横浜駅直結のタワーマンション「ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）」(地上43階、高さ178.43m)です。2024年1月13日に撮影しました。既に全戸完売している分譲タワマンで、最上階に入る複合施設は「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」として2024年6月に開業することが昨日発表されました。この記事では同タワマンの概要や建設状況、地図等を載せています。
ザ・ヨコハマフロントタワーについて
建物外観完成予想CG[出典：公式HP]
「ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）」はペデストリアンデッキで横浜駅に直結するタワーマンションで、規模は地上43階、地下2階、高さ178.43m、敷地面積6,687.15�屐�建築面積4,939.13�屐�延床面積7万9333.20�屐∩躙与�459戸、売主は相鉄不動産と東急、設計者は松田平田設計・UG都市建築・東急設計コンサルタント設計共同企業体、施工者は大林組、竣工予定は2024年3月となっています。
同タワマンは日本初の「国家戦略住宅整備事業」となっており、産業の国際競争力強化および国際的な経済活動の拠点の形成を図るために必要な住宅の整備を促進する事業となっています。
建物外観完成予想CG[出典：公式HP]
フロア構成は1〜4階が商業施設、子育て支援施設、クリニック、ホテルロビー等、5階が居住者用ガーデンとロビー、6〜10階がホテル(169室)、11〜12階がサービスアパートメント(52室)、13〜41階が分譲マンション、そして最上階となる42階の「グローバルスカイコモンズ」は「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」となります。
これら全て合わせた施設全体の名称は「ザ ヨコハマ フロント（THE YOKOHAMA FRONT）」となっており、分譲マンション部は随分と前に全戸完売しています。
共用施設概念図[出典：公式HP]
マンション部の共用施設の大部分は5階に集約されており、パーティラウンジ、キッズスペース、ランドリー、ライブラリーサロン、ワークプレイス、シガールーム、フィットネスルーム、エントランスガーデン、エントランスラウンジ、テラスラウンジが配置されます。
高層階の共用施設としては39階にゲストルームとベイビューラウンジが配置されます。
施設配置図[出典：横浜市]
敷地南西側にはタクシー乗り場のある交通広場が整備され、南東側には横浜駅と接続するペデストリアンデッキに接続します。水色部分は鉄道用地で地下にも駅があり複数の路線が利用可能な立地となっています。
建物外観完成予想CG[出典：公式HP]
横浜駅には屋根付きのペデストリアンデッキで接続します。
5階エントランスラウンジ完成予想CG[出典：公式HP]
5階に配置されるエントランスラウンジの完成予想図です。「ザ・ヨコハマフロントタワー」では横浜ベイシェラトン ホテル＆タワーズ提携サービス、横浜高島屋提携サービス、ジョイナス提携サービスが利用可能で、横浜ベイシェラトンとの提携サービスでは各レストランからのシェフ派遣サービスや特別デリバリー・メニューなどが用意されています。
5階パーティラウンジ完成予想CG[出典：公式HP]
5階に配置されるパーティラウンジの完成予想図です。窓の外はテラスラウンジとなっています。
39階ベイビューラウンジ完成予想CG[出典：公式HP]
39階に配置される共用施設のベイビューラウンジの完成予想図です。横浜ベイブリッジなど海側を望めるラウンジになります。
フラグヨコハマについて
建物外観完成予想CG[出典：公式HP]
最上階の42階は複合施設の「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」となり、相鉄および東急が協同で運営されます。同施設にはセミナー、イベント、交流会などが開催できる「Vlag yokohama Hall＆Studio」、こだわりの選書からアイデアの種を拾うことができる「会員制ワーキングラウンジ」、横浜の眺望とともに食事やコーヒーを楽しめる「カフェ・バー」、新規事業や課題解決などにチーム単位でも使うことができる「プライベートオフィス」で構成されます。
「Vlag」とはオランダ語で「旗」「伏線＝兆し」という意味があり、施設の利用を通じて利用者がそれぞれに目指す旗印を掲げ、ここで出会った仲間と共に明るい未来への伏線となるような第一歩を踏み出すことを支援するという意味が込められています。また、英語で「Flag」と書くところをオランダ語の「Vlag」としいる理由として「v」という言葉に以下の３つの願いが込められています。
�� Variety＝多様な価値観が集まり、混ざり合う場所へ
�� Vector＝自分だけの新しい可能性 / 軸を見出せる場所へ
�� View＝まだ見ぬ未来の展望が見渡せる高層に位置する場所へ
フラグヨコハマ ワーキングラウンジイメージ[出典：東急]
会員制ワーキングラウンジの完成予想図です。約2000冊の書籍も自由に読むことができます。会員の種別には個人会員と法人会員があります。
フラグヨコハマ カフェバーイメージ[出典：東急]
カフェ・バーの完成予想図です。誰でも利用できるフレキシブルなオールデイダイニング・バーとなります。
フラグヨコハマ イベントスペースイメージ[出典：東急]
イベントスペースの「Vlag yokohama Hall＆Studio」の完成予想図です。天井高は7.5mで全面ガラス張りのホールとなり、キッチン付きのスタジオもあります。2024年3月から予約受付開始予定となっています。
ほかにも法人登記も可能なプライベートオフィスもあり、約20〜28�屐�4〜5名のスタートアップ企業やプロジェクトチーム単位での入居を想定しています。
間取り
23Aタイプ[出典：公式HP]
23Aタイプの間取り図です。間取りは1R、専有面積は23.42�屐▲機璽咼好丱襯灰法写明僂�8.67�屬箸覆辰討い泙后�
37Aタイプ[出典：公式HP]
37Aタイプの間取り図です。間取りは1LDK、専有面積は37.25�屐▲機璽咼好丱襯灰法写明僂�8.95�屬箸覆辰討い泙后�
55Btype[出典：公式HP]
55Btypeの間取り図です。間取りは2LDK+SIC、専有面積は55.48�屐▲機璽咼好丱襯灰法写明�13.50�屬箸覆辰討い泙后�
位置図
位置図[出典：公式HP]
「ザ・ヨコハマフロントタワー」は横浜駅きた西口エレベーターからペデストリアンデッキで直結徒歩3分となっており、他にも地下街や他のペデストリアンデッキを通って様々な施設へ行くことができます。横浜駅はJR、京急、東急、相鉄、市営地下鉄、横浜高速鉄道（みなとみらい線）といった6社11路線が交わる巨大ターミナル駅となっています。
建設状況
2024年1月13日に南西側の少し離れた場所から撮影した「ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）」(地上43階、高さ178.43m)です。
同じ南西側から見上げた様子です。右下の仮囲いがある場所には交通広場が整備されます。
外構部はまだ建設中のようでしたが…
建物本体は既に完成しているように見えました。
東側から撮影。低層部のバルコニーがないフロアが6〜10階に配置されるホテル部分で、その上の11〜12階がサービスアパートメントになり、13階からが分譲マンションの居住空間になります。
北西側から撮影。
北東側から撮影。
北側低層部です。
車寄せの目の前にあるエントランスです。
現地にあった案内板です。このときはフラグヨコハマの発表前だったため「こんあな名前の施設発表されてたかな？」と思いましたが、昨日発表されすっきりしました。
南東側からもう1枚。分譲マンション部は13階以上となるため、一番下のフロアでも眺望が楽しめるタワーマンションとなっています。
北東側にある「青木橋」から撮影した「ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）」です。最上部のセットバックした場所は塔屋にも見えますが、そこが複合施設の「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」となっています。
線路越しとなる東側から撮影。
少し離れて南東側にある「みなとみらい大橋」から撮影。
最上部の「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」にズームです。吹き抜けの空間が見えるので、そこがイベントスペースの「Vlag yokohama Hall＆Studio」部分かと思われます。
南側にある「そごう横浜」のエレベーターホールから撮影。目の前のJCTは金港ジャンクションです。個人的には常に何かが動いている方が飽きが来ないと思っているため、これら高速道路や鉄道が見える部屋はいつまでも景色を楽しめると思います。
同じ日に横浜ランドマークタワーから撮影した「ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）」です。みなとみらいの超高層ビル群の奥に見えます。
ズームです。横浜駅周辺の超高層ビル群からは少しだけ離れていることもあり、ほぼ全景が見えます。
最上部の「Vlag yokohama（フラグヨコハマ）」にズームです。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：ザ・ヨコハマフロントタワー（THE YOKOHAMA FRONT TOWER）
事業名：横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
所在地：神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1丁目 41番、42番
交通：東急東横線「横浜」駅徒歩3分
横浜高速鉄道みなとみらい線「横浜」駅徒歩3分
JR各線「横浜」駅徒歩3分
京浜急行電鉄本線「横浜」駅徒歩3分
横浜市営地下鉄ブルーライン「横浜」駅徒歩8分
相鉄本線「横浜」駅徒歩9分
用途：共同住宅・店舗・事務所・ホテル・サービスアパートメント・集会所
総戸数：459戸（一般販売対象外住戸35戸含む）他に宿泊施設・店舗・事務所等
階数：地上43階、地下2階
高さ：178.43m
構造：RC造 一部 S造
基礎：直接基礎
敷地面積：6,687.15��
建築面積：4,939.13��
延床面積：79,333.20��
建築主：横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合（参加組合員：相鉄不動産・東急）
売主：相鉄不動産・東急
設計者：松田平田設計・UG都市建築・東急設計コンサルタント設計共同企業体
施工者：大林組
工期：2019年10月10日着工〜2024年3月竣工予定
入居：2024年4月下旬予定
出典
▼東急：ニュースリリース（2024年1月18日）
横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業「ＴＨＥ ＹＯＫＯＨＡＭＡ ＦＲＯＮＴ」の４２階に
複合施設「Ｖｌａｇ ｙｏｋｏｈａｍａ（フラグヨコハマ）」が２０２４年６月に開業予定
〜「未来の兆し（＝Ｖｌａｇ）溢れるクリエイティブラウンジ」をコンセプトに、会員制ワーキングラウンジ、プライベートオフィス、カフェ・バー、ホール・スタジオなどを提供します〜
▼横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合：ニュースリリース（2023年8月4日）
横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
施設名称「THE YOKOHAMA FRONT／ザ ヨコハマ フロント」のブランドロゴマーク決定・
（仮称）グローバルスカイコモンズ、ホテル・サービスアパートメント、
商業施設の保留床取得者が決定
〜日本初の「国家戦略住宅整備事業」を実現し、鶴屋町を新たなステージへ〜
▼公式HP：THE YOKOHAMA FRONT TOWER
https://yokohama-direct.jp/
※ 全戸完売のページとなっています。
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