イメージパース[出典：東京都]
東武東上線「上板橋」駅直結となる大規模再開発「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。東街区、中街区、南街区の3つの街区に分かれた再開発で、地上26階、高さ約100mと地上19階、高さ約60mのタワーマンションと、地上5階、高さ約25mのオフィスビルが計画されています。事業者は上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合で参加組合員として住友不動産が参画。現地では既存建物の解体が行われており、2025年4月には着工予定となっています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況（2024年2月17日時点）、地図等を載せています。
上板橋駅南口駅前東地区について
断面イメージ[出典：東京都]
「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」は東武東上線「上板橋」駅南口前の大規模再開発で東街区、中街区、南街区の3つの街区に分かれています。
東街区の規模は地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ約100m、敷地面積約4,120�屐�建築面積約2,780�屐�延床面積約37,462�屐�中街区の規模は地上19階、地下1階、高さ約60m、敷地面積約1,180�屐�建築面積約720�屐�延床面積約10,451�屐�南街区の規模は地上5階、高さ約25m、敷地面積約560�屐�建築面積約370�屐�延床面積約1,729�屬箸覆辰討い泙后７�築主は上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合で参加組合員として住友不動産が参画、基本設計はINA新建築研究所、事業協力者は大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックJVで工期は2025年4月着工、2028年12月竣工予定となっています。
東街区断面図[出典：板橋区]
東街区の断面図です。1階と3階に店舗が入り、4階から住戸となるタワーマンションになります。3階部分でペデストリアンデッキによって駅に接続します。
東街区地下1階平面図[出典：板橋区]
東街区の平面図です。地下は主に機械室駐車場の出入口になります。
東街区1階平面図[出典：板橋区]
1階の交通広場に面した場所は店舗になります。
東街区2〜3階平面図[出典：板橋区]
2階は住宅の駐輪場となり、3階は店舗スペースやエントランスホールが配置されます。また、3階でペデストリアンデッキによって上板橋駅に接続します。
東街区4〜17階平面図[出典：板橋区]
4階からが住戸で共用施設として集会室が4階に配置されます。
東街区18〜PH階平面図[出典：板橋区]
26階までが住宅になります。
中街区断面図[出典：板橋区]
中街区の断面図です。1階に小規模な店舗が入り、2階から住戸となるタワーマンションになります。
中街区地下1〜1階平面図[出典：板橋区]
中街区の平面図です。こちらは地下に駐輪場が配置され、集会室も地下に設置されます。また、1階には店舗スペースがありますが、小規模な1区画だけとなっています。
中街区3〜R階平面図[出典：板橋区]
2階から19階が住宅フロアとなります。
南街区断面図[出典：板橋区]
南街区の断面図です。1階に店舗が入るオフィスビルになります。
南街区1〜屋上階平面図[出典：板橋区]
南街区の平面図です。1階の川越街道側に店舗1区画が用意され、他は全てオフィスフロアとなります。
配置図[出典：東京都]
同再開は駅側に東街区と駅前交通広場が配置され、その南側に中街区が配置されます。また、交通広場から川越街道まで繋がる幅員16mの板橋区画街路第8号線が整備され、川越街道側に南街区が配置されます。
位置図
区域図[出典：東京都]
計画地は東武東上線「上板橋」駅の南口前で、施工地区は道路の整備も含まれるため南北に長細い敷地になっています。青枠は西地区でこちちらでもタワーマンションが計画されています。
既存建物解体状況
2024年2月17日に北東側から撮影した「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。既存建物は姿を消して広大な更地が広がっています。こちらは東街区で低層部に店舗も入る地上26階、高さ約100mのタワーマンションが建設されます。
東武東上線「上板橋」駅前に位置しており、東街区はペデストリアンデッキで駅直結となります。
この辺りにはパチンコ屋がありました。
駅前から撮影。街区内には歩行者が通れる通路があり、右の仮囲いがある場所には交通広場が整備されます。
その交通広場の建設地でも既存建物の解体工事が進んでいました。
これは同じ場所から撮影した解体前の様子です。駅前には路地しかなくびっしりと建物が建ち並んでいました。
南西側から見た東街区です。
敷地内では地質調査のボーリングも行われていました。
中街区あたりでは保存または移植すると思われる木もありました。
敷地内にある歩行者専用通路から撮影。この左側には区画道路が整備されます。
その区画道路が通る場所でも既存建物の解体工事が進んでいたので先に整備されるかと思います。
この辺りは細い路地しかない場所だったため、大型車が通れる道路は再開発には必須です。
川越街道との接続部でも既存建物は解体済みでした。
地図
物件概要
事業名：上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都板橋区上板橋一丁目及び二丁目地内
交通：東武東上線「上板橋」駅
用途：共同住宅、店舗、事務所
総戸数約：433戸
階数：地上26階、塔屋2階、地下1階（東街区）
地上19階、地下1階（中街区）
地上5階（南街区）
高さ：約100m（東街区）
約60m（中街区）
約25m（南街区）
構造：鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造（東街区）
鉄筋コンクリート造（中街区）
鉄骨造（南街区）
敷地面積：約4,120�屐陛豎攻茵�
約1,180�屐蔽羈攻茵�
約560�屐米邀攻茵�
建築面積：約2,780�屐陛豎攻茵�
約720�屐蔽羈攻茵�
約370�屐米邀攻茵�
延床面積：約37,462�屐陛豎攻茵�
約10,451�屐蔽羈攻茵�
約1,729�屐米邀攻茵�
建築主：上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
基本設計：INA新建築研究所
事業協力者：大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックJV
工期：2025年4月着工〜2028年12月竣工予定
出典
▼板橋区
上板橋駅南口駅前地区
▼板橋区（2023年8月15日）
上板橋駅南口駅前地区第一種市街地再開発事業（概要）
▼板橋区（2022年9月28日）
上板橋駅南口駅前地区のまちづくりの状況について
▼東京都都市整備局（2021年3月25日）
上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京都都市整備局
・上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業
・上板橋駅南口駅前地区（組合施工）
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