豊洲で建設中のオフィスビル「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」です。2024年8月4日に撮影しました。建設地はららぽーと豊洲と晴海通りに挟まれた敷地で、正面の角地が地上18階、高さ97.965mとなるA棟、その左が豊洲駅側となる地上15階、最高高さ87mのB棟でシェア企業寮も併設されます。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
(仮称)豊洲4-2街区開発計画について
全体イメージパース[出典：三菱地所]
「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」はららぽーと豊洲と晴海通りに挟まれた、「トーヨータイヤ豊洲ドーム」や「アニヴェルセル豊洲」跡地の再開発で、右がA棟で左が豊洲駅側のB棟となっています。
A棟イメージパース
「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 A棟」の規模は地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ97.965m、敷地面積6,600�屐�建築面積2,862.85�屐�延床面積4万6434.05�屐�建築主は三菱地所、設計者は三菱地所設計、施工者は鹿島建設で2025年6月30日の竣工予定です。
B棟イメージパース[出典：三菱地所]
「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 B棟」の規模は地上15階、塔屋1階、地下1階、高さ80m、最高高さ87m、敷地面積1万2893.36�屐�建築面積9,008.15�屐�延床面積8万9088.41�屐�建築主はIHIと三菱地所、設計者と施工者は鹿島建設で2025年6月30日の竣工予定です。
断面図[出典：三菱地所]
A棟とB棟の主要用途はオフィスで、B棟の低層部には店舗やインキュベーション施設が配置され、シェア企業寮も併設されます。
全体配置図[出典：三菱地所（説明会資料）]
敷地は晴海通りに面しており、周囲にはららぽーと豊洲やパークシティ豊洲があります。
1F平面図[出典：三菱地所（説明会資料）]
1階平面図です。A棟とB棟の間には通り抜けられる通路が設けられ、A棟には展示スペース、B棟には店舗が設けられます。
2F平面図[出典：三菱地所（説明会資料）]
B棟の2階にも店舗が配置され、A棟とB棟はデッキで接続され、そして晴海通りに架かる既存の歩道橋にも接続します。
基準階平面図[出典：三菱地所（説明会資料）]
オフィスフロアとシェア企業寮がある基準階平面図です。A棟は「パークシティ豊洲」側の棟で、マンション側にはエレベータ等が配置され事務室は角だけだとなっています。
B棟は中心にエレベーター等を配置した360度が事務室となる箱型のオフィスビルになります。また、併設されるシェア企業寮は1フロア8室となることがわかります。
歩行者デッキ完成予想パース[出典：三菱地所]
A棟とB棟はデッキで接続され、そのデッキの中央部分には大屋根のある広場が配置され、そして晴海通りに架かる既存の歩道橋に接続します。
A棟イメージパース[出典：三菱地所]
晴海通りから見たA棟の完成予想図です。A棟は株式会社きんでんの新事業所として利用することを目的として、2022年6月30日付で三菱地所ときんでんとの間で不動産売買契約が締結されており、建物竣工後に三菱地所からきんでんへ土地建物の所有権が譲渡される予定となっています。
位置図
周辺地図[出典：三菱地所]
建設地は「豊洲」駅北西側の晴海通り沿いで、東京メトロ有楽町線とゆりかめもの2路線が利用可能な立地となっています。また、完成は2030年代半ば予定ですが、豊洲-住吉間の地下鉄延伸事業が動き始めています。
建設状況
2024年8月4日に晴海通り沿いから撮影した「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 B棟」(地上15階、最高高さ87m)です。
1〜2階には店舗が配置される基準階面積1,275坪（4,214.88�屐砲離�フィスビルで、右側の薄い建物部分はシェア企業寮となります。また、晴海通りに架かる既存の歩道橋と接続することで歩行者ネットワークが広がります。
豊洲駅側から撮影。B棟は外観がほぼ完成していますが、その奥で建設中のA棟はまだ鉄骨剝き出しの状態となっています。
ららぽーと豊洲前から撮影。デザインはいたって普通です。
オフィス部の外観は見えるようになっていますが、シェア企業寮部分はまだ足場がまだ組まれたままでこちら側の外観は見えませんでした。
その隣で建設中の「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 A棟」(地上18階、高さ97.965m)です。
低層部は外壁が設置されていますがガラスはまだ取り付けらていませんでした。
晴海通り側から撮影。見た感じでは塔屋の建設が始まっているようでした。
豊洲の中では目立つような高さではありませんが、豊洲の超高層ビル群密度を高める1棟となります。
8月10日に北側の晴海運河に架かる相生橋から撮影。ビル群の隙間からちょうどA棟が見えました。
相生橋から見た豊洲の超高層ビル群です。再開発が続いていた豊洲駅周辺ですが、「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」が完成すると一段落ですかね。
地図
物件概要（A棟）
A棟の建築計画のお知らせです。
■物件概要（A棟）■
事業名：(仮称)豊洲4-2街区開発計画 A棟
所在地：東京都江東区豊洲二丁目14番地1
交通：東京メトロ有楽町線「豊洲」駅
ゆりかもめ「豊洲」駅
用途：事務所、自動車車庫
階数：地上18階、塔屋1階、地下1階
高さ：97.965m
構造：鉄骨造
基礎工法：現場造成杭
敷地面積：6,600��
建築面積：2,882.85��
延床面積：46,434.05��
建築主：三菱地所
設計者：三菱地所設計
施工者：鹿島建設
工期：2022年7月1日着工〜2025年6月30日竣工予定
物件概要（B棟）
B棟の建築計画のお知らせです。建築面積が9,008.43�屬�ら9,008.15�屬暴だ気気譴討い泙靴拭�
■物件概要（B棟）■
事業名：(仮称)豊洲4-2街区開発計画 B棟
所在地：東京都江東区豊洲二丁目14番地2,4,5
交通：東京メトロ有楽町線「豊洲」駅
ゆりかもめ「豊洲」駅
用途：事務所、飲食店、物販店舗、共同住宅（シェア企業寮）、自動車車庫、自転車駐車場
階数：地上15階、塔屋1階、地下1階
高さ：80m（最高高さ87m）
構造：鉄骨造
基礎工法：現場造成杭
敷地面積：12,893.36��
建築面積：9,008.15��
延床面積：89,088.41��
建築主：IHI、三菱地所
設計者：鹿島建設
施工者：鹿島建設
工期：2022年7月1日着工〜2025年6月30日竣工予定
出典
▼三菱地所：仮称）豊洲4-2街区開発計画
https://office.mec.co.jp/pickup/project_toyosu4_2
▼三菱地所：ニュースリリース（2022年7月1日）
「（仮称）豊洲4-2街区開発計画」着工 〜豊洲二・三丁目地区開発のラストピースにふさわしい新たな交流・発信の場を整備〜
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