高さ日本一のタワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)の建設地です。2024年4月13日に撮影しました。高さ日本一の超高層ビルもある麻布台ヒルズ内のタワマンで、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に直結となります。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。
麻布台ヒルズレジデンスBについて
外観イメージ[出典：DBOXCG]
南西側となる六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。左から「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)となっており、レジデンスB以外は既に完成しています。
外観イメージ[出典：DBOXCG]
北東側から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。中央の「麻布台ヒルズレジデンスA」は地上53階、地下5階、高さ237.20m、延床面積16万8967.93�屬如�現時点で高さ日本一のタワーマンションとなっています。また、手前の低層部の建物群はトーマス・ヘザウィック氏がデザインを担当した「ガーデンプラザA〜D」です。
右側の「麻布台ヒルズレジデンスB」の規模は地上64階、地下5階、高さ262.82m、敷地面積9,648.39�屐�建築面積6.393.37�屐�延床面積18万5333.17�屐�建築主は森ビル、設計者は森ビル、施工者は三井住友建設で2025年の竣工予定となってます。建築計画のお知らせは2024年6月30日竣工予定となっていますが、2025年5月になるといった記事が出ています。
断面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ森JPタワー」の主要用途はオフィスで、最上部の54階〜64階が総戸数91戸の「アマンレジデンス 東京」となっており、「麻布台ヒルズレジデンスA」は1階〜13階にホテル「ジャヌ東京」が入るタワーマンションとなっています。住宅フロアとしては「アマンレジデンス 東京」が高さ日本一となりますが、当ブログでは用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っているため、現時点の高さ日本一のタワマンはレジデンスAとしています。
「麻布台ヒルズレジデンスB」のフロア構成は地下1階〜2階が商業施設(8店舗)、2階に保育園、3階〜5階が総貸室面積約4,200�屬離好癲璽襯�フィス(基準階面積約1,400��)、そして6階〜64階が総戸数970戸(13階〜18階は168戸のサービスアパートメント)の住宅フロアとなります。完成するとレジデンスAを抜いてこちらが高さ日本一のタワマンになります。
平面図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」はT字型の敷地となっており、「麻布台ヒルズレジデンスB」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に接続し、低層の建物群である「ガーデンプラザA」は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続しています。
麻布台ヒルズレジデンス[出典：DBOXCG]
「麻布台ヒルズレジデンスB」の低層部の完成予想図です。低層部は「ガーデンプラザ」をデザインしたトーマス・ヘザウィックが担当しており、統一感のある街並みになります。
麻布台ヒルズレジデンスB[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスB」のラウンジと思われる場所の完成予想図です。同タワーマンションのインテリアデザインは、6〜30階の専有部が日建スペースデザイン、共有部と31〜64階の専有部がマルコ・コスタンツィ・アーキテクツが担当します。
位置図
配置図[出典：森ビル]
「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅間の南側に位置しており、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続します。また、各施設は地下で繋がることから、どの建物からも地下だけで両駅に行けるようになります。
建設状況
2024年4月13日に南側を通る外苑東通りから撮影した「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)です。随分と工期が延びてしまいましたが、地上部の建設が始まってからは順調に高くなっていっています。
東側から撮影。外務省飯倉公館の敷地だと思いますが、ちょうど桜が満開となっていました。
撮影した麻布台ヒルズ内のデッキから見上げると、現時点では高さ日本一のタワマン「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)と、これから高さ日本一のタワマンとなる「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)が並んで見えます。
同再開発で開通した桜麻通り沿いとなる北東側から撮影。左下の警察官が立っている場所の道路を進むとロシア大使館があるので、ここで街宣車や不審車両などが入っていかないように見張っています。
桜麻通りから見上げた「麻布台ヒルズ」です。
北西側から撮影。目視では38階まで建設が進んでいるように見えました。
北西側にある「六本木グランドタワー」の敷地内から撮影。この高さでも階数的にはまだ6割程度です。
西側から撮影。西側は麻布通りと首都高環状線が通っています。
その首都高越しに見た「麻布台ヒルズ」です。右端には東京タワーの一部がチラッと写っています。
反対側の神谷町駅側から見た「麻布台ヒルズ」です。ここからも「麻布台ヒルズレジデンスB」が見えるようになってきています。
同じ日に東京タワーから撮影した「麻布台ヒルズ」です。東京タワーのトップデッキに行くエレベーター乗り場から撮影しました。このフロアの窓にはフィルムが貼っていないのかキレイに撮れます。
「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)は「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)と「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)の隙間から見えます。
ここから見えているレジデンスBの部屋からは「東京タワー」が見えるということになり、東京タワービューを確保するように配置したことがわかります。
東京タワーの一番上にある展望台のトップデッキから撮影。海抜250mの展望台ですが「麻布台ヒルズ森JPタワー」を見上げる高さになっています。
「麻布台ヒルズレジデンスB」にズームです。今はまだ見下ろせる高さですが、数ヶ月後には見上げる高さになっているかと思います。
タワークレーンの背後に「パークコート赤坂檜町ザ タワー」(地上44階、最高高さ170m)が見えているので今はまだ東京タワービューですが、もうすぐ東京タワービューが終わることになります。ちなみに「東京ミッドタウン」にある「ザ・リッツ・カールトン東京」も東京タワービューでしたが、森JPタワーが建設されたことで東京タワーが見えなくなっています。
最上部にズームです。建設作業員が見えており、まだ見下ろせる高さということがわかります。
4月20日に「渋谷スカイ」から撮影した「麻布台ヒルズレジデンスB」です。
周辺の超高層ビルやタワーマンションと比べると、マンションとしては1フロアがかなり大きいことがわかります。
東京タワーも入れて広角で撮影。高さ200mを超える超高層ビルやタワーマンションが乱立するエリアに「麻布台ヒルズレジデンスB」が高さ日本一のタワーマンションとして加わることになります。
地図
物件概要
麻布台ヒルズレジデンスBの建築計画のお知らせです。2024年6月30日竣工予定となっていますが、2025年5月竣工予定に延期されたとの記事が出ています。
■物件概要（レジデンスB）■
名称：麻布台ヒルズレジデンスB
仮称：虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名：虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地：東京都港区麻布台一丁目32番6外
交通：東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
用途：共同住宅（6階〜64階）・事務所（3階〜5階）・店舗・保育所・駐車場等
総戸数：970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数：地上64階、地下5階
高さ：262.82m
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）
基礎工法：直接基礎
敷地面積：9,648.39��
建築面積：6.393.37��
延床面積：185,333.17��
建築主：森ビル
設計者：森ビル
施工者：三井住友建設
工期：2019年10月1日着工〜2025年5月竣工予定？
出典
▼公式HP：麻布台ヒルズ
https://project.azabudai-hills.com/
▼森ビル：ニュースリリース（2023年8月8日）
「麻布台ヒルズ」2023年11月24日開業
▼森ビル：ニュースリリース（2023年7月3日）
「麻布台ヒルズ A街区・C街区」が竣工
▼DBOXCG：TORANOMON AZABUDAI
https://dboxcg.com/portfolio/toranomon_azabudai
▼PCPA（ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ）：Azabudai Hills
https://pcparch.com/work/azabudai-hills
