東京海上日動ビル 本館・別館

 丸の内にあった赤いビル「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)の跡地です。2024年1月27日に撮影しました。目の前が和田倉濠という皇居最前列にあったビルで、跡地には国産木材を使った超高層オフィスビル「東京海上日動 新・本店ビル」(地上20階、高さ100m)が建設されます。この記事では建替え概要や解体状況、地図等を載せています。




東京海上日動ビル本館

 「東京海上日動ビル 本館」は東京駅前から皇居に繋がる行幸通り沿いかつ、和田倉濠に面した皇居最前列の赤い超高層ビルで、規模は地上25階、塔屋2階、地下5階、高さ99.7m、最高高さ108.1m、敷地面積1万149.37屐建築面積2,207.75屐延床面積6万3120.19屬任靴拭7築主は東京海上火災保険、設計者は前川國男建築設計事務所、施工者は竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体で1970年12月23日着工し、1974年3月12日に竣工しました。丸の内エリアで初の超高層ビルで、隣には地上16階建ての新館が1986年12月に完成しています。

 この本館と新館は建て替えのため2022年10月1日から2024年2月15日の工期で、竹中工務店(代表)、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設、ナベカヰの共同企業体によって地上部の解体工事が行われています。




東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 「東京海上日動ビル 本館・新館」跡地に建設される「東京海上日動 新・本店ビル」の完成予想図です。国産木材を使った超高層オフィスビルで、規模は地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ約100m、敷地面積1万147.61屐延床面積13万0000屐∪澤彈圓六杏地所設計、デザイナーはレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所のRenzo Piano Building Workshop(RPBW)、施工者(予定)は竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体、工期は2024年12月着工、2028年度竣工予定となっています。



東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 同ビルのデザイン上の重要な役割は木材が担っており、構造部材の柱にも多くの木材を使用し、床の構造材にはCLT(直交集成板)を用いるなど可能な限り国産木材が使用されます。木の使用量は世界最大規模で構造はS造、木造、SRC造となります。



東京海上日動 新・本店ビル パティオ(中庭) 完成予想図
パティオ(中庭) 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 皇居側のエントランスには樹木のある「パティオ(中庭)」が整備されます。



東京海上日動 新・本店ビル 屋上庭園 完成予想図
屋上庭園 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 同ビルには屋上庭園も整備される計画となっていますが、描かれている人から判断するとオフィスワーカー専用の空間になりそうです。




IMG_8134_東京海上日動ビル

 2024年1月27日に南西側から撮影した解体中の「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。地上部の解体はほぼ終わっているようで地上からはビル本体は見えなくなりました。

 ここは日比谷通りと行幸通りが交わる和田倉門交差点に面した場所で、皇居側には和田倉濠と和田倉噴水公園しかない皇居最前列に位置しています。



東京海上日動ビル

 北西側から撮影。こちら側には「東京海上日動ビル 新館」(地上16階)がありました。



東京海上日動ビル

 北東側から撮影。両棟の跡地には国産木材を使ったオフィスビル「東京海上日動 新・本店ビル」(地上20階、高さ100m)が建設されます。



東京海上日動ビル

 南東側の行幸通りから撮影。ここに建設される「東京海上日動 新・本店ビル」は、背後にあるビル「みずほ丸の内タワー」(地上29階、最高高さ149.7m)の約2/3の高さで、このエリアとしてはあまり高くないビルになりますが、デザイン上の重要な役割を木材が担うビルになるため、他のビルに負けない存在感のあるビルになりそうです。



東京海上日動ビル 本館

 新丸ビルの7階テラスから撮影した「東京海上日動ビル 本館」跡地です。



東京海上日動ビル 本館

 地上部の解体は終わっているようでしたが、地下部の解体はまだ始まっていなさそうでした。



東京海上日動ビル 別館

 「東京海上日動ビル 新館」跡地です。



東京海上日動ビル 別館

 こちらは地下の解体も始まっているようでした。新築工事は2024年12月着工予定です。









名称:東京海上日動ビル 本館
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目2-1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
用途:事務所
階数:地上25階、塔屋2階、地下5階
高さ:99.7m(最高高さ108.1m)
構造:地上S造, 地下RC造、SRC造
敷地面積:10,149.37
建築面積:2,207.75
延床面積:63,120.19
建築主:東京海上火災保険
設計者:前川國男建築設計事務所
施工者:竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体
工期:1970年12月23日着工〜1974年3月12日竣工




名称:東京海上日動 新・本店ビル
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
主要用途:事務所(本店ビル)、駐車場等
階数:地上20階、塔屋2階、地下3階
高さ:約100m
構造:S造、木造、SRC造
敷地面積:約10,147.61
建築面積:−
延床面積:約130,000
建物所有者:東京海上日動
設計者:三菱地所設計
施工者:竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設
工期:2022年10月解体着工〜2024年12月着工〜2028年度竣工予定




▼東京海上ホールディングス:ニュースリリース(2022年8月1日)
新・本店ビルのデザインについて