八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 八重洲エリアの大規模再開発「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ223.42m)の計画地です。2024年1月27日に撮影しました。北西側に東京駅、北側に東京ミッドタウン八重洲、東側に京橋エドグランがある立地で、現地では八重洲ブックセンターも含む街区全体で既存建物の解体工事が行われています。解体後の跡地に建設されるビルの主要用途はオフィスで、低層部には商業施設やインターナショナルスクール、劇場、高層部には居住・滞在施設(サービスアパートメント)が入ります。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:東京都環境局]

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は東京駅前の大規模再開発で、規模は地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ223.42m、敷地面積1万9562.71屐建築面積1万5443.58屐延床面積38万8561.85屬箸覆辰討い泙后

 建築主は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産)、設計者は鹿島建設で2023年12月1日着工、2029年1月31日の竣工予定となっており、現在は2024年7月31日までの工期で既存建物の解体工事も同時に行われています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 場所は東京駅の南東側、東京ミッドタウン八重洲の南側となる外堀通り沿いで、接続する八重洲地下街経由で東京駅にも繋がります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(南北)
断面図(南北)[出典:東京都環境局]

 フロア構成は低層部に商業施設、劇場、中高層部にオフィス、そして最上部に居住・滞在施設(サービスアパートメント)となっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図(東西)
断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 そして地下には「バスターミナル東京八重洲」が整備され、東京駅とは反対となる東側(柳通り側)にはインターナショナルスクールが配置されます。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 地下1階平面図
地下1階平面図[出典:東京都]

 図の上が東京駅側となる地下1階平面図です。右上の北西側では「八重洲地下街」と「東京ミッドタウン八重洲」に接続し、下の東側では京橋駅に直結している「京橋エドグラン」に接続します。これにより東京駅から京橋駅まで繋がることになります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 1階平面図
1階平面図[出典:東京都]

 1階の平面図です。図に書いてあるISロビーはインターナショナルスクールの出入口、SAロビーはサービスアパートメントの出入口で地下1階にも設置されます。



バスターミナル東京八重洲 位置図
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典:京王電鉄バス]

 地下2階に整備されるバスターミナルは京王電鉄バスが運営する「バスターミナル東京八重洲」の第3期エリアで2028年度開業予定となっています。

 第1期エリアは「東京ミッドタウン八重洲」の地下で2022年9月17日に開業しており、第2期エリアは建設中の「東京駅前八重洲一丁目東B地区」の地下で2025年度開業予定となっています。これら3つのエリア合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなり、周辺の道路等で発着している高速乗合バスが順次移行します。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 計画地は東京駅の南東側で、西側は外堀通り、南側は鍛冶橋通り、東側は柳通りに面しており、北側には「東京ミッドタウン八重洲」があります。八重洲地下街に接続するため東京駅まで繋がり、東隣にある「京橋エドグラン」に接続することで東京メトロ銀座線「京橋」駅にも繋がります。

 また、この図には描かれていませんが南側では「八重洲二丁目南特定街区」(地上39階、高さ約230m)が計画されており、そちらのビルにも地下通路で接続する予定となっています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2024年1月27日に北西側となる八重洲グランルーフから撮影した「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ223.42m)の計画地です。建築計画のお知らせでは既に着工している箇所もあるようですが、鹿島建設を施工者として2024年7月31日までの工期で既存建物解体工事も行われています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 一番東京駅に近い敷地北西角では「住友不動産八重洲ビル」(地上9階、高さ42.65m)の解体工事が行われています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 外堀通り沿いから撮影。計画地内ではここが一番大きなビルでした。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 その隣にあった「八重洲ブックセンター 本店」は既に解体されています。ただ、再開発ビルに再び戻ってくる予定となっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 敷地の中央部分は全体的に解体されているようで、背後の「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)のほぼ全景が外堀通りから見えるようになっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 敷地南西角では計画地内で2番に大きかった「八重洲三井ビル」(地上10階、高さ46.90m)が解体中です。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 南西側の鍛冶橋交差点から撮影。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 鍛冶橋通り沿いの南東側から撮影。東京駅周辺の超高層ビル群が随分と見えるようになりました。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 東側の路地から見た敷地南側です。次回訪問時には地上部の解体がほぼ終わっていそうでした。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 東側の路地から見た敷地北側です。こちらはもうしばらく解体工事が続きそうでした。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 開いていたゲートからは解体中の「住友不動産八重洲ビル」が見えました。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 北東側から撮影。37棟あった既存建物の解体はかなり進んでいます。









八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 解体工事を含む工期は68ヵ月で、地上躯体工事が始まるのは39ヵ月目の予定です。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。高さが227mから223.42m、建築面積が15,400屬ら15,443.58屐延床面積が388,650屬ら388,561.85屐着工予定が2023年11月1日から2023年12月1日に修正されています。

■建築計画■
事業名:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物
所在地:東京都中央区八重洲2丁目4番、5番、6番、7番
交通:JR各線「東京」駅
   東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
   東京メトロ銀座線「京橋」駅
用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
階数:地上43階、塔屋1階、地下3階
高さ:223.42m
敷地面積:19,562.71
建築面積:15,443.58
延床面積:388,561.85
構造:鉄骨造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎 一部 杭基礎
建築主:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
設計者:鹿島建設
施工者:−
工期:2023年12月1日着工〜2029年1月31日竣工予定
開業:2028年度予定




▼京王電鉄バス(2022年3月15日)
9月17日(土)開業予定の(仮称)八重洲バスターミナルの名称を「バスターミナル東京八重洲」に決定

▼三井不動産:ニュースリリース(2021年10月26日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ

▼東京都:報道発表資料(2021年10月18日)
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合 認可