完成予想図[出典：公式HP]
三井不動産レジデンシャルによる新たな武蔵小杉のタワーマンション「(仮称)小杉町一丁目計画」(地上43階、最高高さ約165m)の完成予想図です。川崎市より縦覧開始となった条例環境影響評価準備書及び要約書に掲載されました。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
(仮称)小杉町一丁目計画について
計画建物断面図[出典：公式HP]
「(仮称)小杉町一丁目計画」はJR南武線「武蔵小杉」駅の北口の西側、南武沿線道路とJR南武線に挟まれた敷地の再開発で、規模は地上43階、地下2階、高さ約155m、最高高さ約165m、敷地面積約4,150�屐�建築面積約2,020�屐�延床面積約5万3000�屐∩躙与�約500戸、建築主は三井不動産レジデンシャルで工期は約53ヵ月（準備・解体工事が約11ヶ月、本体工事が約42ヶ月）となっています。
フロア構成は1〜3階が商業施設、5階が住宅共用施設、6階〜43階が住宅フロアとなります。
計画建物立面図[出典：公式HP]
立面図です。北立面図に描かれているデッキは、計画地の北西側にある小杉町交差点デッキに接続します。
計画建物立面図[出典：公式HP]
タワマン本体の西側にはタワーパーキングが配置されるため26階まで窓がない部分があります。
土地利用計画図[出典：公式HP]
武蔵小杉駅側となる敷地の東側には広場が配置され、敷地の周囲には歩道状空地も整備されます。
計画地北東側[出典：公式HP]
北東側から見たその広場です。デッキはここで途切れていますが、将来的にはJR南武線「武蔵小杉」駅まで繋がる計画となっています。
計画地南東側[出典：公式HP]
南東側から見た広場です。
計画地南西側[出典：公式HP]
南西側低層部の完成予想図です。窓がない部分はタワーパーキングとなっています。
計画地北西側[出典：公式HP]
北西側にある既存のデッキと同再開発は接続する計画となっています。
平面図
各階平面図(地下2階)[出典：公式HP]
地下2階には住宅駐輪場が配置されます。
各階平面図(地下1階)[出典：公式HP]
地下1階には非住宅用の駐車場が配置されます。
各階平面図(地上1階)[出典：公式HP]
1階は商業施設や住宅のエントランスホールが配置され、西側には住宅用のタワーパーキングが設置されます。
各階平面図(地上2階)[出典：公式HP]
2階も商業施設となり、デッキと接続する住宅のエントランスも設けられます。
各階平面図(地上3階)[出典：公式HP]
3階は商業施設となります。
各階平面図(地上4階)[出典：公式HP]
4階は防災倉庫が配置されます。
各階平面図(地上5階)[出典：公式HP]
5階は住宅共用部となり、このフロアを経由して住宅フロアに行くことになります。
各階平面図(地上6〜26階)[出典：公式HP]
6階からが住宅フロアとなります。内廊下設計で各階ゴミ置場も設置されます。
各階平面図(地上27〜42階)[出典：公式HP]
タワーパーキングがあるのは26階までで、27階からは周囲が全て住宅フロアとなります。
各階平面図(地上43階)[出典：公式HP]
最上階の43階は東西に住宅フロアが配置されるようです。
各階平面図(RF)[出典：公式HP]
RF（Roof Floor：屋上）は住宅共用となっているので、共用施設が配置されることにりそうです。
各階平面図(PH階)[出典：公式HP]
PH（ペントハウス：塔屋）の平面図です。
位置図
計画地位置図(広域)[出典：川崎市]
計画地はJR南武線「武蔵小杉」駅の北西側で、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅にも近い立地になっています。建物の目の前にはJR南武線高架下を通る道があるため、JR武蔵小杉駅を経由せずに東急の武蔵小杉駅に行くこともできます。また、JR横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅にはJR南武線側の改札から構内通路を通って行くことができます。
計画地位置図(詳細)[出典：川崎市]
「(仮称)小杉町一丁目計画」は武蔵小杉のタワマン群の中でも武蔵小杉駅に近い立地となっています。ただ、北側は「武蔵小杉タワープレイス」(地上23階、高さ100m)、南側は「コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス」(地上38階、高さ142m)があり、超高層に挟まれています。
2019年1月にセスナから撮影した武蔵小杉のタワーマンション群です。左の矢印を入れた場所が「(仮称)小杉町一丁目計画」の建設地となります。
現況
2023年10月3日に北東側にある歩道橋から撮影した「(仮称)小杉町一丁目計画」(地上43階、最高高さ約165m)の計画地です。手前の駐車場と白いビル（旧NEC小杉ビル）が同再開発の計画地となっています。
北西側にある「パークシティ武蔵小杉 ザ・ガーデン タワーズ」と繋がる小杉町交差点デッキから撮影。南側にはタワマンが建ち並んでいます。
計画地にある駐車場は「ホテル・ザ・エルシィ」の跡地で、この左側を通るの南武沿線道路沿いにはデッキが整備され、小杉町交差点デッキに繋がります。また、将来的にはJR南武線「武蔵小杉」駅まで繋がるペデストリアンデッキになる計画となっています。
南西側から撮影。旧NEC小杉ビルは10年以上前に三井不動産レジデンシャルに売却されています。
南東側から撮影。奥に見えているツインタワーは「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズ」(地上53階、高さ178.90m)です。
武蔵小杉には他にも「パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー」(地上59階、最高高さ203.5m)、「パークシティ武蔵小杉 ステーションフォレストタワー」(地上47階、最高高さ162.8m)、「パークシティ武蔵小杉 ザ グランドウイングタワー」(地上38階、高さ141.74m)といった「パークシティ武蔵小杉」シリーズがあり、ここも新たな「パークシティ武蔵小杉」シリーズになることが予想されます。
地図
物件概要
事業計画の構想の概要です。工期は未定となっています。
工事工程表[出典：公式HP]
工期は約53ヵ月で最初の11ヶ月は準備・解体工事となります。
工事工程表[出典：公式HP]
そして本体工事が約42ヶ月の予定となっています。
■物件概要■
事業名：(仮称)小杉町一丁目計画
所在地：神奈川県中原区小杉町一丁目403-53外
交通：JR各線・東急東横線/目黒線「武蔵小杉」駅
用途：共同住宅、商業施設、駐車場等
総戸数：約500戸
階数：地上43階、地下2階
高さ：約155m（最高高さ約165m）
構造：RC造
敷地面積：約4,150��
建築面積：約2,020��
延床面積：約53,000��
建築主：三井不動産レジデンシャル
設計者：−
施工者：−
工期：準備・解体工事が約11ヵ月半
本体工事が約41ヵ月半
出典
▼川崎市： 環境影響評価（環境アセスメント）（2024年6月24日）
（仮称）小杉町一丁目計画に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
※ 縦覧期間：令和6年6月24日（月）から令和6年8月7日（水）まで
- カテゴリ
- 川崎市
