イメージパース[出典：東京都]
東武東上線「上板橋」駅直結の大規模再開発「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。同再開発には参加組合員として住友不動産が参画しており、駅に近い東街区には地上26階、高さ98mのタワーマンション、その南側の中街区には地上19階、高さ60mのタワーマンションが配置されます。現地に設置された建築計画のお知らせにより東街区は2025年1月1日着工、2028年7月31日竣工予定、中街区は2025年4月1日着工、2027年10月31日竣工予定となったことが判明しています。この記事では同再開発の概要や現況（2024年8月3日時点）、地図等を載せています。
上板橋駅南口駅前東地区について
断面イメージ[出典：東京都]
「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」は東武東上線「上板橋」駅南口に直結する大規模再開発で、大きく東街区、中街区、南街区の3つの街区に分かれています。
東街区の規模は地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ98.00m（最高98.00m）、敷地面積、4,128.03�屐�建築面積2,750�屐�延床面積3万7500�屐�中街区の規模は地上19階、地下1階、高さ60.00m（最高60.00m）、敷地面積1,175.58�屐�建築面積740�屐�延床面積1万400�屬箸覆辰討い泙后�
建築主は上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合で参加組合員として住友不動産が参画、事業協力者は大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックJV、設計者は東街区が大成建設、中街区が長谷工コーポレーションで、工期は東街区が2025年1月1日着工、2028年7月31日竣工予定、中街区が2025年4月1日着工、2027年10月31日竣工予定となっています。
配置図[出典：東京都]
上板橋駅の目の前は東街区と駅前交通広場となり、東街区はペデストリアンデッキによって駅に直結します。
東街区の南側は中街区となり、さらに南側の川越街道の面した場所は南街区となっており、駅前に整備される交通広場から川越街道までは、幅員16mの板橋区画街路第8号線が整備されます。
東街区断面図[出典：板橋区]
東街区の断面図です。1階と3階に店舗が配置され、4階からが住戸となるタワーマンションになります。3階部分ではペデストリアンデッキによって上板橋駅に接続します。
東街区地下1階平面図[出典：板橋区]
東街区の平面図です。地下は主に機械室や駐車場の出入口になります。
東街区1階平面図[出典：板橋区]
1階の交通広場に面した場所には店舗が配置されます。
東街区2〜3階平面図[出典：板橋区]
2階は住宅用駐輪場となり、3階は店舗や店舗用駐輪場、エントランスホールが配置され、ペデストリアンデッキによって上板橋駅に直結します。
東街区4〜17階平面図[出典：板橋区]
4階からは共同住戸フロアとなり、4階には共用施設として集会室が配置されます。
東街区18〜26階、R階、PH階平面図[出典：板橋区]
最上階の26階までが住宅フロアになります。
中街区断面図[出典：板橋区]
中街区の断面図です。1階に小規模な店舗が配置され、2階からが住宅フロアとなります。
中街区地下1〜1階平面図[出典：板橋区]
中街区の平面図です。こちらは地下に駐輪場が配置され、集会室も地下に設置されます。また、1階の小規模な1区画だけが店舗スペースとなっています。
中街区2〜19階、R階平面図[出典：板橋区]
2階から19階が住宅フロアとなります。
南街区断面図[出典：板橋区]
南街区は1階に店舗が入るオフィスビルになります。
南街区1〜屋上階平面図[出典：板橋区]
南街区の平面図です。1階の川越街道側に店舗1区画が用意され、他は全てオフィスフロアになります。
位置図
区域図[出典：東京都]
計画地は東武東上線「上板橋」駅の南口前で、施工区域は駅から川越街道まで南北に長細い敷地となっています。これは区画街路の整備も含まれているためで、細い路地しなかった南口側が大きく変わります。また、青枠は西地区でタワーマンションが計画されています。
現況
2024年8月3日に北東側から撮影した「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業（東街区）」(地上26階、高さ98m)の計画地です。敷地内には駐輪場に繋がる仮設通路が整備されています。
その仮設通路の東側には区画道路が整備されます。
今はまだ鉄パイプの柵があるだけなので敷地内を撮影。
この辺りにはパチンコ屋と小規模な建物がびっしりと建っていましたが、全て解体され更地となっています。
敷地内を貫く道路は廃道されずに今も通行できるようになっています。
その道路の西側の駅前には駅前広場（交通広場）が整備されます。
上板橋駅から見た駅前広場の計画地です。敷地が奥まで続いていますが、そこには川越街道まで繋がる道路が整備されます。
敷地内を貫く道路は元々この広さだったため、再開発後は大きく改善されることになります。
ちなみにこの広さの道路でも普通に車が通行していました。
その道路から撮影した「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業（東街区）」です。
この辺りにも区画道路が整備され、東街区を囲むように道路が配置されます。
「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業（中街区）」(地上19階、高さ60m)の計画地です。切り倒されずに木が残っていたので敷地内のどこからに移植するものと思われます。
中街区の周囲にも区画道路が整備されます。
上板橋駅まで繋がる道路が整備される場所も既存建物の解体工事は終わって更地となっています。
今後の工事を考えると先に道路は早めに整備され開放されることになるかと思います。
川越街道と繋がる敷地南端です。この左側に南街区の小規模なビルが建設されます。
地図
物件概要（東街区）
東街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物（東街区）
所在地：東京都板橋区上板橋一丁目1001番地
交通：東武東上線「上板橋」駅
用途：住宅、店舗、駐車場
総戸数約：433戸（全体）
階数：地上26階、塔屋2階、地下1階
高さ：98.00m（最高98.00m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：4,128.03��
建築面積：2,750��
延床面積：37,500��
建築主：上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
事業協力者：大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックJV
設計者：大成建設
施工者：−
工期：2025年1月1日着工〜2028年7月31日竣工予定
物件概要（中街区）
中街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物（中街区）
所在地：東京都板橋区上板橋一丁目1002番地
交通：東武東上線「上板橋」駅
用途：住宅、店舗、駐車場
総戸数約：433戸（全体）
階数：地上19階、地下1階
高さ：60.00m（最高60.00m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：1,175.58��
建築面積：740��
延床面積：10,400��
建築主：上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
事業協力者：大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックJV
設計者：長谷工コーポレーション
施工者：−
工期：2025年4月1日着工〜2027年10月31日竣工予定
出典
▼板橋区
上板橋駅南口駅前地区
▼板橋区（2023年8月15日）
上板橋駅南口駅前地区第一種市街地再開発事業（概要）
▼板橋区（2022年9月28日）
上板橋駅南口駅前地区のまちづくりの状況について
▼東京都都市整備局（2021年3月25日）
上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京都都市整備局
・上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業
・上板橋駅南口駅前地区（組合施工）
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