地上21階、高さ140.96m「住友不動産六本木セントラルタワー」の建設状況！建設地はTSK・CCCターミナルビルの跡地（2024.8.10） : 超高層マンション・超高層ビル

　六本木で建設中のオフィスビル「住友不動産六本木セントラルタワー」(地上22階、最高高さ140.96m)です。2024年8月10日に撮影しました。建設地は「TSK・CCCターミナルビル」の跡地で、低層部以外の外観は既に完成しています。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。

完成予想図[出典：住友不動産]

　「住友不動産六本木セントラルタワー」は東京メトロ日比谷線「六本木」駅から徒歩1分のオフィスビルで、規模は地上21階、最高高さ140.96m、敷地面積4,242.86㎡、建築面積3,057.38㎡、延床面積3万1810.14㎡、総貸室面積1万6966.17㎡となっています。建築主は住友不動産、設計者は日建設計、施工者は大成建設で2025年1月末の竣工予定です。

　建設地は一部の界隈で有名な「TSK・CCCターミナルビル」（詳細：ウィキペディア）の跡地で、過去には地上34階、最高高さ120.56m規模のタワーマンションの建築計画のお知らせが設置されたこともありました。

基準階平面図(17～21階)[出典：住友不動産]

　オフィスフロアは基準階貸室面積1,305.09㎡（394.79坪）、天井高3.0mの無柱空間となり、トイレや階段は南東角の少し飛び出た部分に配置されます。また、東側の廊下沿いにはテナント専用防災備蓄倉庫も用意されます。

　建設地は東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅の出入口から徒歩1分。日比谷線は改札にもホームにも近いですが、都営大江戸線は出入口から改札までは少々距離があり、そして改札からホームまではかなり地下深く潜るため、電車に乗るまではかなり移動する必要があります。

　2024年8月10日に「六本木西公園」から撮影した「住友不動産六本木セントラルタワー」(地上22階、最高高さ140.96m)です。タワークレーンは撤去されており、低層部以外の外観は完成しています。

　北側の角地から撮影。手前に低層の屋根が建設されていました。

　見た感じではエントランスの他に車寄せが配置されそうな雰囲気でした。

　北東側から撮影。斜めのラインが特徴的で、そのラインがあるあたりにはエレベーターホールや階段、テナント専用防災備蓄倉庫が配置されます。

　南側から撮影。窓のない角部分にはトイレや給湯室、階段が設置されています。

　六本木ヒルズのデッキから撮影。割と大きなオフィスビルに見えますが…

　六本木ヒルズの展望台からだとかなり上から見下ろす感じになります。ここは六本木ヒルズと東京ミッドタウンに挟まれた場所で、周辺には複数の超高層ビルやタワーマンションが建ち並んでいますが、オフィスフロアの正面となる渋谷方面には超高層空白地帯があり、かなり開けた視界が広がる立地となっています。

　建築計画のお知らせです。階数が22階から21階、建築面積が3,064.78㎡から3,057.38㎡、延床面積が32,088.39㎡から31,810.14㎡、完了予定が2024年10月15日から2025年1月末に修正されていました。

■物件概要■
名称：住友不動産六本木セントラルタワー
仮称：(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト
事業名：(仮称)六本木七丁目計画
所在地：東京都港区六本木七丁目25番-1他(地番)
交通：東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅 4b出口徒歩1分
用途：事務所
階数：地上21階
高さ：140.96m
構造：鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
耐震性能：免震構造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：4,242.86㎡
建築面積：3,057.38㎡
延床面積：31,810.14㎡
建築主：住友不動産都市開発事業本部
設計者：日建設計一級建築士事務所
施工者：大成建設東京支店
工期：2021年5月末日着工～2025年1月末竣工予定

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住友不動産六本木セントラルタワー