麻布台ヒルズで建設中のタワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)です。2024年7月6日に撮影しました。同じ麻布台ヒルズ内にあるレジデンスAの高さ237.20mを超えて、レジデンスBが高さ日本一のタワーマンションになります。建築計画のお知らせ設置当初は2023年3月31日竣工予定となっていましたが、何度か延期され現在は2025年8月25日竣工予定に変更されています。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。
麻布台ヒルズレジデンスBについて
外観イメージ[出典：DBOXCG]
「麻布台ヒルズレジデンスB」は「麻布台ヒルズ」内で建設中のタワーマンションで、この完成予想図では右端の棟となっています。規模は地上64階、地下5階、高さ262.82m、敷地面積9,648.39�屐�建築面積6.393.37�屐�延床面積18万5333.17�屬如�建築主は森ビル、設計者は森ビル、施工者は三井住友建設で2025年8月25日の竣工予定です。
手前の低層部の建物群はトーマス・ヘザウィック氏がデザインを担当した「ガーデンプラザA〜D」で、「麻布台ヒルズ」全体の低層部もヘザウィック氏のデザインとなっています。
外観イメージ[出典：DBOXCG]
六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。左から「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)となっており、レジデンスB以外は完成しています。
現時点では「麻布台ヒルズ森JPタワー」は高さ日本一の超高層ビルで「麻布台ヒルズレジデンスA」は高さ日本一のタワーマンションとなっています。そして現在建設中の「麻布台ヒルズレジデンスB」はレジデンスAの高さを抜いて高さ日本一のタワーマンションとなり、高さ日本1位・2位のタワマンが並ぶことになります。
断面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ森JPタワー」の主要用途はオフィスで、最上部の54階〜64階が総戸数91戸の「アマンレジデンス 東京」となっており、「麻布台ヒルズレジデンスA」は1階〜13階にホテル「ジャヌ東京」が入る総戸数320戸の高さ日本一のタワーマンションとなっています。住宅フロアだけ見えると「アマンレジデンス 東京」が高さ日本一となりますが、当ブログでは用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っているため、現時点の高さ日本一のタワマンはレジデンスAとしています。
「麻布台ヒルズレジデンスB」のフロア構成は地下1階〜2階が商業施設(8店舗)、2階が保育園、3階〜5階が総貸室面積約4,200�屬離好癲璽襯�フィス(基準階面積約1,400��)、そして6階〜64階が総戸数970戸(13階〜18階は168戸のサービスアパートメント)の住宅フロアとなります。完成するとレジデンスAを抜いてこちらが高さ日本一のタワマンになります。
平面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」全体の敷地はT字型となっており、「麻布台ヒルズレジデンスB」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に接続し、低層の建物群である「ガーデンプラザA」は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続しています。
また、「麻布台ヒルズ」の各建物は地下で接続しているため、地下通路だけで両駅に行けるようになります。
麻布台ヒルズレジデンス[出典：DBOXCG]
「麻布台ヒルズレジデンスB」の低層部の完成予想図です。低層部はトーマス・ヘザウィック氏によるデザインで統一感のある街並みになります。
麻布台ヒルズレジデンスB[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスB」のラウンジと思われる場所の完成予想図です。同タワーマンションのインテリアデザインは6〜30階の専有部が日建スペースデザイン、共有部と31〜64階の専有部がマルコ・コスタンツィ・アーキテクツの担当となっています。
位置図
配置図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅間の南側に位置しており、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続します。また、各施設は地下で繋がることから、どの建物からも地下だけで両駅に行けるようになります。
建設状況
2024年7月6日に神谷町駅側から撮影した「麻布台ヒルズ」です。奥で建設中のタワーマンションが「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)です。
隣にある同じ森ビルによる「アークヒルズ 仙石山森タワー」(地上47階、最高高さ206.69m)も入れて撮影。この辺りは高さ200m超えが複数棟建ち並んでいます。
「麻布台ヒルズ」内を通る桜麻通りから撮影。写真映えする街となっています。
「麻布台ヒルズ」内のデッキから高さ日本一のタワマン「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)と一緒に撮影。左のレジデンスBは地上64階、高さ262.82mとなり、レジデンスAを抜いて高さ日本一のタワーマンションになります。そのためこの2棟が高さ日本1位・2位のタワマンになります。
北東側の交差点から撮影。この交差点の先にロシア大使館があるため、いつも警察官がいましたがこの日はいませんでした。
北側から撮影。目視では55階まで建設が進んでいました。
北西側から撮影。低層部はトーマス・ヘザウィック氏デザインとなります。
少し離れて「住友不動産六本木グランドタワー」前から撮影。これだけの高さとなってもまだ最上階に達していません。
このクラスの高さになると首都高の高架越しでも見栄えします。
また、こうして周辺の建物の間からもニョキっと見えます。
南西側にある飯倉片町交差点から撮影した「麻布台ヒルズ」です。
南側から撮影。目視で確認した感じだと角部屋のガラスが入っている一番上のフロアが38階でした。
現地から離れて南側の麻布十番駅近くから撮影。この規模になるとあちこちから見えるので、まだ知らない撮影スポットが周辺に色々とありそうです。
定番撮影スポットの「六本木ヒルズ」から撮影。
そして「六本木ヒルズ」の展望台からも撮影。
「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)にズームです。そろそろ隣の「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)の高さを抜きそうです。
最上部にズームです。塔屋も含めるとこの写真の上端くらいの高さにはなりそうです。
同じ日に「渋谷スカイ」から撮影。
ここから見ると「六本木ヒルズ森タワー」(地上54階、最高高さ238.05m)の背後に「麻布台ヒルズ」が見えます。
その中でも「麻布台ヒルズレジデンスB」は足元以外の全景が見えます。
おまけで六本木ヒルズの展望台内に設置されていた森ビルによる都市模型です。展望室内の展示物の転換期間で一時的に置かれていると思われます。
麻布台ヒルズの模型にズームです。第二六本木ヒルズの模型はありませんでした。
地図
物件概要
麻布台ヒルズレジデンスBの建築計画のお知らせです。2024年6月30日完了予定から2025年8月25日完了予定に変更になっています。
■物件概要（レジデンスB）■
名称：麻布台ヒルズレジデンスB
仮称：虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名：虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地：東京都港区麻布台一丁目32番6外
交通：東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
用途：共同住宅（6階〜64階）・事務所（3階〜5階）・店舗・保育所・駐車場等
総戸数：970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数：地上64階、地下5階
高さ：262.82m
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）
基礎工法：直接基礎
敷地面積：9,648.39��
建築面積：6.393.37��
延床面積：185,333.17��
建築主：森ビル
設計者：森ビル
施工者：三井住友建設
工期：2019年10月1日着工〜2025年8月25日竣工予定
出典
▼公式HP：麻布台ヒルズ
https://www.azabudai-hills.com/
▼森ビル：ニュースリリース（2023年8月8日）
「麻布台ヒルズ」2023年11月24日開業
▼森ビル：ニュースリリース（2023年7月3日）
「麻布台ヒルズ A街区・C街区」が竣工
▼DBOXCG：TORANOMON AZABUDAI
https://dboxcg.com/portfolio/azabudai_hills/
▼PCPA（ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ）：Azabudai Hills
https://pcparch.com/work/azabudai-hills
