横浜で北仲エリアの再開発「北仲通北地区B-1地区計画」(地上40階、高さ150m)の建設地です。東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険によるタワーマンションで、低層のオフィス棟や商業施設も併設される再開発となっています。この記事では同タワマンの概要や建設状況（2024年5月26日時点）、地図等を載せています。
北仲通北地区B-1地区計画について
イメージパース[出典：横浜市]
「北仲通北地区B-1地区計画」は北仲エリアのタワーマンションで、規模は地上40階、塔屋3階、地下1階、高さ150m、最高高さ162m、敷地面積は1万2345.18�屐�建築面積は7,426.95�屐�延床面積は10万9045.21�屐∩躙与�704戸となっています。
事業者は東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険、設計者は熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体、施工者は熊谷組で2027年6月30日の竣工予定です。
施設配置図[出典：横浜市]
同再開発は40階建ての高層棟(住宅)、6階建ての低層棟(事務所)、2階建ての低層棟(店舗)で構成され、北側には水際線プロムナードに接続する約3,200�屬旅�場が整備されます。ま
図の下側にあるA-4地区「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」(地上58階、高さ199.95m)とは2階に設置されるデッキで接続し、そして東隣の「アパホテル＆リゾート〈横浜ベイタワー〉」(地上35階、高さ135.50m)とは地上に整備される広場経由で接続します。
施設断面図[出典：横浜市]
断面図です。低層部の建物内には貫通通路が整備され店舗も配置されます。
施設断面図[出典：横浜市]
免震層の上部となる6階〜40階が住居フロアになることがわかります。
北側面イメージパース[出典：横浜市]
北側低層部の完成予想図です。左の商業棟の3階部分は住宅共用室となり、パーティールームとして利用することが想定されています。
北西側イメージパース[出典：横浜市]
北西側低層部の完成予想図です。店舗も入るオフィスが配置されます。
南西側イメージパース[出典：横浜市]
南西側低層部の完成予想図です。れんがフレームが目を引くデザインとなっています。
南面イメージパース[出典：横浜市]
南側低層部の完成予想図です。低層部にれんがフレームを使用することで、隣接する建物とのファザードデザインを揃えています。
イメージパース[出典：横浜市]
南隣にある「横浜北仲ノット（オークウッドスイーツ横浜）」の46階無料展望室からは「北仲通北地区B-1地区計画」の最上部がちょうど真横に見えるようになります。
位置図
位置図[出典：横浜市]
建設地はみなとみらい線「馬車道」駅のすぐ近くで、デッキで接続する南隣の「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」を経由することでノンストップで駅に行くことができます。
また、JR・横浜市営地下鉄「桜木町」駅も徒歩圏に位置しており、建設中の「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」(地上40階、高さ150m)や「横浜市庁舎」を経由することで、こちらもノンストップで行けるようになります。
建設状況
2024年5月26日に「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」のデッキから撮影した「北仲通北地区B-1地区計画」(地上40階、高さ150m)の建設地です。
建設地にズームです。施工者は熊谷組で2023年11月22日に着工しています。
週間作業予定は地中障害撤去工事、山留工事、杭工事となっていました。
山留工事に使用すると思われるH鋼が横たわっていました。
少し移動してもう1枚。建設が始まる前は駐車場として利用されていました。昨日のブログに載せた「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建設地も駐車場として利用されていましたが、こういった大規模な駐車場が閉鎖されるとここを使っていた車はどこへ分散したんだろう？と毎回思います。
西側から撮影。ここに高さ150mのタワーマンションが建設されます。
北側を通る汽車道から撮影。目の前には都市型循環式ロープウェイの「ヨコハマエアキャビン」が運行しています。
こちら側には水際線プロムナードや広場が整備され、商業施設も配置されます。また、写真右側の方には低層のオフィス棟も配置されます。
同じ日に「横浜ランドマークタワー」の展望台から撮影した「北仲通北地区B-1地区計画」の建設地です。こちら向きの部屋ならば低層フロアでもみなとみらいの超高層ビル群が目の前に広がります。
中央の「ザ・タワー 横浜北仲（横浜北仲ノット）」(地上58階、高さ199.95m)を頂点とした超高層ビル群が形成されます。「ザ・タワー 横浜北仲」としては超高層に囲まれたタワーマンションとなりますが、共用施設の屋上スカイテラスは周辺の建物よりも高い場所に位置しているため、住民ならばそこからみなとみらい方面の眺望を楽しむことができます。
さらに広角で撮影。「赤レンガ倉庫」やショッピングモールの「横浜ワールドポーターズ」などに行きやすい立地となっています。
地図
物件概要
都市景観形成行為のお知らせです。
配置図です。
南側立面図です。
北側立面図です。
建築計画のお知らせです。建築面積が7,422.95�屬�ら7,426.95�屐�延床面積が109,048.80�屬�ら109,045.21�屐∋楾�者が未定から熊谷組に修正されています。
■物件概要(高層棟)■
計画名：北仲通北地区B-1地区計画
所在地：神奈川県横浜市中区北仲通５丁目25番1
交通：みなとみらい線「馬車道」駅
JR「桜木町」駅
市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
用途：共同住宅、マーケットその他の物品販売を営む店舗、飲食店、事務所、自動車車庫
総戸数：704戸
階数：地上40階、塔屋3階、地下1階
高さ：150m、最高高さ約162m
構造：鉄筋コンクリート造（住宅棟）
鉄骨造（事務所・店舗棟）
敷地面積：12,345.18��
建築面積：7,426.95��
延床面積：109,045.21��
事業者：東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
設計者：熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
施工者：熊谷組
工期：2023年11月1日着工〜2027年6月30日竣工予定
出典
▼横浜市：環境アセスメント(最終更新日 2023年10月25日)
（仮称）北仲通北地区B-1地区新築工事 環境影響評価手続
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会(2023年9月19日)
第71回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和5年6月30日開催）
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会(2022年10月28日)
第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和4年8月29日開催）
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