イメージパース[出典：東急不動産]
大崎・五反田エリアの大規模再開発「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。東急不動産による大崎駅・五反田駅間となる目黒川に面した場所の再開発で、地上40階、高さ149.8mのタワーマンションと地上20階、最高高さ104mのオフィスビルが建設されます。この記事では同再開発の概要や建設状況（2024年3月2日時点）、地図等を載せています。
東五反田二丁目第3地区について
断面図[出典：東急不動産]
「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」は大崎駅と五反田駅の中間地点での再開発で、1街区の業務棟と2街区の住宅棟の2棟構成となっており、1街区に建設される業務棟の規模は地上20階、塔屋2階、地下2階、高さ100m、最高高さ104m、敷地面積9,208.41�屐�建築面積4,074�屐�延床面積6万9069�屐�建築主は東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合（参加組合員：東急不動産）、設計者は竹中工務店・RIA設計共同企業体、工期は2024年4月1日着工、2027年2月28日の竣工予定となっています。同ビルは1、2階が店舗となり、3〜20階がオフィスフロアになります。
2街区に建設される住宅棟の規模は地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ150m、敷地面積4,438.64�屐�建築面積2,111.29�屐�延床面積4万3160.97�屐�建築主は東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合（参加組合員：東急不動産）、設計者は竹中工務店・RIA設計共同企業体、施工者は竹中工務店、工期は2023年11月1日着工、2027年8月31日竣工予定となっています。同タワマンの4階以上が総戸数約390戸の居住フロアになります。
配置図[出典：東急不動産]
計画地は目黒川沿いの三角形の敷地で、大崎駅側となる東側が1街区 業務棟、中央が2街区 住宅棟となり、五反田駅側となる西端の鋭角な三角形部分には約1500�屬慮�園が整備されます。また、南東端の三角形部分にも広場が整備されます。
位置図
位置図[出典：東急不動産]
建設地は大崎駅と五反田駅が徒歩圏となる両駅の中間地点で、山手線内側となる目黒川沿いとなっています。
GoogleMapに加筆
GoogleMapの空撮に赤井網掛けをした「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。タワーマンションや超高層オフィスビルに囲まれた立地となっていますが、北側は「品川区立日野学園」「品川区立総合体育館」があるため、その方角だけは低層階でも抜けた視界になります。
建設状況
2024年3月2日に大崎駅側となる南東側から撮影した「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。左の方が地上40階、高さ149.8mのタワーマンションが建設される2街区で、右が地上20階、最高高さ104mのオフィスビルが建設される1街区です。
地上から撮影。茶色のビル以外は既に既存建物の解体工事が終わっているように見えました。解体工事の施工者は竹中工務店で、解体工期は2024年11月30日までとなっています。
東側から撮影。五反田駅方面には4棟のタワーマンションが建ち並んでおり、その中で右手前が「パークタワーグランスカイ」(地上44階、最高高さ152.9m)で、これとほぼ同じ高さのタワーマンションになります。
北東側から撮影。建設地の南側には高さ約100mのタワーマンションとオフィスビルが並んでいます。そのため南側は高さ100mを超す高層階ならば開けた視界が広がります。
この辺りは敷地東側の業務棟の建設地で、建築計画のお知らせによると4月1日着工予定となっています。
北側から撮影した業務棟の建設地です。フェンスで封鎖されたゲートが大きく開いていたので中を見ることができました。
少し移動してもう1枚。右のオレンジ色のショベルカーがいるあたりからが住宅棟の建設地だと思いますが、あまり自信はありません。
北側から撮影した住宅棟の建設地あたりです。
住宅棟は2023年11月1日に着工しています。南側の目黒川を超えた場所には「アートヴィレッジ大崎 セントラルタワー」(地上22階、高さ99m)、「アートヴィレッジ大崎ビュータワー」(地上28階、高さ99m)、「ル・サンク大崎シティタワー」(地上27階、高さ98.95m)が並んでいます。
北西側から撮影。手前の角地には約1,500�屬慮�園が整備されます。
かなり鋭角な角地となっています。
その角地の仮囲いの中はゴチャゴチャしていました。
西側から撮影。奥にもタワーマンションや超高層ビルが建ち並んでおり、どの部屋からも超高層が視界に入る立地となっています。
目黒川沿いから撮影した住宅棟の建設地です。住所的は東五反田になりますが、マンション名は「ブランズタワー大崎」になるのではと予想しています。
業務棟側です。奥の超高層は左から「大崎フォレストビルディング」(地上21階、高さ109.245m)、「オーバルコート大崎マークウエスト」(地上17階、高さ77.2m)、「ザ・パークタワー東京サウス」(地上30階、高さ109m)となっています。ここに建設される業務棟は最高高さ104mです。
「大崎センタービル」のデッキから撮影した住宅棟の建設地です。「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」全体の作業工程は山留工事、土壌工事、解体工事となっていました。
地図
物件概要(業務棟)
業務棟の建築計画のお知らせです。
■物件概要（業務棟）■
事業名：東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 業務棟
所在地：東京都品川区東五反田二丁目700
交通：JR各線・りんかい線「大崎」駅
JR山手線・東急池上線・都営浅草線「五反田」駅
用途：事務所、店舗
階数：地上20階、塔屋2階、地下2階
高さ：100m（最高高さ104m）
構造：鉄骨造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：9,208.41��
建築面積：4,074��
延床面積：69,069��
建築主：東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合
参加組合員：東急不動産
事業協力者：竹中工務店
設計者：竹中工務店・RIA設計共同企業体
施工者：未定
工期：2024年4月1日着工〜2027年2月28日竣工予定
物件概要(住宅棟)
住宅棟の建築計画のお知らせです。地上39階、塔屋3階から地上40階、塔屋2階、高さ150mから149.8m、建築面積が2,190�屬�ら2,111.29�屐�延床面積が43,200�屬�ら43,160.97�屐∋楾�者が未定から竹中工務店に修正されています。
■物件概要（住宅棟）■
事業名：東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 住宅棟
所在地：東京都品川区東五反田二丁目701
交通：JR各線・りんかい線「大崎」駅
JR山手線・東急池上線・都営浅草線「五反田」駅
用途：共同住宅、保育所
総戸数：約390戸
階数：地上40階、塔屋2階、地下1階
高さ：149.8m
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：4,438.64��
建築面積：2,111.29��
延床面積：43,160.97��
建築主：東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合
参加組合員：東急不動産
事業協力者：竹中工務店
設計者：竹中工務店・RIA設計共同企業体
施工者：竹中工務店
工期：2023年11月1日着工〜2027年8月31日竣工予定
出典
▼東急不動産：ニュースリリース（2023年2月6日）
大崎・五反田エリアをつなぐ大規模複合開発 「 東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 」 権利変換計画認可について
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