完成予想図[出典：東京都環境局]
勝どきの大規模タワマン「パークタワー勝どき」全体の完成予想図です。A1棟が地上58階、最高高さ194.53mのサウス、A2棟が地上45階、最高高さ164.60mのミッドで両棟は2023年8月に竣工しており一般購入者への引き渡しが始まっています。B棟はこれから建設が始まる地上29階、高さ約106mの板状のタワーマンションで、現地では既存マンションの「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)の解体工事が始まっています。この記事ではパークタワー勝どきの概要や既存建物解体状況（2024年2月11日時点）、地図等を載せています。
パークタワー勝どきについて
完成予想図[出典：東京都都市整備局]
「パークタワー勝どき」は勝どきエリアの大規模タワーマンションで、左から既に完成しているサウスとミッド、右がこれから建設されるB棟となっています。B棟の名称は発表されていませんが、他の棟の名称から判断して「パークタワー勝どきノース」となることが予想されています。
サウスの規模は地上58階、地下3階、高さ188.80m、最高高さ194.53m、敷地面積1万2015.18�屐�建築面積4,300.00�屐�延床面積18万827.74�屐∩躙与�1665戸（販売総戸数1145戸、事業協力者住戸520戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと鹿島建設、設計者と施工者は鹿島建設となっており2023年8月に竣工しています。
ミッドの規模は地上45階、地下2階、高さ158.85m、最高高さ164.60m、敷地面積1万712.20�屐�建築面積4,745.85�屐�延床面積13万8312.00�屐∩躙与�1121戸（販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸）、売主は三井不動産レジデンシャルと清水建設、設計者と施工者は清水建設となっており2023年8月に竣工しています。
B棟(ノース？)の規模は地上29階、地下1階、高さ約106m、敷地面積約3,780�屐�建築面積約2,112�屐�延床面積約5万2130�屐∩躙与�464戸、2027年度の竣工予定となっています。
配置計画図[出典：東京都環境局]
「パークタワー勝どき」は新月島運河と晴海通りに挟まれた朝潮運河沿いのタワーマンションで、A2棟のミッドは都営大江戸線「勝どき」駅に直結しています。
B棟(ノース？)は既存マンションの「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)があり、清水建設を施工者として2023年11月1日から2026年3月31日までの工期で解体工事が行なわれています。
断面図[出典：東京都環境局]
A2棟とB棟の断面図です。B棟の運河側低層部には商業施設が入り、高層部に共用施設が用意されることがわかります。
位置図
計画地位置図[出典：東京都環境局]
B棟（ノース？）は都営大江戸線「勝どき」駅の南東側に位置しており、隣のミッドは地下通路によって駅に直結しています。
既存建物解体状況
2024年2月11日に「パークタワー勝どきミッド」のデッキから撮影した解体中の「黎明スカイレジテル」(地上14階、高さ41.4m)です。解体後の跡地にはB棟として「パークタワー勝どきノース？」(地上29階、高さ約106m)が建設されます。
「黎明スカイレジテル」は板状のマンションで、跡地に建設されるタワーマンションも板状になります。
マンション周囲の低層部から解体が始まっています。
まずは作業場を作ってからマンション本体の解体工事が始まることになりそうです。
勝どき駅側の路地から撮影。奥に見ているタワーマンションがミッドです。
晴海通りから撮影。
「パークタワー勝どきノース？」は高さ約106m規模になりますが、勝どきエリアには巨大なタワマンが建ち並んでいるため高さ的には普通のタワマンになります。
計画地は朝潮運河に面した場所で、両岸に巨大なタワマンが建ち並んでいるところに加わります。
晴海運河に架かる歩道橋から撮影した「パークタワー勝どき」です。右側のタワマン空白地帯に「パークタワー勝どきノース？」が建設されます。
黎明橋から撮影した解体中の「黎明スカイレジテル」です。解体の施工者は清水建設で解体工期は2026年3月31日までとなっています。解体工期が長いためどこかのタイミングで新築工事と同時進行することになるかと思います。
朝潮運河越しに撮影。
環状2号線が通る「黎明大橋」から撮影。「黎明スカイレジテル」の地権者住戸は隣のミッドに用意されたらしく、「パークタワー勝どきノース？」には地権者住戸はないとの話しです。
「パークタワー勝どき」全体です。販売開始時は高いと言われていましたが、結局は大人気で今は大きく値上がりしています。ノースはどれくらいの価格帯になるんでしょうね？
左が「パークタワー勝どきサウス」(地上58階、最高高さ194.53m)で、中央が「パークタワー勝どきミッド」(地上45階、最高高さ164.60m)です。両棟は先に地権者住戸の引き渡しから始まり、つい最近から一般購入者への引き渡しが始まっており、先週には両棟の共用施設をオーナー様のご厚意によりご案内して頂きました。良ければそのときの様子をまとめたブログもご覧ください。
パークタワー勝どきに行ってきました！53階スカイデッキからの眺めなど写真47枚
地図
物件概要
B地区 工事工程[出典：東京都環境局]
解体工事を含む工期は55ヵ月で計画されています。設計者、施工者は不明ですが既存建物の解体工事を行っている清水建設になるかと思います。
■物件概要■
計画名：勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 B棟
所在地：東京都中央区勝どき四丁目
交通：都営大江戸線「勝どき」駅
用途：共同住宅、商業施設
総戸数：464戸
階数：地上29階、地下1階
高さ：約106m
構造：鉄筋コンクリート造
敷地面積：3,780��
建築面積：2,112��
延床面積：52,130��
建築主：勝どき東地区市街地再開発組合
参加組合員：三井不動産レジデンシャル
設計者：−
施工者：−
工期：2023年度着工〜2027年度竣工予定
出典
▼公式HP：パークタワー勝どきミッド／サウス
https://www.31sumai.com/mfr/X1972/
▼東京都環境局：環境影響評価図書（2023年8月26日）
「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」 変更届
▼東京都都市整備局
市街地再開発事業について（勝どき東）
▼三井不動産レジデンシャル：ニュースリリース（2021年6月2日）
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