中目黒駅前にタワマン計画！高さ約160m「中目黒駅前北地区市街地再開発事業」の計画概要案が公開 : 超高層マンション・超高層ビル

イメージパース[出典：再開発準備組合]

　中目黒駅前で計画されているタワーマンション「中目黒駅前北地区市街地再開発事業」(高さ約160m)の計画概要案が公開されました。同再開発は事業協力者として丸紅都市開発と東急が参画。低層部に店舗が設けられる約4万4000㎡規模のタワマンになります。この記事では同タワマンの概要や地図等を載せています。

断面イメージ[出典：再開発準備組合]

　「中目黒駅前北地区市街地再開発事業」は東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅前に位置するタワーマンションで、規模は敷地面積約3,660㎡、建築面積約2,560㎡、延床面積約4万4000㎡、高さ約160mとなっています。建築主は中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合、事業協力者として丸紅都市開発、東急が参画、事業コンサルタントは日本設計で、工期等は未定です。

　低層部には店舗が設けられ、目黒川側には地上・立体広場のある店舗が設けられます。階数は未定ですが、完成予想図を見ると店舗が3～4フロア、住宅が27フロアあります。

整備イメージ図[出典：再開発準備組合]

　計画地は山手通りと目黒川に挟まれた場所で、東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅に隣接した場所となっています。ただ、駅の改札に行くには山手通りを渡る必要があります。

　同再開発の整備方針は人中心のウォーカブルなまちづくりに向けた「ナカメの回遊促進拠点」を形成となっており、滞留・回避を生み出す中目黒の新たな拠点が形成されます。また、桜開花期間中のオーバーツーリズム対策等、駅周辺の課題へ対応します。

目黒川沿い広場のイメージ[出典：再開発準備組合]

　目黒川沿いの広場のイメージ図です。地上広場、2Fテラス、3Fテラスが設けられます。図の左側が中目黒駅でホームの真横が計画地となっています。

区域図[出典：再開発準備組合]

　計画地は東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅前の西側に位置しています。東側には「中目黒アトラスタワー」(地上45階、最高高さ165m)があり、2棟のタワマンで駅を挟むことになります。また、駅前エリアには「中目黒GTタワー」(地上25階、高さ120m)もあります。

位置図[出典：GoogleMap]

　「中目黒駅前北地区市街地再開発事業」の計画地に赤井網掛けをしました。「中目黒アトラスタワー」よりも駅に近いタワーマンションになります。

計画地[出典：GoogleMap]

　計画地にズームです。ここに高さ約160mのタワーマンションが建設されることになります。

事業名：中目黒駅前北地区市街地再開発事業
所在地：東京都目黒区上目黒１丁目21、20
交通：東急東横線「中目黒」駅
　　　東京メトロ日比谷線「中目黒」駅
用途：共同住宅、店舗
階数：－
高さ：約160m
敷地面積：約3,660㎡
建築面積：約2,560㎡
延床面積：約44,000㎡
建築主：中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合
事業協力者：丸紅都市開発、東急
事業コンサルタント：日本設計
設計者：－
施工者：－
工期：－

▼中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合：公式HP
https://www.nakamegurokita.jp/

▼建設通信新聞（2024年6月4日）
中目黒駅前北地区再開発/4.4万㎡の複合ビル整備/回遊促進拠点を形成

▼日刊建設工業新聞（2024年6月4日）
中目黒駅前北地区再開発（東京都目黒区）、延べ４・４万平米のビル建設／準備組合