予約したのですが、到着するとJCBはエラーで使えないから他のカードにしてと言われてVISAを使いました。ポイントを貯めていないカードなのでここでも少し損をしました。こういったホテルに気軽に泊まれるような収入はなく、今回はかなり無理をして宿泊したのでネチネチとケチ臭いことも書いています。
建設中の「うめきた公園」のノースパークです。
この辺りのタワマン群が結構好きです。
キャノピービュールームの説明書きには『うめきた公園や淀川を一望』と書いてあり、宿泊した部屋からは淀川が見えました。ただ、『大阪駅の夜景』が正面に見える部屋からは淀川は見えなさそうなので、宿泊した部屋もキャノピービュールームだったのかもしれません。ただ、そうなると4000円くらい安いキャノピールームとの違いはわからなくなります。
客室からの夜景です。反射光対策をしたつもりでしたが失敗していました。
室内からの夜景撮影は、反射光対策をどれだけうまくやるかにかかっていますが今回は全滅です。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田のフィットネスルームからの眺め
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の12階にある宿泊者専用の24時間利用可能なフィットネスルームです。
ここからは見たかった「グラングリーン大阪」が正面に見えました。
グランフロント大阪の屋上よりも少し高い位置となっています。
11階のロビーからも同じ景色が見えるスペースがあります。
7時少し前の撮影のため人はかなり少ないです。
安藤忠雄建築研究所が設計監修した展示施設の「VS.（ヴイエス）」です。ここも開業していますが、見に行くような時間はありませんでした。
ところで、ここのホテルは従業員が「どこ行くんですか〜？」とか話しかけて来るホテルで、アパホテルに慣れている自分には合わないホテルでした。最後にロビー周りの写真を撮りたかったのですが、チェックアウトが終わると係の人がエレベーターのボタンを押して早く帰れとしてくるので、それも撮れませんでした。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：グラングリーン大阪 ノースタワー
事業名：(仮称)うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟
所在地：大阪府区大阪市大深町1番40、1番41の一部、1番18の一部
交通：JR各線「大阪」駅
大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅
阪急各線「大阪梅田」駅
用途：事務所、ホテル(キャノピーbyヒルトン大阪梅田)、商業施設等
総客室数：308室
階数：地上26階、地下3階
高さ：124.30m
構造：S造(一部RC造・SRC造)
敷地面積：8,402.88��
建築面積：5,350.00��
延床面積：64,536.49��
建築主：三菱地所(代表企業)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者：日建設計、竹中工務店
施工者：うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)
工期：2021年2月中旬着工〜2024年4月下旬竣工
開業：2024年9月6日
出典
▼公式HP：グラングリーン大阪
https://umekita2.jp/
▼公式HP：キャノピーbyヒルトン大阪梅田
https://www.hilton.com/ja/hotels/osapypy-canopy-osaka-umeda/
▼スーパーステーション：ニュースリリース（2023年10月23日）
うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」内に2024年9月オープン「（仮称）ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.（ヴイエス）」に決定
▼三菱地所：ニュースリリース（2023年9月27日）
「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定！ 〜「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画＆MIDORIパートナー制度を創設〜
▼三菱地所：ニュースリリース（2021年11月24日）
米ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出！ 「うめきた2期地区開発事業」３ホテルのオペレーター決定
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