建物完成予想図[出典：葛飾区]
京成立石駅前の大規模再開発「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。東京建物や旭化成不動産レジデンスによる地上36階、高さ約125mのタワーマンション、移転してくる地上13階、高さ約75mの葛飾区新庁舎、そして駅前交通広場が計画されており、現在は既存建物の解体工事が行われています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況（2024年8月25日時点）、地図等を載せています。
立石駅北口地区について
配置図[出典：東京都]
「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」は京成立石駅の北口側一帯の大規模再開発で、西街区にはタワーマンションと商業施設、東街区には葛飾区新庁舎が配置され、そして両街区に挟まれた場所には交通広場が整備されます。
同再開発とは別事業になりますが、立石駅のある四ツ木駅〜青砥駅間では京成押上線の連続立体交差事業も行われており、駅も含めて高架化され将来的には踏切が全て解消されます。
断面イメージ[出典：東京都]
西街区の規模は地上36階、地下2階、高さ約125m、敷地面積約7,130�屐�建築面積約4,900�屐�延床面積約8万4580�屬如�低層部に商業施設が入る総戸数710戸のタワーマンションになります。東街区の規模は地上13階、地下3階、高さ約75m、敷地面積約4,660�屐�延床面積約4万1750�屬燃訃�区新庁舎になります。
建築主は立石駅北口地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画。工期は2024年度着工、2028年度竣工予定となっています。
交通広場（駅前広場）[出典：東京建物]
西街区と東街区の間に整備される交通広場（駅前広場）の完成予想図です。
西街区・マンション低層部[出典：東京建物]
西街区に建設されるタワーマンションの低層部の完成予想図です。タワマン本体の1、2階は商業施設となります。
路地空間の再生ゾーン低層部[出典：東京建物]
タワーマンションのさらに西側の三角形部分の敷地には3階建ての商業施設が建設され、タワマン側の商業施設とデッキで接続します。計画地内には狭い路地に小規模な店舗が多く建ち並んでいましたが、ここではその立石らしさである路地空間を再現するとされています。
葛飾区新庁舎 建物完成予想図[出典：葛飾区]
葛飾区新庁舎が建設される東街区の完成予想図です。現在の葛飾区役所は京成立石駅から徒歩7分程度の場所にありますが、それが駅前に移転してきます。
位置図
位置図[出典：東京建物]
計画地は京成立石駅の北口側一帯で施工区域面積約2.2haの大規模再開発となっています。
京成立石駅前3エリアの再開発位置図[出典：葛飾区]
京成立石駅の南口側では「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約125m)と「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」(地上32階、高さ約120m)のタワーマンションが計画されており、将来的には3棟のタワマンが建ち並ぶエリアになります。
既存建物解体状況
2024年8月25日に西側から撮影した「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。ここは鋭角な三角形となっている西街区の西端で広場が整備されます。
仮囲いの中です。西街区は既存建物の解体工事はほとんど完了しています。
西街区の北側です。
仮囲いの中です。一部構造物がまだ残っている場所がありました。
反対の南側から撮影。ここに地上36階、高さ約125mのタワーマンションが建設されます。
駅の南側へ行ける踏切がある立石駅前通り沿いから撮影。この辺りは交通広場が整備されます。
立石駅前通りの北側から撮影。この辺りには小規模な店舗がびっしりと建ち並んでいました。
立石駅前通りの西側（写真右側）が交通広場とタワマンが建設される西街区となっており、東側（写真左側）が葛飾区新庁舎(地上13階、高さ約75m)が建設される東街区となっています。
北西側から撮影した「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」の東街区です。
南西側から撮影。東街区はまだ既存建物の解体工事が行われています。
南東側から撮影。同再開発の南側は京成押上線が通っていますが、高架化の工事が行われているため将来的にはこの踏切は撤去されます。
東街区の仮囲いの中です。
北東側から撮影。こちら側にはパチンコ屋さんや街区内で最も高い既存建物であった11階建ての「モナークマンション立石」がありました。
おまけで京成電鉄押上線（四ツ木駅〜青砥駅間）連続立体交差事業です。現在は新しい線路とホームが建設中で、こちら側に現在の駅を移転した後、現ホームがある場所での高架化の工事が行われます。そのためここは期間限定の駅と線路になります。
地図
物件概要(西街区)
事業名：立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 西街区
所在地：東京都葛飾区立石４丁目
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：住宅、店舗、駐車場、駐輪場
総戸数：710戸
階数：地上36階、地下2階
高さ：約125m
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
敷地面積：約7,130��
建築面積：約4,900��
延床面積：約84,580��
建築主：立石駅北口地区市街地再開発組合
参加組合員：東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社
基本設計：日本設計
工期：2024年度着工〜2028年度竣工予定
物件概要(東街区)
事業名：立石駅北口地区第一種市街地再開発事業 東街区
所在地：東京都葛飾区立石７丁目1-1（予定）
交通：京成押上線「京成立石」駅
用途：事務所、店舗、公益、駐車場、駐輪場
階数：地上13階、塔屋2階、地下3階
高さ：約75m
構造：鉄筋コンクリート造、3階床下中間層免震
敷地面積：約4,660��
建築面積：約3,230��
延床面積：約41,750��
工期：2024年度着工〜2028年度竣工予定
出典
▼葛飾区
総合庁舎の整備
▼葛飾区：駅周辺の街づくり（2023年10月30日）
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業
▼東京都都市整備局：報道発表資料（2021年4月27日）
立石駅北口地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京建物：ニュースリリース（2021年4月28日）
『立石駅北口地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立認可
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