完成予想図[出典：川崎市]
東急田園都市線「鷺沼」駅前の大規模再開発「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、最高高さ約146m、川崎市宮前区)の条例環境影響評価書が川崎市より公開されました。同再開発では鷺沼駅前の駅前街区に地上37階建てのタワマンと、その北側の北街区に地上20階建てタワマンが計画されています。駅前街区の低層部には図書館や大ホールが配置され、北街区の低層部には宮前区役所や小ホールが配置されます。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
鷺沼駅前地区について
土地利用計画図[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」は東急田園都市線「鷺沼（さぎぬま）」駅前の大規模再開発で、駅と直結する駅前街区と道路を挟んだ北側の北街区に分かれています。
駅前街区の規模は地上37階、地下2階、高さ約140m、最高高さ146m、敷地面積約1万1170�屐�建築面積約9,150�屐�延床面積約8万6000�屐∨務攻茲竜�模は地上20階、地下2階、高さ約86m、最高高さ約92m、敷地面積3,680�屐�建築面積約3,150�屐�延床面積約2万9000�屬嚢膩�11万5000�屬梁腟�模再開発となっています。指定開発行為者は鷺沼駅前地区再開発準備組合で東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメントの権利者5者で構成されています。2025年10月から駅前街区が先行して着工し、2029年3月には竣工予定となっています。その後、北街区が2029年9月に着工し、2032年12月末に竣工予定です。
断面図(東西断面)[出典：川崎市]
駅前街区のフロア構成は地下1〜3階に商業施設、3〜5階に図書館や市民館(大ホール)、6〜37階が総戸数380戸の住宅フロアとなります。
北街区は1〜6階が宮前区役所や小ホール、7〜20階が総戸数130戸の住宅フロアとなります。
断面図(南北断面)[出典：川崎市]
両街区は地下通路と街区間デッキで接続する計画になっています。デッキは駅前街区の3階から北街区の4階に接続し、大ホールと小ホールを繋ぎます。
立面図(駅前街区 北側)[出典：川崎市]
駅前街区の北側立面図です。低層部に基壇部は商業施設や公共施設になります。
立面図(駅前街区 西側・東側)[出典：川崎市]
東西の立面図です。
立面図(駅前街区 南側)[出典：川崎市]
周辺エリアにはタワーマンションなど超高層物件がないので、この辺りでは圧倒的な高さを誇るランドマーク的な存在になります。
立面図(北区 北側・西側)[出典：川崎市]
北街区の立面図です。北側には田園都市線の線路の他に鷺沼車両基地があるため、鷺沼車両基地の移転等がない限り北側は永久眺望と言える立地になっています。
立面図(北区 南側・東側)[出典：川崎市]
北街区には宮前区役所が移転してくる予定となっています。
平面図
平面図(地下2階)[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」の平面図です。
平面図(地下1階)[出典：川崎市]
地下1階には商業施設が配置され、隣の北街区に地下通路で接続します。
平面図(1階)[出典：川崎市]
駅前街区の1階には交通広場が整備されます。
平面図(2階)[出典：川崎市]
交通広場の上部は商業施設になります。
平面図(3階)[出典：川崎市]
駅前街区の3階は商業施設と公共施設となり、デッキ広場も整備されます。
平面図(4階)[出典：川崎市]
駅前街区の4階には市民ホール（大ホール）、北街区には小ホールが配置されます。
平面図(5階)[出典：川崎市]
平面図(6階)[出典：川崎市]
駅前街区の6階からが住宅フロアとなり、共用施設も配置されます。
平面図(7階)[出典：川崎市]
北街区は7階からが住宅フロアとなります。
平面図(8〜16階)[出典：川崎市]
平面図(17〜20階)[出典：川崎市]
北街区の17階には共用施設が配置されることがわかります。
平面図(21〜37階)[出典：川崎市]
平面図(PH階)[出典：川崎市]
位置図
位置図[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」は東急田園都市線「鷺沼（さぎぬま）」駅前に位置しており駅直結となります。駅前街区と北街区はデッキと地下通路で接続するため、北街区も駅前街区経由で駅直結となります。
現況
2023年5月に撮影した「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。左下に見えているのが東急田園都市線「鷺沼（さぎぬま）」駅です。この写真中央あたりに地上37階、最高高さ146mのタワーマンションが建設されます。
南西側から撮影した駅前街区にある既存商業施設の「フレルさぎ沼」です。
南東側から撮影した駅前街区です。こちら側は交通広場や商業施設となります。
北側から撮影した既存商業施設の「フレルさぎ沼」です。
鷺沼駅前から撮影。この交通広場は「フレルさぎ沼」がある側へ移動します。
駅前街区の基壇部は1フロアが大きな建物となりますが、タワマン本体は駅に隣接した部分に配置されます。
駅前街区の建設後に開発が始まる北街区方面です。
こちらの北街区に宮前区役所が移転してきます。
地図
物件概要
駅前街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業施設建築物（駅前街区）新築工事
所在地：神奈川県川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2外
交通：東急田園都市線「鷺沼」駅 直結
用途：店舗、共同住宅、事務所、図書館 等
総戸数：380戸
階数：地上37階、地下2階
高さ：約140m(最高高さ約146m)
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造）
敷地面積：約11,170��
建築面積：約9,150��
延床面積：約86,000��
建築主：鷺沼駅前地区再開発準備組合（東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメント）
設計者：−
施工者：−
工期：2025年10月1日着工〜2029年3月末竣工予定
北街区の建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区
所在地：神奈川県川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2外
交通：東急田園都市線「鷺沼」駅
用途：共同住宅、事務所 等
総戸数：130戸
階数：地上20階、地下2階
高さ：約86m(最高高さ約92m)
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）
敷地面積：約3,680��
建築面積：約3,150��
延床面積：約29,000��
建築主：鷺沼駅前地区再開発準備組合（東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメント）
設計者：−
施工者：−
工期：2029年9月1日着工〜2032年12月末竣工予定
出典
▼川崎市：環境影響評価（環境アセスメント）（2024年4月12日）
（仮称）鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業に係る条例環境影響評価書
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