地上48階、高さ182.50m「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建設状況！三井不レジと野村不動産による勝どき・月島エリアのタワマン（2024.2.11） : 超高層マンション・超高層ビル

　月島・勝どきエリアのタワマン「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」(地上48階、最高高さ182.50m)の建設地です。2024年2月11日に撮影しました。三井不動産レジデンシャルと野村不動産によるタワーマンションで、1月22日に起工式が開催され1月末に着工しています。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。

完成予想CG[出典：三井不動産レジデンシャル]

　「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」はタワーマンションが建設されるA敷地と小規模な建物が建設されるB敷地に分かれた再開発で、A敷地の規模は地上48階、地下1階、高さ178m、最高高さ182.50m、敷地面積5,640.04㎡、建築面積約2,800㎡、延床面積約7万6500㎡、B敷地の規模は地上2階、高さ10m、敷地面積935.89㎡、建築面積約630㎡、延床面積約1,260㎡となっています。

　建築主は月島三丁目南地区市街地再開発組合（参加組合員：三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設）、設計者は大成建設・佐藤総合計画設計共同企業体、施工者は大成建設で、2024年1月末着工、2028年2月末の竣工予定です。

断面イメージ[出典：野村不動産]

　A敷地は低層部に店舗が入るタワーマンションで総戸数は744戸が予定されています。B敷地は店舗と保育所が入る建物となります。

配置兼1階平面イメージ[出典：三井不動産レジデンシャル]

　A敷地は清澄通りに面しており勝どき駅側には広場が整備されます。また、B敷地は月島西仲通り商店街(月島もんじゃストリート)に面した場所になっています。

　両敷地のもんじゃストリートに繋がる通り沿いとA敷地の清澄通り側には店舗が配置されます。

位置図[出典：三井不動産レジデンシャル]

　建設地は都営大江戸線「勝どき」駅と東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅間で、勝どき駅の方が近いですが両駅を最寄り駅として利用できる立地となっています。

　2020年7月に「DEUX TOURS (ドゥ・トゥール) 」(地上52階、高さ177.3m)の高層階から撮影した「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。

　隣にある黄色の建物は有料老人ホームの「サンシティ銀座EAST」(地上31階、高さ119m)で、その右側では昨日のブログに掲載した「グランドシティタワー月島」(地上58階、最高高さ199.45m)が建設中です。

　2024年2月11日に清澄通り沿いの月島駅側（東側）から撮影した「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」(地上48階、最高高さ182.50m)の建設地です。

　背後に見えているタワーマンションは左から「勝どきビュータワー」(地上55階、高さ193m)、「ブリリアイストタワー勝どき」(地上45階、高さ159.85m)、「サンシティ銀座EAST」(地上31階、高さ119m)となっており、勝どき・月島エリアの超高層化がさらに進みます。

　勝どき駅側（南側）から撮影。「サンシティ銀座EAST」と出来る限りお見合い部屋を避けるため、こちら側には広場が整備され、敷地奥側にタワーマンション本体が建設されます。

　また、中央奥に見えているタワークレーン2基が「グランドシティタワー月島」(地上58階、最高高さ199.45m)の建設地です。

　路地を入った西側から撮影。

　仮囲いの中です。広場が整備される南西側にはまだ瓦礫の山が残っていました。

　中央あたりから見たら敷地南西側です。

　敷地北東側です。撮影時の作業予定は足場・仮囲い設置・建屋解体となっていました。

　北側から撮影。1月末に着工したということですが、本格的な工事はまだこれからのようです。

　B敷地にはプレハブ事務所が設置されていました。B敷地の建築計画のお知らせが設置された当初は2026年4月1日着工予定となっていましたが、途中で2024年1月1日着工予定に変更となっていました。これはこのプレハブ事務所を建てるために変更となっていたようです。

　B敷地の建築計画のお知らせです。超高層ではないので物件概要の書き写しは省略します。

　A敷地の建築計画のお知らせです。建設通信の着工記事より施工者と工期を記載しています。

■物件概要(A敷地)■
事業名：月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物（A敷地）
所在地：東京都中央区月島三丁目3311番（地番）
交通：都営大江戸線「勝どき」駅
　　　都営大江戸線・東京メトロ有楽町線「月島」駅
用途：共同住宅、店舗、駐車場、自転車置き場等
総戸数：744戸（予定）
階数：地上48階、地下1階
高さ：178m（最高高さ182.50m）
構造：鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、制振構造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：5,640.04㎡
建築面積：約2,800㎡
延床面積：約76,500㎡
建築主：月島三丁目南地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル、野村不動産、大成建設
設計者：大成建設・佐藤総合計画設計共同企業体
施工者：大成建設
工期：2024年1月末着工～2028年2月末竣工予定

▼建設通信新聞（2024年1月26日）
1月末に大成で着工/月島三丁目南地区再開発

▼三井不動産レジデンシャル：ニュースリリース（2022年11月21日）
「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」
権利変換計画認可のお知らせ
～約1.0ha、住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェクト～

▼三井不動産レジデンシャル：ニュースリリース（2020年11月5日）
「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」
市街地再開発組合設立認可のお知らせ
約1.0ha、住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェクト