ホテル外観イメージ[出典：ヒルトン]
横浜で建設中の「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」(地上40階、高さ150m)の1〜16階に入るホテルがヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」に決定したことが発表されました。ホテルは大和地所が所有し、運営はヒルトンが行い2027年の開業を目指します。また同物件の中高層部は住友不動産による最上級賃貸レジデンス「(仮称)ラ・トゥール横浜」となります。この記事では同プロジェクトの概要や建設状況（2024年1月13日時点）、地図等を載せています。
北仲通北地区A1・2地区について
ホテル外観イメージ[出典：ヒルトン]
「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」はみなとみらい線「馬車道」駅に近隣ビル経由で接続する再開発で、規模は地上40階、地下2階、高さ150m、敷地面積9,302.31�屐�建築面積5,474.07�屐�延床面積9万7081.86�屬箸覆辰討い泙后�
イメージパース[出典：国土交通省]
建築主は大和地所と住友不動産、設計者は久米設計、施工者は鹿島建設で2026年11月30日の竣工予定です。
施設概要図[出典：国土交通省]
1〜16階はヒルトンのラグジュアリーブランドのホテル「コンラッド横浜」となることが発表されており、ホテル部は大和地所が所有してヒルトンが運営を行います。客室は48�屬離好織鵐澄璽疋襦璽爐鮹羶瓦箸靴秦�272室で、他に料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル、そして宴会や会議の需要にも対応する約360�屬離棔璽襯襦璽爐簑震榲�で使用できるミーティングスペースを備える予定となっています。
中高層階は17階の設備展開階を挟んで18〜40階が総戸数224戸の最上級賃貸レジデンス「(仮称)ラ・トゥール横浜」になります。住宅の間取りは1LDK〜4LDK、平均専有面積100�崢供弊賤�面積：約65�屐�280�屐砲�2027年1月の入居開始予定となっています。18階には2層吹き抜けのスカイロビーも設置されます。
ペデストリアンデッキのイメージパース[出典：横浜市]
2階の南側にはペデストリアンデッキが配置され、隣にある「横浜市庁舎」とペデストリアンデッキで繋がります。このように建物と建物を繋ぐペデストリアンデッキには屋根がないため雨天時の移動には傘が必要となります。
イメージパース[出典：横浜市]
ペデストリアンデッキは建物の2階南側の外周に設置され、その1階部分にあはタクシーやバスにも対応した車寄せが配置されます。
ペデストリアンデッキのイメージパース[出典：横浜市]
建物本体に設置されるペデストリアンデッキは屋根付きとなります。
低層部のイメージパース[出典：横浜市]
「コンラッド横浜」となる低層部の完成予想図です。建物前には水際線プロムナードや広場空間が整備され、北仲通北地区全体の回遊性を高め、水際空間に賑わいを創出します。
イメージパース[出典：横浜市]
北仲橋から見た完成予想図です。右側は「横浜市庁舎」で、道路側の低い建物が議会棟となっています。その議会棟と対になるよう「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の低層棟が配置されています。
イメージパース[出典：横浜市]
北仲通北地区全体の完成予想図です。中央の「横浜北仲ノット（ザ・タワー 横浜北仲）」(地上58階、高さ199.95m)を頂点とした超高層ビル群が形成されます。中央の「ザ・タワー 横浜北仲」の左側のタワーマンションは建設中の「(仮称)北仲通北地区B-1地区」(地上40階、高さ150m)です。
イメージパース[出典：横浜市]
夜景バージョンの完成予想図です。このA1地区・A2地区とB-1地区が完成すると北仲の再開発は完了となります。
位置図
位置図[出典：ヒルトン]
計画地はみなとみらい線「馬車道」駅のすぐ近くで、ペデストリアンデッキで接続する近隣施設経由でみなとみらい線「馬車道」駅に接続します。
位置図[出典：ヒルトン]
また、隣にある「横浜市庁舎」を経由することでJR「桜木町」駅前の広場までノンストップで行けるようになります。
建設状況
2024年1月13日に「横浜市庁舎」と繋がるペデストリアンデッキから撮影した「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」(地上40階、高さ150m)の建設地です。
1〜16階は「コンラッド横浜」となります。
「ザ・タワー 横浜北仲（横浜北仲ノット）」(地上58階、高さ199.95m)のデッキから撮影。ここのデッキとも同プロジェクトは接続します。
ここは北仲エリアの北西端に位置するため「横浜ランドマークタワー」などがある北側は遮る建物がない眺望が広がります。
同じ日に「横浜ランドマークタワー」の展望台から撮影。横浜には「ヒルトン横浜」が開業しており、ヒルトンが運営するホテルとしてはここが横浜で2軒目となります。「コンラッド」としては横浜初進出で、全国でも「コンラッド東京」「コンラッド大阪」「コンラッド名古屋（2026年開業予定）」に次ぐ4軒目になります。
広角で撮影。右下がJR「桜木町」駅で「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト（コンラッド横浜）」と接続する右隣の「横浜市庁舎」(地上32階、高さ155.4m)経由で駅前広場まで繋がります。
また、背後の黒いタワーマンションは「ザ・タワー 横浜北仲（横浜北仲ノット）」(地上58階、高さ199.95m)でここともペデストリアンデッキで接続します。また、その左側では「(仮称)北仲通北地区B-1地区」(地上40階、高さ150m)が建設中でずらっと超高層が並ぶことなります。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
計画名：(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト
所在地：神奈川県横浜市中区北仲通６丁目103番地他
交通：みなとみらい線「馬車道」駅
JR「桜木町」駅
市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
用途：ホテル（コンラッド横浜：1〜16階）・共同住宅（ラ・トゥール横浜：18〜40階）・物販店舗・駐車場
総戸数：224戸
総客室数：272室
階数：地上40階、塔屋2階、地下2階
高さ：約150m
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
敷地面積：9,302.31��
建築面積：5,474.07��
延床面積：97,081.86��
建築主：大和地所、住友不動産
設計者：久米設計
施工者：鹿島建設
工期：2023年4月30日着工〜2026年11月30日竣工予定
入居：2027年1月予定
開業：2027年予定（ホテル）
出典
▼住友不動産：ニュースリース（2024年4月10日）
「（仮称）北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定
横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に「コンラッド横浜」 及び 「（仮称）ラ・トゥール横浜」 2027年開業
▼ヒルトン：プレスリリース（2024年4月10日）
「コンラッド横浜」 2027年開業予定
ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が横浜に初進出
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会（2023年8月23日更新）
第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和5年3月24日開催）
※ 議事３ 資料１，２（PDF：34,479KB）
※ 議事３ 資料３ー１，３−２、３−３（PDF：8,977KB）
▼国土交通省：プレスリリース（2023年5月26日）
横浜都心･臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成
〜（仮称）北仲通北地区A1･2 地区を国土交通大臣が認定〜
▼横浜市：横浜市都市美対策審議会（2023年3月15日更新）
第69回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録（令和４年11月22日）
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