完成イメージ[出典：建設通信新聞]
白金に建設されるタワーマンション「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」(地上39階、高さ約140m)の完成予想図です。2月7日に権利変換計画の認可を受けており、現地では本日3月1日から既存建物の解体工事が開始されます。建築主は白金一丁目西部中地区市街地再開発組合（参加組合員：東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産）で、2025年6月に着工、2028年度に竣工予定となっています。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
白金一丁目西部中地区について
配置図[出典：東京都]
「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」は白金高輪駅の西側に建設予定のタワーマンションで、規模は地上39階、塔屋2階、地下1階、高さ約140m、敷地面積約1万1126�屐�建築面積約5,100�屐�延床面積約9万7974�屬箸覆辰討い泙后７�築主は白金一丁目西部中地区市街地再開発組合（参加組合員：東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産）、特定業務代行者は大成建設で工期は2025年6月着工、2028年度竣工予定です。
敷地はタワーマンションが建設されるA街区と小規模なB街区に分かれており、A街区の北側には広場が整備される計画となっています。
東西断面図(A地区)[出典：港区]
A地区は地上39階の高層棟と地上14階の中層棟に分かれており、高層棟のフロア構成は1階に店舗、2階に保育園、生活支援施設、駐輪場、そして3階〜39階が住宅フロアで26、27階には共用施設が配置されます。また、38階、39階には約100�屐�140�屬離廛譽潺▲狃燦佑�28戸用意される計画となっています。
中層棟のフロア構成は1階に店舗、2階に駐輪場、そして3階〜14階が住宅フロアで屋上にはスカイガーデンが配置されます。
東西断面図(A地区、B地区)[出典：港区]
B地区のフロア構成は1階に工場、店舗、2階に事務所、店舗、そして3階、4階が住宅フロアとなります。
平面図
平面図[出典：港区]
「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の平面図です。敷地を東西に貫く広場が整備されます。また、高層棟の平面は一般的な箱型ではなく平行四辺形となります。
ピット平面図[出典：港区]
ピット階の平面図です。
免震ピット平面図[出典：港区]
免震ピット層があるため免震構造になることがわかります。
地下1階平面図[出典：港区]
タワーパーキングも含めて駐車場は地下に設置され、車寄せも地下に配置されます。
1階平面図[出典：港区]
A街区の1階には複数の店舗区画が用意されます。B街区の1階には店舗と工場が配置されます。
2階平面図[出典：港区]
A街区の2階には生活支援施設、保育園、駐輪場が配置され、B街区は店舗と事務所が配置されます。
3階平面図[出典：港区]
A街区もB街区も3階からが住宅フロアになります。
4階平面図[出典：港区]
B街区は4階で終わりです。
15階平面図[出典：港区]
A街区の14階建て中層棟の屋上にはスカイガーデンが配置されます。
26階平面図[出典：港区]
高層棟の26階には共用施設が配置されます。
27階平面図[出典：港区]
共用施設は一部が2層吹き抜けになります。
37階平面図[出典：港区]
37階の南側にかなり広い部屋が1戸用意されていることがわかります。一番広い部屋はプレミアムフロア以外で166�屬箸覆襪燭瓠△海海�その部屋かと思われます。
38階平面図[出典：港区]
38階、39階は3LDKのプレミアムフロアとなります。
39階平面図[出典：港区]
プレミアムフロアは28戸で約100�屐�140�屬旅�さとなります。
R階・PH1階平面図[出典：港区]
屋上階の平面図です。
PH2階平面図[出典：港区]
これらの平面図を見る限りでは、高層棟の屋上には共用施設はないようです。出典に載せた港区のHPに行くと全フロアの平面図を見ることができます。
位置図
位置図[出典：東京都]
建設地は「白金タワー」(地上42階、高さ141.9m)がある「白金アルエシティ」の西側で最寄駅は都営三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」駅となります。敷地北東側の「白金一丁目東部北地区」と書いてある場所は「白金ザ・スカイ（SHIROKANE The SKY）」(地上45階、高さ156.10m)です。
2020年12月18日にヘリから撮影した白金高輪駅周辺です。赤い網掛けをした場所が「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」(地上39階、高さ約140m)の計画地です。その左隣は「白金タワー」(地上42階、高さ141.9m)でこれとほぼ同じ高さになります。
現況
「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の計画地に設置されている解体工事のお知らせです。
今回設置された解体工事のお知らせは赤枠の範囲内で、全30棟が本日2024年3月1日から2025年7月31日の工期で解体されます。
解体される建物一覧です。小規模な建物が多いことがわかります。
2024年2月12日に南東側から撮影した「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」(地上39階、高さ約140m)の計画地です。クロネコヤマトのクール宅急便のトラックがいる場所までが最初に解体される範囲となっています。
こちらのマンションは郵政による「白金宿舎」で、既に閉鎖されているようですが今回の解体範囲には含まれていません。
南西側から撮影。右奥に見えているタワーマンションは「白金タワー」(地上42階、高さ141.9m)で、これとほぼ同じ高さのタワマンがここに建設されます。
「白金宿舎」は計画地内で最も大きな建物となっています。
敷地北西あたりです。
2025年6月着工予定のためこちらもどこかのタイミングで解体工事が始まります。
北東側から撮影したB街区方面です。こちらは今回の解体工事の範囲に含まれています。
地図
物件概要（A地区）
事業名：白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業 A地区
住所：東京都港区白金１丁目の一部
交通：東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅
用途：住宅、店舗、子育て支援施設、駐車場
総戸数：973戸
階数：地上39階、塔屋2階、地下1階
高さ：約140m
構造：鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造、免震構造
敷地面積：約11,126��
建築面積：約5,100��
延床面積：約97,974��
建築主：白金一丁目西部中地区市街地再開発組合
参加組合員：東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産
特定業務代行者：大成建設
工期：2025年6月着工〜2028年度竣工予定
出典
▼建設通信新聞（2024年2月13日）
白金一丁目西部中地区再開発/権変計画を認可/3月解体、25年6月着工
▼東京都港区：第一種市街地再開発事業（2023年12月20日更新）
白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業
▼東京都：報道発表（2022年6月23日）
白金一丁目西部中地区市街地再開発組合の設立を認可します
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